【ネメシス杯】赤峰VS相原【第1回戦・グループT】
相原・相真 2023年6月1日
ネメシス。それはディアボロスにとっての切り札というべきもの。
それによって解放される力は個々人それぞれで違うものだが、
それを正しく制御するための訓練や試練は必要な物だろう。
……まあ要するに、
『そういう機会にはちょうどいいですよね』っていう話。
自分の力を知るための舞台とするもよし。
それはそれとして、互いにそれほど知らない身としてぶつかって互いを知るのも一興。
なんにせよ、互いに“らしく”やれればいいかなと、そう思いますよ。
場所:地下闘技場
ルール:模擬戦・通常ルール使用
*ただし初期HP及びHP上限を【3点】とします
https://tw7.t-walker.jp/club/thread?thread_id=2052&mode=last50
その他確認用:ネメシス杯・第1回戦用スレ
https://tw7.t-walker.jp/club/thread?thread_id=32988&mode=last50
#赤峰vs相原
1
相原・相真 2023年6月1日
……ふう
(少し落ち着かない、緊張した様子で待っている)
(無効票)
赤峰・我々丸 2023年6月1日
おう、待たせたな。
(気楽な調子で声を発しつつ、地下闘技場に足を踏み入れる)
(何も気負った様子のない、自然体そのものの歩き方。されど瞳の奥には既にして闘志の炎が宿っている)
改めまして、鉄火拳の継承者、赤峰我々丸だ。
今日はよろしく頼むぜ。
(無効票)
相原・相真 2023年6月1日
(入ってきた赤峰さんに向き直り)
いえいえ、緊張ほぐすにはいいくらいの時間だったので助かりました
(そういいながら移動し、やり合うのに程よい距離で足を止める)
ご丁寧にどうも、相原・相真です
こちらこそ、よろしくお願いします
(無効票)
赤峰・我々丸 2023年6月1日
おう。
それじゃまあ、挨拶も済んだところで、早速やろうか。
(足を軽く開き、息を吐いて、吸って、心を鎮める)
赤峰・我々丸 2023年6月1日
(内丹法の応用。身体は炉、丹田は鼎、肺腑は鞴。循環する気は精錬され、増幅され、横溢し、流出する。散逸するそれを体表に留めて纏い、燃えるような熱を帯びた鎧となす)
赤峰・我々丸 2023年6月1日
(かくして現れたるは光輪背負いし灼鉄の拳士)
(平安時代の鬼狩人が最新の時代を知って行き着いた、
力と正義の具現である)
(無効票)
赤峰・我々丸 2023年6月1日
これが我々丸の【ネメシス形態】である。
(無効票)
相原・相真 2023年6月2日
(目の前の拳士の姿を見届け、こちらも構える
右腕を包む鋼の鎧、その拳を眼前で強く握り)
――接続(コネクト)
(右腕が青い光に包まれ、それが全身へ広がっていき)
――再構成(リライト)
(体が光に包まれ、そして鋼へと変わっていく
困難を越える力を得るため、人間としての体をより強い存在へと書き換えていく)
相原・相真 2023年6月2日
(そうして体の大部分が鋼へと書き換えられる
最後に残った顔の半分も鋼に覆われ、書き換えは完了した)
――さて、それじゃあいきましょうか…!
【先攻後攻判定】
(無効票)
赤峰・我々丸 2023年6月2日
いいねえ。
(変身した相手の姿を見て、これは楽しめそうだと仮面の裏で笑みを浮かべつつ、ボクシングに似たスタイルで拳を構える)
【先攻後攻判定】
赤峰・我々丸 2023年6月2日
【先行】
(直後、地を蹴る)
(一足飛びに接近しつつ、赤熱した鉄の拳を開き、構えるは手刀。闘気を纏ったそれは融解と切断をもたらす必殺の刃)
(是即ち、鉄火拳の奥義が一つ、灼鉄手刀)
悪鬼灼断!
(鬼すら屠る手加減抜きの一撃で以て、
相真の首を撥ね飛ばしにかかる)
【攻撃】
(無効票)
相原・相真 2023年6月3日
【防御】
―――っ!
(瞬きの間に迫る姿に驚きつつも、
首元へ迫る一撃を躱そうとする)
相原・相真 2023年6月3日
【防御失敗】【HP:3→1】
がっ…!
(振るわれた手刀により首を深々とえぐられる
本来であればこの時点で戦闘不能となっていてもおかしくない傷だろう。だが――)
kottiノ、バンだ……!
(ネメシスの力を発揮した体はこの程度ではまだ倒れない
血反吐とともに言葉を吐きながら振りかぶるのは右の拳
その拳に青い魔力の光を宿し、まっすぐに目の前の我ヶ丸へと叩きつける)
【攻撃】
(無効票)
赤峰・我々丸 2023年6月3日
【防御】
ほォ……!
(思わず感嘆の息を漏らす。いくらネメシス形態が相手とはいえ、
今の一撃で仕留め損なうとは思いもしなかった)
(まして、反撃に転じられるなどということは、
予想外や想定外というより、最早理外の領域である。
躱すにも防ぐにも時間と距離が足りない)
(光を纏った右拳を頭に叩き込まれ、轟音が鳴り響いた)
赤峰・我々丸 2023年6月3日
【防御成功】【HP3】
(現在纏っている全身鎧の本質は実体化した闘気である。
厳しい修練によって鍛えられたそれは、
あらゆる物理及び魔法攻撃から身を守ってくれる。
今なら例え大型トラックが突っ込んできたとしても、
幼稚園児のタックルを受けた時ほどの衝撃も受けないだろう)
ぐっ……!
(なのに、衝撃が来た。
脳が揺れ、一瞬意識がぐらつくほどの衝撃が)
(反射的に首を逸らしていなければ、と思うと
背筋に冷たいものを感じざるを得ない)
赤峰・我々丸 2023年6月3日
(それはそれとして、こんないい拳をもらってしまっては
こちらも返さねば拳士として無作法というもの)
(息を止め、全身の全細胞に命ずる。
『是より汝、唯々、拳打を放つためだけの機構たれ』と)
(両脚は大地に根を張るがごとく確固たれ。
五体の筋肉は連動し、力を速やかに伝達せよ。
拳は錬鉄よりなお堅く、修練の成果を具現せよ)
(それは鬼狩人の誰もが備える基本にして奥義)
(その名の通り、悪鬼を粉砕するための一撃)
(即ち、悪鬼粉砕撃なり)
おるァ!!
(渾身の気迫を込めて、振るうはこちらも右拳)
(赤い焔を纏わせた一撃を相真の顔面目掛けて放つ!)
【攻撃】
(無効票)
相原・相真 2023年6月3日
【防御】
(一合、打ち合うだけでも感じたことはある
この人は自分の道を持ち、それを進む人なのだと)
(拳士として鍛え上げ技を磨く姿勢のことだけではない
その生き方、在り方がとてもまっすぐなのだと思うのだ
向き合っている俺自身がひどくブレて迷っていると、そう感じてしまうほどに
その結果だろうか、ただ一合を終えての彼我の差は明確だ。もはや笑えてしまう)
(振るわれる拳が見える。それもまた彼の修練のこもった一撃だ
距離をとって躱し、遠距離戦に持ち込めばまだ勝機はあるだろうか
――いや、だとしても)
(「ここでひくのは、悔しいだろうがよ…!」)
相原・相真 2023年6月3日
【防御失敗】【HP:1→0】
(迫る拳に対して、咄嗟に眼前で腕を構え受け止めようとする
だが放たれた一撃はその程度で防ぎきれるものではなかった)
――っ!
(構えた腕は弾かれ拳が顔を捉えた
その一撃はその場に踏みとどまることすら許さず、
吹き飛ばされ壁へと叩きつけられる
一瞬の間の後にその体は地面へと倒れ、そのまま動かなくなった)
【敗北】
(無効票)
赤峰・我々丸 2023年6月3日
【勝利】
(振り抜いた拳を引き戻し、残心)
(一秒、二秒と数え、相手が動かないことを悟り、構えを解く。
息を吐くとともに、鎧が解れ、霧散していく)
赤峰・我々丸 2023年6月3日
んー……まだまだ修練が足りねえな。
(自分の身体の状態を再認識し、独りごちる)
(ドッと疲労がやってきていた。
わかっていたこととはいえ、
やはりネメシス形態での全力戦闘は負担が大きい)
おう、生きてるか?
(倒れた相真に向かって歩み寄りつつ、問いを投げかける)
(無効票)
相原・相真 2023年6月3日
……生きては、いますが、ダメですかね……
(かろうじて言葉を返すが、鋼になっていた体の一部が生身に戻らずさらさらと分解していく
おそらくもう間もなく海岸送りとなるだろう)
拳士に、拳で挑むのは、無茶でしたね……
さすが、強かったです……
(えぐられた喉でつまりながら言葉を続けた)
(無効票)
赤峰・我々丸 2023年6月3日
なァに、無茶だろうがなんだろうが、
それでも俺に一発ぶち込んできたじゃねえか。
(言葉を返しつつ、すぐそばに腰を下ろして)
それに最後の一瞬、引かなかっただろう。
自分じゃ単に意地を張っただけだとか思ってるかも知れねえが、
そういう根性ばかりは修練を重ねてもそうそう得られるもんじゃねえよ。
赤峰・我々丸 2023年6月3日
つまり、天晴れだ、相原相真。
心踊るいい勝負だった。
手合わせ、感謝するぜ。
(朗らかに笑い、その健闘を讃えた)
(無効票)
相原・相真 2023年6月4日
―――
(薄れる意識で自分へかけられたその言葉を聞く
己の不甲斐なさに思うところはあるけれど、拳を交えたその相手からの言葉にそれを返すのは違うだろう。ならば――)
――こちら、こそ、…ありがとう、ございます
…いい勝負、でした
(後からではなくこの場できちんと伝えたい言葉
それだけを何とか返し、相真の体は崩れ消えていった)
(演出終了)
赤峰・我々丸 2023年6月4日
律儀なやつだな。
(最後の一片が消えるまで見送ってから、
立ち上がって歩き出す)
機会があったら飯でも誘ってみるかぁ。
(なんて呟きながら、闘技場を後にしたのだった)
(演出終了)
赤峰・我々丸 2023年6月4日
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