【模擬戦】人知れず舞台は幕を上げる
ジョン・セブン 2021年9月5日
代々木公園の地下。
そこにはとある好事家の作った舞台があった。
そこは四方を特殊な素材で覆われた25m四方の真四角の部屋。
家具は何もなく入口は天井に付いている穴のみ。
元々は好事家が買った人間を監禁するのにつかわれた場所だったが、その好事家は時刻と共に消え去った。
ならば他人が利用しても問題あるまい。
このような部屋はディアボロスが模擬戦をするのに最適な場所なのだから。
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・ジョン・セブンとアリア・パーハーツの模擬戦
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・以下のルールを参照する
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ジョン・セブン 2021年9月5日
(とある施設にある床に偽装された扉を開けると件の部屋の入り口が現れる。男はするりと中に入りこむと部屋の明かりをつけた)
さぁて、舞台はここだ。
ここなら暴れてもそうそう壊れねぇし、よしんば壊れても効果を使えばすぐに直せる。
模擬戦におあつらえ向きの場所ってわけだ。
(肩をすくめて振り返り)
それで、譲ちゃんは模擬戦のルールは把握してるか?
アリア・パーハーツ 2021年9月6日
(カツカツとヒールを鳴らして、広いような狭いような真四角の空間を物珍しそうに歩き回りながら)
……うん?うん。うん、多分。違ってたらね、申し訳ないけど訂正してほしいんだけどー、
(指折り、記憶しているルールを数えて)
まずボクとジョンさんの先攻後攻を決めるでしょ?
攻撃(ダイス)は三回勝負でー、
運良く当てられたら(出目が勝てば)一点ずつ、三回目だけ二点貰えるでしょー。
クリティカル出たら(ぞろ目)二倍の点数もらえる…で、引き分けもあるかもってところで。
……こんな感じ?
(あってる?と首をかしげてみせながら)
ジョン・セブン 2021年9月7日
【1ターン目 先攻】
(アリアの話を聞きながら少し距離を取る)
それで問題ねぇ。
今回は前例がねぇからアッシの先攻でやらせてもらうがなぁ。
まぁ、先攻だろうと後攻だろうと裁定は同じだから問題ねぇけどな。
んじゃ、まぁ始めるか。
(気の抜けた声と共にさりげなく腰のホルスターから抜き取ったアサルトライフルをアリアへと向かって引き金を引く。爆音とともに十数もの呪詛を帯びた弾丸がアリアへと放たれた)
アリア・パーハーツ 2021年9月7日
【1ターン目 後攻】
まあまあ、お先にどーぞってなるかどうかだよね。
(けらけら笑いつつ、準備運動のように腕をぐるぐる回す)
……お手柔らかにお願いするのだぜ。
(友好的な笑みから一転、口元は笑みを模っているが瞳は妖しく細められて。向けられた銃口をただ見据える。爆音。呪いを纏った弾丸を迎え撃つように、ポケットから明らかにサイズの合わない独鈷杵を模した身の丈に近い魔晶剣を取り出しジョンへとぶん投げて)
ジョン・セブン 2021年9月7日
【2ターン目 先攻】
(弾丸は独鈷杵にはじかれた呪いも碌に作用していないがが、確実にその速度をそぎ落としていた。余裕の笑みと共に悠々と独鈷杵をかわし)
おっと、怖いねぇ。お前さんみたいなのは戦い方が読めねぇのが難点だ。
(アサルトライフルを三点バーストに切り替えて、上下左右に3発ずつ弾丸を放つ。見当違いの方向に飛んで行った弾丸は、自身に込められた呪いによりパーハーツの心臓へとむけて進路を捻じ曲げた)
7度曲がる弾丸だ。せいぜい踊って見せな。
アリア・パーハーツ 2021年9月8日
【2ターン目 後攻】
いやいやぁ、ジョンさんみたいに獲物を自在に飛ばしてくる方が怖いでしょ、って。うわあああ。
(あっけなく躱されたことに驚きはしないが、えーと残念そうに独鈷杵につないでいた鎖を手放しながら。情けない悲鳴をあげて)
ひいい、こわいこわい!
(台詞の割には楽し気な様子。ヒールで器用に踊るように動き回る。然し七つ曲がる弾丸はよけきれず、―――解体。身の内に取り込んだクロノヴェーダから生成した刃で弾丸を切り刻み、そのまま刃を纏ったままジョンへと突っ込んでいく)
ジョン・セブン 2021年9月8日
【3ターン目 先攻】
そうはいっても分かりやすかろうよ。
引き金を引くと爆音とともに筒から弾丸が吐き出されるのがわかりゃどうとでもなる。威力も低いからなぁ……
(今回は使ってないだけだという言葉は飲み込んで、近づいてくる相手に笑みを深める)
そうだなぁ、せっかくだし景気よく切り札を使っておこうか。
(その言葉と共に目を覆っていた包帯がボロボロの塵に還る。その下から白目や虹彩の存在しない、真っ青な球に白いレティクルだけ書き込まれたような異形の目玉が現れた)
銃使いが中遠距離だけだと思ったか?
(目玉で観測した情報を元にパーハーツの動きを呼んで最小限の動きですり抜けていこうとする)
アリア・パーハーツ 2021年9月9日
【3ターン目 後攻】
威力っていう問題じゃあないよねえ、これねえ!
(三発ずつの弾丸が七度曲がるのに対応するのは大変なんだから、と少し息の上がった声で叫びながら。身を屈めたり跳んでみたり解体したりと忙しなく)
……ふ、ふ、そんな事は思ってないけど、ね!
(消えた包帯の下から覗く瞳、のようで瞳ではないそれに驚いた表情。するりと猫のように逃げていく姿を捉えようと刃を鞭のようにしならせてみたりもして)
せっかくなんで、ハグしよーよー!
(明るい誘いで広げた腕には無数の刃。飛び込めば確実にアイアンメイデンのように刺さるだろう、――まあすぐに刃は引っ込められるのだけれど)
ジョン・セブン 2021年9月9日
【総計:勝ち数4:勝利】
おっと、怖い怖い。
アッシのようなひ弱な男にゃとてもじぇねぇが突っ込めねぇや。
(おどけるように言いながらも目は青く光り続ける。左手でアサルトライフルをパーハーツに向けて放り死角を生み出す。それと同時もう片方の手で腰のホルスターからハンドガンを取り出して、前へ。刃の間をすり抜けるように右腕を差し込んで、パーハーツの口の中へと銃口をねじりこんだ)
さぁて、鉛玉の味。とくとご賞味あれ。
アリア・パーハーツ 2021年9月11日
【総計:勝ち数0→敗北】
(むがむが、と銃口を齧る。鉄錆くさいそれに眉を顰めつつ、ぺいっと顔を背けて吐き出して)
待って、ボク様ぼろ負けじゃね!?
パラドクス増やそう、そうしよう。
(刃はいつの間にか消え、少しボロボロの上着をはためかせつつ)
うわーでもめっちゃ楽しかった。ありがと!
ジョン・セブン 2021年9月11日
(ハンドガンを仕舞い、アサルトライフルも拾ってホルスターに納める)
まぁ、時の運だからしゃあないや。
こちらこそ実験に付き合ってくれてありがとさん。
アッシも体動かせて錆を取れたみてぇだしなぁ。