【地下】無軌道な日常・A【6】
脚断・未歩 2023年9月10日
「立入禁止」のチェーンの先、薄汚れた階段の底。
扉を開ければ────
ニュー新宿わくわくモール、地下迷宮街区。
外の御行儀は、ここでは通じない。
毒も薬も玉石混交、何でもあるし、何でも掴まされる。
頼れるのは己の目と腕、価値があるのは金か力だ。
【ルール】
・最初に入った人が参加人数の上限をアンケートで指定、シチュエーションを決めてください。
・続いて参加する人は、最初に入った人のアンケートと同じものを選択してください。出て行くときは全員【退場】をお願いします。
・レスが400を超えたら建て替えをお願いします。
・建て替え時にはアンケートをお忘れなく。分類は【誰でも閲覧OK・発言は団員・友好のみ】にしてください。
治安の悪い地下街です。
時には法に触れるような商品の取り扱いもあり、
他の利用客、店、ともに大抵ガラが悪いです。
シチュエーション例)
・ブラックマーケット ・路地裏 ・盛り場 ・ゴミ捨て場 など
【入場:3人】
【入場:4人】
【入場:5人】
【退場】
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アルルナリア・アルフェニア 2023年10月16日
悪い女だわ。
モデルのほうは副業なのかしら。
蛇荷・カイリ 2023年10月16日
本業よ、一応ね。
ただそれとはまた別に、自分であっても他人であっても、血と汗と涙を流すのが大好きなお祭り女って側面があるだけのね。
蛇荷・カイリ 2023年10月16日
……ん?汗……。
アルルナリア・アルフェニア 2023年10月16日
汗がどうかしたの。
蛇荷・カイリ 2023年10月16日
ああーっ!そうだそうだ、汗!!汗で浮かんだ!!
そうよ、そうそうこの感じ……『風邪』だわっ!
(ぽんっと一人で納得したような風に頷く)
アルルナリア・アルフェニア 2023年10月16日
風邪って、あなたの話ではないのよね。
まさか店や土地が風邪を引いたとでも言うの。
蛇荷・カイリ 2023年10月16日
私はバカだから風邪なんてそうそう引いたことないしね。
(一年中こんな格好だし、と胸元をぱたぱた)
何ていうか、この肌に感じる若干不快な熱っぽさと、そんな中でもぶるりと身を震わせるような、悪寒染みた雰囲気……それこそ、このモール全体が熱病に掛かったかなって表現を、今思いついたのだわ。
アルルナリア・アルフェニア 2023年10月16日
最近、妙にブラックマーケットが活気づいてると思ったけど。
熱病ね。
アルルナリア・アルフェニア 2023年10月16日
あなたとしてはこの熱病は期待できそうかしら。
便乗して掻き回したいのでしょう。
蛇荷・カイリ 2023年10月16日
……体の中で暴れまわるワクチン役ってのは、中々楽しそうね。
ま、過ぎた薬は毒にもなり得るらしいから、その辺は大局を眺めながら上手いこと流れに乗るのがよさそうかしら?
アルルナリア・アルフェニア 2023年10月16日
最初からあなたは暴れられる理由を求めていたわけね。
あなたがトーナメントに参加しなくてよかったわ。大変なことになってそう。
あなたも知ってるでしょう、先月の地下も騒がしかったこと。
蛇荷・カイリ 2023年10月16日
そりゃあもう。
(両手をあげてやれやれと)
あの時は本当に本職の方で肌に傷をつけられなかったから一歩引いたところで見ていたけれども、どこぞのお侍さんくらいは暴れてやりたい気持ちはいっぱいだったからね。
正直ヨッキューフマン、ってヤツだったのは否定しないわ。
蛇荷・カイリ 2023年10月16日
だからこそ、合法的に暴れられるなら、発散しちゃいたいってワケ。
最近、いい男も捕まんないしね。
アルルナリア・アルフェニア 2023年10月16日
それは残念だったわね。
今度傷がついてしまったときは私のところに来なさい。
本職にもそういう技術はあるかもしれないけれど。
アルルナリア・アルフェニア 2023年10月16日
いい男なら紹介できるかもしれないわ。
トーナメントを準優勝した子に興味はあるかしら。
蛇荷・カイリ 2023年10月16日
にゃはは、期待させてもらうわ、その技術!
出来れば、生きてる時に体験させてもらえるようにね。
蛇荷・カイリ 2023年10月16日
……あら、その子なら……実はもう唾は付けてあるから、大丈夫。
もう少し伸びるのを待つだけよ。
あと少し、あと少し実ったら……ね。
アルルナリア・アルフェニア 2023年10月16日
何を言ってるの。そもそも体験しないのが一番でしょう。
そう、リュカを知ってるのね。
アルルナリア・アルフェニア 2023年10月16日
彼に、あなたが熱病に乗り気だと伝えたらどういうでしょうね。
(杖を持ち上げ、帰路のほうへとつく)
私はそろそろ行くわ。
カイリ、……酒はほどほどに。こんな路地で眠ったりしないようにね。
蛇荷・カイリ 2023年10月16日
さてさて、その時に立場はどのようになっているやら……かしらね。
(どうあっても、楽しそうな方に転ぶのは間違いないだろうとくつくつと笑う)
ふふ、ご心配ありがと。
流石にこんなところで王子様を探すような眠り姫にはならないわ。
キスで起こされるなら、もう少し場所を考えなきゃね。
アルルナリア・アルフェニア 2023年10月16日
そうね。
接吻から酒の匂いがしたら王子様だって幻滅してしまうもの。
アルルナリア・アルフェニア 2023年10月16日
また会いましょうカイリ。
次はもしかしたら、熱病のなかで。
(足音は暗闇へと消えてゆく)
(【退場】)
蛇荷・カイリ 2023年10月16日
あっ、ひっどーい!
否定は出来ないけど!!
蛇荷・カイリ 2023年10月16日
ええ、その遭遇が熱病が起こした悪夢の中でないことを願っているわ。
(ひらりひらりと、手を振りながら彼女を見送って)
さぁて、どうやらこの風邪が悪化するのはまだもう少し先みたいだし、それが分かっただけでも善しとして、今日は帰って飲みなおしますか……っと!
(と、言いながらカカカと笑って地下層を去っていくのであった)
(【退場】)
ヘイ・ヴェルメリオ 2023年10月18日
【夜/地下闘技場】
(無効票)
ヘイ・ヴェルメリオ 2023年10月18日
(「『アンタもよく来るねェ!どう?闘士としてやってみない?』)
(──そんな戯言。苦笑いを交え、聞き流す)
(いつだって来るのは、熱い闘いがない日ばかりだ。それを下見と思われたならば、まあなんともはや)
このあたり、か。
(アリーナ内。血を汗を流し、意地をカネをぶつけ合う場所/立ち止まり、すゥ…と息を吸う)
ヘイ・ヴェルメリオ 2023年10月18日
(息を吐く。こもった熱が飛散する)
(どうにも、日に日に昂るモールの熱気にアテられたか。体が腕が足が頭が、発散したがっている/だからここに──待て待て)
…案外、あの勧誘アリだったか?
いやいや今更何を年甲斐もないことを。
(ぶるぶる。慌てて首を振り、また息を吐いた)
ヘイ・ヴェルメリオ 2023年10月18日
強梁者不得其死、吾將以爲教父。
(とん、とんと拳で胸を叩く。戒めるようにだ)
(だが、しかし)
(あの熱い闘いの連続を観た。想いを託し、上り詰める姿を視た。恐れを踏み越え、挑む姿。恐怖に対して立ち向かう様)
──ああ、全く。
(知らず知らずのうちに、構えを取る。両の掌を開いたまま、半歩踏み出し、あたかも目の前に敵がいるように)
ヘイ・ヴェルメリオ 2023年10月18日
(静寂) (間) (そして)
呵ッ阿嗚呼ァァァァア゛ァッッッ!!!
(響く咆哮。同時に、ズンッと大地が揺れる/パキベキゴリッ!とひしゃげるような音を立て、アリーナの床がひび割れた)
(一歩、強く踏み込んだだけで)
ルペッタ・ネィズリ 2023年10月18日
(揺れの最中、天井から落ちてくる影が一つ)(くるくるくる)
(無効票)
ヘイ・ヴェルメリオ 2023年10月18日
(はぁぁあ…/深く、丹田から熱を吐き出す)
錆びたな…。
歳は取りたくないというか、衰えたくはな──(い?え、何か落ちてきた?)
ルペッタ・ネィズリ 2023年10月18日
(しゅた)(隆起し歪んだ床でも猫は着地できる)(10点)
…………。(驚いて落ちてしまった)
ルペッタ・ネィズリ 2023年10月18日
……ヘイ店長、こんな所で奇遇ね。
ヘイ・ヴェルメリオ 2023年10月18日
(ぱっと⑩の札を出した。どこから出した)
え〜〜〜っとォ………………。
(構えを変えた。静かに膝を降り、背筋をビシッ!教科書通りの正座)(ノータイムで下座)
ハイ、奇遇スネ。(れませんでした)
いや、まさか上に誰かいるとは………。
ルペッタ・ネィズリ 2023年10月18日
……やめなくても良かったのに。でも遮ってしまったのは私だから、謝るわ。(申し訳なさそうに目を伏せる)
以前に会ったのはあの失踪事件の前だけど、あれからたぶん色々とやってくれたの、一応モールの管理に携わる者として感謝するわ。
ヘイ・ヴェルメリオ 2023年10月18日
単純に息抜きと、現状確認だけだからいいのヨ。
逆に驚かせて悪かったな〜とネ?
(よっこいしょと三角座りになおる)
やったのは若い子たちで、私は隙間を埋めようとしただけヨ。
しかし…管理?そんな人たちもいるのか。
ルペッタ・ネィズリ 2023年10月18日
大声に反応して降りてきただけで、別に驚いてない。
管理といっても色々ある。今日も私は地下の蛍光灯を交換しにきた。
ついでにこの"熱"について探っていた。
ヘイ・ヴェルメリオ 2023年10月18日
蛍光…これ来た時点で見られてたネ?
(気付かなかった察知能力のガバさに、膝を抱える)
ああ、君も感じてたか。最近妙ちきりんだよネ。
忙しくて困るし、変に昂って抑えるの難儀するし…。
ルペッタ・ネィズリ 2023年10月18日
……今回"も"誰にも見つかるつもりはなかったけど、この熱のせいで私の力が弱まってる。(落ちてしまったのはそのせいだ、と)
その昂りのせいで人間が持つ"おそれ"の感情が薄れている。みんながおそれを克服しているのではなく、何かによって押しとどめられている。
私はそれがとても困る。
ヘイ・ヴェルメリオ 2023年10月18日
…良くないね、ああ良くない。
恐怖は古来より、逃げ道となり抑止力となっていた。それが無くなれば、感情のままに振れ回る気狂いとなりかねんネ。
あるいは、欲望のままに貪る暴徒か。
私に出来ることはあるかネ、Ms.ルペッタ。
ルペッタ・ネィズリ 2023年10月18日
あなたはよくわかっているわ。そう、けっこういろいろよくない。
……でもその言い方はなんだか貸しを作る様でイヤ。
思うようにしたら?ヘイは年長者として立派だから、信用できる。
ヘイ・ヴェルメリオ 2023年10月18日
貸し借りなぞせんヨ。
嫌なことは嫌と拒否るし、やるのは“そうしたい”ことだけ。
ロートルのオッサンにやれる事は、たかが知れてるがネ。
…呵呵、随分買われたな。
私も、君のようなストレートさは信用しているヨ。
ルペッタ・ネィズリ 2023年10月18日
行動は信用するけど、言葉はいまいち真に受け取り辛いわ。疑いを持たれたくなければ普段からその黒いメガネを外しておけばいい。
でも、私はその黒いメガネ好き。
あなたはよく恐れと向き合えている、そこがいい。
一つ頼むことがあるとすれば……忘れないで、恐怖を。常にあなたの背に這うものを。
ヘイ・ヴェルメリオ 2023年10月18日
呵呵呵呵、それはご勘弁願うヨ!
特殊な眼をしてるから、外すと疲れちゃ〜うのヨ。
(それはどうも、とぴーすぴーす)
…忘れられんヨ。
冷たさを、灯火が消える瞬間を、擦り切れた言葉に痛みも。
恐怖の鎌は、いつだって私を離さないこともネ。
ルペッタ・ネィズリ 2023年10月18日
……それでいい。ずっと戦い続けて、その感情と。
もし熱で忘れそうなら一睡もできないぐらいの恐怖を私が与え続ける事もできるわ。仕事として有料で
ヘイ・ヴェルメリオ 2023年10月19日
おっと。
中々に商売っ気が強くてよろしいネ。
今欲しいのは、恐怖より愛情かナ〜できれば可愛い子の。
(よっこいしょと起立)
私はそろそろ戻るヨ、君はどうする?
ルペッタ・ネィズリ 2023年10月19日
私は蛍光灯の交換の続きを……あれ、どこに……
あっ。
ルペッタ・ネィズリ 2023年10月19日
(床にはむざんなはへん)(替えの蛍光灯の着地は失敗していたようだ)
ヘイ・ヴェルメリオ 2023年10月19日
………侘びに手伝うから取りに行こうかネ。
(または、飲み物でも差し入れようか。そんなことを考えながら去っていきました)
(【退場】)
ルペッタ・ネィズリ 2023年10月19日
……助かる。
(【退場】)