私立MM学園

【個】遠い彼方の水平線

脚断・未歩 2023年9月2日
海。
夏の海なんて……あり得たんだ……。

昔から一度も行ったことがなかった海にあたしが来てる。
つい、じっと水平線を見ていたらきっと。
見つけてくれた?

あたしのこと。

#脚断・未歩
#殴打・鎚壱




👙🫧
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殴打・鎚壱 2023年9月2日
……これが、海の中……なんだね。
(額に冷や汗を浮かべながらも、僕は太陽に照らされて綺麗な水色に照らされる水中を眺め、安心しながら頷くのであった。) (無効票)
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脚断・未歩 2023年9月2日
あたしも、初めて。
なんだか、幼い頃に見た水族館の水中トンネルのコーナーに似てるわ。

もう少し、歩いてみる?
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脚断・未歩 2023年9月2日
鎚壱兄とならどこまでも行ける気がするわ。
海の中、もっと見てみたいかも (無効票)
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殴打・鎚壱 2023年9月2日
水族館か……確かに僕も写真くらいは見たことがあるし、それの方が親しみやすくていいかもしれないや。
(水をかき分けながら進むようになっているため、サンダルが振れる砂は若干湿っているものの、そのおかげもあり意外と足元もしっかりとしている。)

(先ほどよりも少ししっかりした足付きで、僕は一歩一歩を周りを見渡しながら歩く。)
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殴打・鎚壱 2023年9月2日
はは、それを言うなら僕は今、君がいないとどこにも行けないからね。

だから、君がしたいことをなんでもするといい。
僕がその足になるからさ。 (無効票)
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脚断・未歩 2023年9月2日
なんだか魚が泳いでるのも見えるし、綺麗だわ……。
(歩いて進んでいくその感覚に身を委ねれば、本当にお姫様になったみたい)
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脚断・未歩 2023年9月2日
今日はちょっとだけ我儘になってもいいのね?
ふふ……。
(クスクスと笑って)

じゃあさ、もう少し向こう、あそこに太陽の光が見えてる場所があるわ、あそこまで行ってくれる?
(それは、太陽の光の差して明るくなっている地点。
もう少し先に歩いた場所にあったわ) (無効票)
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殴打・鎚壱 2023年9月2日
(我儘なんてとんでもない。ささやかで、可愛らしい頼みだ。)
普段、目線を合わせるようなことがないものが目の前にいるって……なんだか、不思議だね。
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殴打・鎚壱 2023年9月2日
ああ、了解だよ。じゃあ行こうか。
(比較的まだまだ浅瀬なので全体的に明るいが、その中でもひと際明るい場所がある。)

(シャクシャクと砂を鳴らしながらそこに歩いていると、さながら部隊役者のようだと思ってしまうだろう。) (無効票)
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脚断・未歩 2023年9月2日
ふふ、そんな事を言うと、鎚壱兄がこんなに近くにいるのも不思議だわ。
お兄ちゃんが近くにいるの、安心するの。
(無意識に頭を預けるようにしたり)
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脚断・未歩 2023年9月2日
明るい……海の中、ここはまだ明るいけど陽光の柱がここに出来てるみたい。
……ねぇ、鎚壱兄。
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脚断・未歩 2023年9月2日
伝えたいことと、お願い、あるの。
聞いてくれる?
(頭を鎚壱兄の胸に預けるようにしながら、耳元に囁いて) (無効票)
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殴打・鎚壱 2023年9月2日
(スポットライトのような陽の光が差し込む場所まで着て、暖かさを少し感じながら立ち止まる。)

そうかな……そ、そうなら僕も嬉しいけどね。
(安心か……僕もそういう存在にはなれているんだな、と兄らしく誇らしくも思い、ドキっとしたりもする。)
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殴打・鎚壱 2023年9月2日
ど、どうしたの?
(ことんと胸元に体重を預ける彼女に、またどきりとしながら耳を傾ける。) (無効票)
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脚断・未歩 2023年9月2日
えへ、ここなら誰もいないし、素直に伝えられるって思っちゃって。
聞いてほしいの。
(その耳に、甘いガーリッシュな声を注ぐように囁いて)
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脚断・未歩 2023年9月2日
そろそろ……あたしのこと。
ミホって、呼んで欲しいの。 (無効票)
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殴打・鎚壱 2023年9月2日
(その囁きに、ひと際心臓が大きく跳ねる。)

(名前とは、その人個人のものであり、大事なものである。他の人からすれば、僕の考えは重苦しすぎるのかもしれないけど、名前を呼ぶということは、親しさ、そして愛しさの象徴であると、思っているのだ。)

(だから、軽々しく僕は人の名前を呼ぶことは出来ない。)
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殴打・鎚壱 2023年9月2日
(いや、僕自身が勝手に壁を作っているだけ、なのかな。)
(心の中で、自分に対して小さく嘲笑を浮かべる。)
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殴打・鎚壱 2023年9月2日
(しかし、その言葉から察するに、彼女もまた、決して軽くない勇気でそれを伝えてくれたのであろう。)
(誰も来ることがない、こんな静かで綺麗な場所で。)

(だから、僕も……)
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殴打・鎚壱 2023年9月2日
……ミホ、さん?それとも……。 (無効票)
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脚断・未歩 2023年9月2日
あたしにとってはお兄ちゃんみたいなものだから。
鎚壱兄にも……。

じゃあ、ミホ。
ミホって呼んで?
妹だから。
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脚断・未歩 2023年9月2日
……もう一つ、聞いてくれる? (無効票)
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殴打・鎚壱 2023年9月2日
ぁぅ。
(眩しい笑顔に、少したじろいでしまう。)
(……でも、彼女の言う通りだね。)
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殴打・鎚壱 2023年9月2日
じゃ、じゃあ…………ミホ。
ここまで来たら、何でも言ってくれるといいさ。 (無効票)
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脚断・未歩 2023年9月2日
うん!
(小学生らしいキラキラな笑顔を浮かべたわ)

じゃあさ、お兄ちゃん。
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脚断・未歩 2023年9月2日
(そっと耳元へ唇を近付けて)
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脚断・未歩 2023年9月2日
はい。聞こえた? (無効票)
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殴打・鎚壱 2023年9月2日
(耳元に、少しくすぐったさを感じながら……)
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殴打・鎚壱 2023年9月2日
………………そうか、そうなんだね。

聞こえたよ、君の声が。
(大きく、深く、首を縦に振る様子を君に見せる。)
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殴打・鎚壱 2023年9月2日
ありがとう、ミホ。
(にこりと、その君の言葉に感謝を。僕は笑顔をただ向けるのであった。) (無効票)
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脚断・未歩 2023年9月2日
(鎚壱兄がその笑顔を浮かべたのに呼応するようにニコっと、笑って)
聞いてくれてありがと、鎚壱兄にきいてほしかったの。
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脚断・未歩 2023年9月2日
そろそろ、戻ろっか?
ふふ、静かな場所見つけられてよかったわ。
お姫様になれちゃったかも。 (無効票)
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殴打・鎚壱 2023年9月2日
あはは、それなら光栄さ。

何でも任せてって言ったのも僕だし、それを話してくれたのも……嬉しいからね。
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殴打・鎚壱 2023年9月2日
あはは、中々来られるような場所ではないだろうけど、二人だけの秘密の場所……ってところかな?

水着も相まって、本当にお姫様みたいだよ、ミホ。
(そう言いながら、僕は浜辺に向けてゆっくりと君を見つめながら歩きだす。) (無効票)
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脚断・未歩 2023年9月2日
鎚壱兄なら大丈夫だもの。
こんな素敵な場所へ連れてきてくれたナイト様だもの。
(ぎゅっと、また体を密着させて)
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脚断・未歩 2023年9月2日
ふふ、また来年とかに来ちゃう?
(クスッと笑って)

…………
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脚断・未歩 2023年9月2日
もう、恥ずかしいんだから……。
ちょっとだけ、前を向いててくれる? (無効票)
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殴打・鎚壱 2023年9月2日
ナイト様か……て、照れるな。
(そんなしっかりとした性格ではない分、少し恥ずかしくなってしまう。いつまでたっても、慌て屋な僕だから。)

まあ、ミホのナイトになれてるなら、いいか。
また来年も、きっと来られるさ。
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殴打・鎚壱 2023年9月2日
? ええと、いいけど……。
(と、言いながら僕は浜辺の方を向き、そのまま歩く。) (無効票)
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脚断・未歩 2023年9月2日
あたし1人だとどこにも行けなかったもの。
ふふ、守ってくれるナイト様のおかげよ。
(くすっと、優しく笑って)

ふふ、来年も連れてきてね、鎚壱兄。
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脚断・未歩 2023年9月2日
そのまま、そのままよ?
(そっと、身体を密着させたまま、すこしだけ、身を乗り出して)
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脚断・未歩 2023年9月2日
(鎚壱兄の頬へと、艶やかな桃色の唇を近付けて―――) (無効票)
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殴打・鎚壱 2023年9月3日
(さて、そろそろ水面か。安心する反面、これはこれで何というか緊張するというか……ああ、というか結構ミホは小学生にしては大きいから、人が多いところで海から出て来たら流石に目立ちすぎるか……さっきのいわば辺りに一回出てから、学園のほ)
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殴打・鎚壱 2023年9月3日
(やわらかい、そしてくすぐったい感触を頬に受け、今日一番、身体が縦に伸びたかもしれない。)
(まあ、体幹はしっかりしてるから、転ばないし、腕の中の彼女も手放さない。)

(でも、いかに鈍感と言われていそうな僕でも、その感触に思い当たることは一つしかない。)
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殴打・鎚壱 2023年9月3日
(ただ、紅い頬をした呆けた顔で、僕は彼女の顔をバっと見やるだけだった。) (無効票)
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脚断・未歩 2023年9月3日
(さっと、顔を下げて、如何にも何も無いわよ?
といった感じに、真っ赤な頬を下に向けたまま)

も、もうそろそろ海の外へ出るわよね……?
外に出たら何しようか楽しみね……!
(ドクン、ドクンと。
止まることのない鼓動を隠さないまま、言葉を紡いで誤魔化して) (👙🫧)
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殴打・鎚壱 2023年9月3日
(……言わぬが花。言うだけ野暮。)

(御礼、と考えるのは見当違いの自惚れか、それとも……)
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殴打・鎚壱 2023年9月3日
……そ、そうだね。

海も見て回ったから……海の家でも、見に行ったりしてみようか。
(僕の鼓動か、それとも彼女のものか。もはや、どちらか分からない拍動音を静かな水中に響かせながら、僕たちは二人とも、水面とは真反対の赤い顔をしながら地上へと戻っていくのであった。) (👙🫧)
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脚断・未歩 2023年9月3日
(自分を運ぶナイト様に身体を密着させたまま、真っ赤な顔のまま顔を逸らして)
(海の外へ出てくると……眩しい太陽に照らされる)

(海での時間はまだまだ続くようだ……)
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脚断・未歩 2023年9月3日
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