【個別】灯火の在処
紫雲・朱夏羽 2023年9月18日
ニュー新宿わくわくモールの地上一階にあるパン屋、『Flamme Burgundy』。
薄水色の蝶の翅の少女は、何度か視線を看板と店内を往復したかと思えば、おそるおそる店内を伺う。
見知ったあなたの姿を見かけたら、翅色は淡い緑に変わって……
#文月・流火
#紫雲・朱夏羽
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文月・流火 2023年9月18日
飲み物は何が良い？
（戻って来た店員に軽く事情を話し、アゲハさんの方を見ます）
(無効票)
紫雲・朱夏羽 2023年9月18日
飲食コーナーね、うん、分かったの！
（場所をしっかり覚えて、こくん、と頷き）
あっ、飲み物は……えっと、オレンジジュース、があれば……？
(無効票)
文月・流火 2023年9月18日
いいよ、席に付いて待ってな。
（そう、いうと一度店を出、すぐ戻って来ます。手にはオレンジジュースの入ったプラスチックのカップが）
わくわくモールに無い物は無い。
（それをトレーに乗せ、ついでと言うように菓子パンなど幾つか取り、貴女の付いた席の方へとやって来ます）
文月・流火 2023年9月18日
まあ、家はパンしかねえけど。
パンでも摘まみながら話そうぜ。
(無効票)
紫雲・朱夏羽 2023年9月18日
分かったのー！
（てってこてってこ、席にちょこん、と座って待って。ちょっとそわそわ、周りを見渡して……）
わわ！ わぁい！ あれ？ パンもいいの？
（帰ってきたあなたのトレーに、オレンジジュースだけでなく菓子パンも乗っていることに気付き、目をぱちくり。翅色は素直に、薄い黄色に変化している。『喜ん』でいるようだと、分かるだろう）
(無効票)
文月・流火 2023年9月18日
（不思議な羽の色の神秘に暫く魅入っていましたが、ゆっくり貴女の隣に付きます）
アゲハって言うくらいだから。柑橘系が好きなんかねえ。
（そっとオレンジピールとレーズンを混ぜたライ麦のパンを添え）
まあ、さておき。
何か話してくれるそうだったな、どういう話だろうか。
文月・流火 2023年9月18日
まあ店も事情は察してるし。ゆっくり話して行ってくれ。
(無効票)
紫雲・朱夏羽 2023年9月18日
えへへ、そう、なのかも？
（ありがとなの、とパンも一緒に受け取って）
うーんと、昨日のことから話そうかしら。
昨日ね、ズィーベンと、ダンテって人と一緒にいて……居なくなった真宵と、お話出来たの。
出来たと言っても、会話出来たのはズィーベンなのだけどね。
（一口、オレンジジュースを飲んで）
紫雲・朱夏羽 2023年9月18日
（昨日、真宵が店主のバー『White Rose』で音声が聞こえたこと。
真宵の居るところでは"復讐者"の存在は知られていないことや、
常葉番長が向こうに行った入れ替わりに、子供が消えたこと。）
（それから、案内役として、さくり、という子がいることと……真宵の近くにいた、名前が分からなくなった子供が、入れ替わることなく消えたこと……）
紫雲・朱夏羽 2023年9月18日
……ざっくり、だけど。
ごめんなの、長くなって……
（もう一口、オレンジジュースを飲んで、パンも一口食べた。美味しさが勝って翅色は薄い黄色が勝っているが、薄水色も残っている）
(無効票)
文月・流火 2023年9月18日
そうなんだ……というか負けたズィーベンじゃなくて真宵が。
（ズィーベンのパスは真宵から譲渡された物とは知りませんでしたが、しかしその辺はアゲハと同じ事情なのだろうと合点します。
消失が起こるのもチケットを手に関わる者ではなく一人だけらしいという事も解りました）
文月・流火 2023年9月18日
子供がねえ……。そいつらを取り戻す為に俺達が身代わりになっているのか。
取り戻すって言っても、そいつらがこっちに来てる事が確認できなきゃ確証はねえけど。
でも、そうだな……。
文月・流火 2023年9月18日
消えた奴らもちゃーんと生きてるみてーで安心したぜ。
団長もそこに居るっての？
(無効票)
紫雲・朱夏羽 2023年9月18日
うん、子供達の名前はわかってるから、迷子センターとかで情報を掴めたらいいのだけど……。
（消えた子供のことも気になるし、と言ってから）
んと、真宵、閉路、常葉番長……がお互い確認出来てて、多分侍さんもいるはずってズィーベンが言ってたわね。
でも、花束は分からないの。
(無効票)
文月・流火 2023年9月18日
おっ。宇割斎も。
まあ、あまり心配するようなヤツでは無いけど……。
なるほど……花束は、そうか。
未樹のヤツもコレは落ち着いてられねえかもだなあ。
ともかく、何も分からねー所からかなり前進した気がするな。
文月・流火 2023年9月18日
試合まで未だ時間があるし、そいつをヒントにもう少し調べ回ってみるか。
ありがとなアゲハ。助かった。
細やかだが余ったパンは礼だ持って帰っていいぜ。
(無効票)
紫雲・朱夏羽 2023年9月18日
（心配するような人では無い……確かに、一回戦の様子を見ただけでも、彼はとても強いと分かる。）
うん、まだまだ分からないことも、あるけど……どういたしましてなの。
（それから、まだ少し話し足りなそうにもじもじして）
その、流火。もう少しお話、いい？
(無効票)
文月・流火 2023年9月18日
お、おう。なんだろ。
（もじもじと臆する貴女の様子を見て、何か話難い事なのか。と、内心身構えます）
俺はそこまでナイーブな人間じゃあねえし。
言いたい事があんなら何でも言ってくれて構わんぜ。
(無効票)
紫雲・朱夏羽 2023年9月18日
（その言葉にありがとう、と言って）
えっと、その、流火がその侍の人と戦った日のあと。
ちょっぴり、流火のこと、心配だったの。身体は大丈夫そうだったけれど……
（観戦席でのやり取りでは、聞けなかったことだ）
紫雲・朱夏羽 2023年9月18日
……心、大丈夫かなって。う、上手く言えないけど……！！
（薄い水色がふんわり漂って）
流火、大丈夫かなって、ずっと心配だったの。元気そう、ではあったのだけど……
（余計なお世話だっただろうか、とは思いつつも、素直な気持ちを口にして）
(無効票)
文月・流火 2023年9月18日
アゲハに心配かけちまったか。
俺なんか身体は頑丈な方なんだけどな……
まあ相手があの宇割斎じゃ、頑丈とか関係ねえけど……。
しかし……まあ、ありがとよ。
文月・流火 2023年9月18日
心……か。
（あの時の事を振り返る。強い怒りを示し。一刀で自分を助けた宇割斎。それに自分はどう応えたのかを）
そうだな。
あん時は正直は言葉で思いっきり頭をぶん殴られたような気分だった。
未だ頭ん中で響きはするが。コイツに限ってはもうやる事は決まってるからな。
文月・流火 2023年9月18日
戦い勝ち進みまた戦う。それだけだ。
魂を燃やしても命までは燃やさねえ。
そいつを肝に銘じてな。
文月・流火 2023年9月18日
……そう言う。アゲハの方はどうなんだ。
ズィーベンとは会えたみてーだけど。
次の試合はしっかり戦る気になれそーか？
(無効票)
紫雲・朱夏羽 2023年9月18日
そっか。……あの時ね、まるで、魂が溶けちゃうみたいに感じたの。
なんでそうなったのか全然分からなかったし、手出しできないからとっても心配だったのよ。
（何か、砕いたような音がした気がするけど、と零して）
……大丈夫そうで、良かったの。
紫雲・朱夏羽 2023年9月18日
わ、私！？
（はっ、としたがそれもそうだ、次の対戦相手なのだから。）
えっと、えっとね！ むぐむぐ……
（慌てた時は。パンを半分くらい食べて、オレンジジュースを飲んで、一息。）
紫雲・朱夏羽 2023年9月18日
……うん。私はもう、ズィーベンに勝って、真宵を向こうで迷わせてる。
……私が負けたら、ワチカがいなくなっちゃう。ワチカも怖いのに、私にチケットを渡してくれた。
……負けられない。
紫雲・朱夏羽 2023年9月18日
勝って、勝ち続けて……私は、皆を取り戻したいっ。
……流火、私はあなたに勝ちたい。だから、戦うのっ！
（そう告げる、翅色は薄い橙色に染まっているのが分かるだろう）
(無効票)
文月・流火 2023年9月18日
（ズィーベンの為、真宵の為、ワチカの為――）
（だが、俺達が乗っかったこのトーナメントは主催の用意した企画）
（参加者は主催の思惑通りトーナメントで勝ち進む）
（なら。コレを勝ち抜ける事は、仲間の奪還と結びつくのだろうか……）
文月・流火 2023年9月18日
（誰かの為にという純粋な善意が、様々な結果を齎すのをモールの地下で少年は見て来た）
（だから、でも）
文月・流火 2023年9月18日
（奇蹟というモノも何時もそう言うモノが起こすのだろうともそう思う）
へっ、いいね！ 俺もアゲハに勝ちに行くぞ。よろしくな！
（何より闘志がある事はいい。それは前身する力だと少年も認めている）
(無効票)
紫雲・朱夏羽 2023年9月18日
うん！ 私、負けないんだから！
（迷っていた時ならば、こうは答えられなかっただろう。）
よろしくねなのよっ！ 体調、お互いに万全にしなきゃなのよ。
（そして、すっかりパンもオレンジジュースもお腹に収めていく）
紫雲・朱夏羽 2023年9月18日
……あっ。そうだ、流火。
私の連絡先、渡しておくの。何かあったら、お互い連絡出来るといいかなって。
（そういえば忘れてた、と、連絡先を書いた紙をあなたに渡そうとするだろう）
(無効票)
文月・流火 2023年9月18日
おう、サンキューな。
流石に聖やろくろの連れて行かれた所に行ったら届かねーだろうが。
まあ連れ込まれる前に何か伝えられるように努力するかねえ……。
んん。
ああ、そうだ。帰る前に一個。おれの話をして置くか。
さっきの魂が溶けるって言ってたけど。
文月・流火 2023年9月18日
俺は新宿島に漂着する前はインセクティアだったんだ。
天蠍のな。
(無効票)
紫雲・朱夏羽 2023年9月18日
そうなのね。んん、あの"蝶"、渡しておこうかしら……
（と、少し悩みつつも、まずはあなたの語りを聞いて）
わぁ、天蠍のインセクティア……へっ！？ 流火、インセクティアだったの！？
（あれ？ でも人間みたいだけど？ とわたわたしている）
(無効票)
文月・流火 2023年9月18日
（少年の腰の辺りからスルリと太く長い蠍の尾が現れます）
今はパラドクスつかわねーと前の身体取り戻せねえけどなあ。
天蠍ってアレ、星座の……。実在の虫じゃあねえから、向こうでどんな姿だったのか分かんねーけどよ。
そんな関係なんか微妙に魂とかそう言うのが曖昧でな。
アゲハがそう言う風に感じたのもそう言うのが原因かもだなーなんて。
文月・流火 2023年9月18日
で、蝶……？
なんなんだそれは。
文月・流火 2023年9月18日
（前の試合で見た無数の蝶の姿を思い浮かべて）
(無効票)
紫雲・朱夏羽 2023年9月18日
わぁぁ、大きいの！ 図鑑でしか、そういうの見たことないの、だけど、流火の言うのは星座のほうなのね。
（さそり座。確か、一等星で、きらきら明るい星だと記憶している。 ）
そうなのね、だからあの時、溶けちゃうみたいに見えたのかしら。
（元々と違う形になっていたのを、何らかの作用で一体化していたとならば、納得出来る気がする）
紫雲・朱夏羽 2023年9月18日
（それから、"蝶"の説明には……）
んと、"蝶"はね、私の使い魔……というか、そんな感じなの。魔力から出来たものなのよ。
それで、普段の"蝶"は……本当は触れたら、ダメ。
触れたら、魂も、壊れちゃうから。
（ズィーベンに触れさせていた、赤紫の"蝶"は、幸い制御できたから何とかなっていたのだ。それも加えて説明する）
紫雲・朱夏羽 2023年9月18日
（そして、両手を握って生み出すのは……小さめの虹色の"蝶"。）
この"蝶"なら、私の魂の欠片だから、触れても大丈夫。
……役に立つかは、正直全然分からないのだけど、魔力の塊だから、そういうのには役立つ……かしら？
だから、良かったら、持ってて。
（そう言いながら、差し出そうとするだろう）
https://tw7.t-walker.jp/garage/item/show?item_id=54122
(無効票)
文月・流火 2023年9月18日
へぇ……魂が壊れるんだ。そいつはこええな。
（じゃあ一回は壊した事あるんだな。等とぼんやり思いつつ頷きながら）
（現れた虹色の蝶を見て）
魂か……どれ程の事ができるかわからねーけど。
取り合えずこの事件が終わるまで預かっているかねー。
（差し出されたものを受け取るように手を構え）
コイツは、何か食べたりするのか？ オレンジジュースか蜂蜜でも食わせてやればいい？
(無効票)
紫雲・朱夏羽 2023年9月18日
うん。虹色なら大丈夫なのだけど、絶対、"蝶"と……あとあと、私の翅もダメなの。
（こくこく、と頷いて）
そうして欲しいの……何が起こるか、分からないし、何かしておくに越したこと、ないから。
（そっ、と虹色の"蝶"は、あなたの指先に止まる。優しい、生命の温かさを感じるかもしれない）
紫雲・朱夏羽 2023年9月18日
あっ、ううん、その子は魂の欠片ってだけだから、何にも食べることはないのよ。
他の"蝶"なら、感情……そこから、魂を食べちゃうのだけど。大丈夫。
（ちょっぴり苦笑して）
(発言終了)
文月・流火 2023年9月18日
ふぅん……。
まあ。アゲハの魂って事なら大事にさせてもらうぜ。
ありがとよ。俺が向こうにぶち込まれた時には連絡とるのに使えるかもだしよ――。
そうか……。魂って奇妙なもんだなあ。
（そうは言っても少年は何となくこの生き物の姿をしているコレに三食オレンジジュースとパンをお供えするでしょうが）
文月・流火 2023年9月18日
翅もダメかー。コイツは手ごわそうだぜ。
次の試合は直接触らねえよう飛び道具を準備しとかねーとかな。
へへっ。
取り合えずこいつは預かった。
此処まで準備が整えば後の憂いもねえぜ。
改めて本番はよろしくな。
(発言終了)
紫雲・朱夏羽 2023年9月18日
うん、もしかしたら、近くにいるのが分かるのかもしれないし……なの。
（正直、使い方は魔力の供給しか分かっていないのだが。とりあえずは備えられるだけよし、だろう）
ぜ、絶対、絶対、触れるのダメだからねなのよっ。飛び道具必須なの！！
（こくこく！ と頷く。対戦相手に助言する形だが、ここも、自身にとって……大事なところだ）
紫雲・朱夏羽 2023年9月18日
うん、それじゃあ、そろそろ帰らなきゃだし、行くわね、なのよ。
（かたん、と席を立って）
お互い、全力尽くしましょうなのよ！
紫雲・朱夏羽 2023年9月18日
（そう意気込んでから、手を振り、店を後にする。）
（──決意を胸に。闘志を胸に。）
（あなたと戦う、二回戦まで、あと──）
【〆】
