映写用スクリーン
ライナー・サイデル 2021年9月3日
ちょっと星の話題に飽きたからスクリーンについて語ってみよう。
あくまで舞台用のスクリーンだけだけどな。
俺ら裏方が使うスクリーンは大別して4種類にわかれるな。
1フロントスクリーン、2リアスクリーン、3マッピング、4LEDの4つだな。
1つ目は会議や映画館で使うものがイメージしやすいか?スクリーンに対して正対してプロジェクターが設置されるやつだな。素材は布だったり、ビニールだったりするが、だいたい白かグレーがほとんどだな。たまに壁そのものに打つこともあるぞ。プラネタリウムもこのパターンだな。
2つ目は文字通りプロジェクターがリア、つまり後ろに設置されてるやつだ。ほぼビニール素材が多いが、パラシュート生地みたいなポリエステル生地でも後ろから映写しても反応するな。だいたい演劇の舞台とかで使われることが多いから、映写されてないときは目立たないように黒であることがほとんどだ。
3つ目はプロジェクションマッピングって言われるとわかりやすいか?さっきの二つみたいな平面に打つんじゃなくて、壁や地面に直接打つ方法だ。これの利点は平面じゃなくて立体的に映像を表現できることだな。
投写対象が平面じゃないから映像なのに奥行きが発生するから表現力が圧倒的に広がるな。ちなみに、プロジェクションマッピングは立派な商標だから、いくらいいプロジェクターとかソフトを持ってるからって勝手にこの名前使ってイベントとか開催できないから注意が必要だぞ。
4つ目はスクリーンそのものが発光するLEDスクリーンだ。これが登場した頃は輝度がいまいち、黒が表現しづらいなんて散々言われてたんだけど、ここ数年技術の進歩でとんでもなく高い解像度の映像を高輝度で表現できるようになった。ただし、価格はめっちゃ高い笑。
まぁ、こんなもんか。
じゃあな!
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