私立MM学園

【個】魔夜に出逢うは

羽矢島・影房 2023年5月30日
校舎の至る所に配された篝火。
黒のクラスの一員である娘は、篝火が絶えぬよう見回りながら、初対面の学生たちとの交流を楽しんでいた。
とはいえ、歩き続けるのも疲れるというもので、一度レジャーシートの上で体を休める事にし──そんな時の、新たな出逢いの話。

#奉利・聖
#羽矢島・影房




継続
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羽矢島・影房 2023年5月30日
……ふぅ。(レジャーシートの上で、正座の形で丁寧に座り、小さく吐息する娘が1人)
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奉利・聖 2023年5月30日
あ、そっち落ち着きましたか?
了解しました。そしたら後はお任せしますね。僕も少し休憩します。

(ここで提供される飲食やら設備やら、そういったものの管理を手伝っていた男は後のことを任せ、ほっと一息を吐いた) (無効票)
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奉利・聖 2023年5月30日
(本当は必要もないんだけど、せっかくなので)
(タンブラーに淹れた茶を一杯携えて)
(手近なレジャーシートを巡ったら───)

おや。
失礼。こちらよろしいでしょうか。
(折り目正しく正座する少女を見つけた。普段清掃で学園内を巡る立場ゆえ、かなり広く顔を把握している。その中で見覚えがやや薄いとなれば…新入生だろうか)
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羽矢島・影房 2023年5月30日
ああ、勿論構わない。(声をかけられると、気持ち背筋を伸ばして)(どうぞ、と礼とともに迎え入れます)
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奉利・聖 2023年5月30日
これはご丁寧に。ありがとうございます。

(こちらも礼を返し、静かにレジャーシートの上で正座)
(どことなく、教養のあるような…いいとこ生まれのような気品を感じる気がする) (無効票)
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奉利・聖 2023年5月30日
…新入生の方でしょうか。

(茶を一口飲んで、まずは軽く問いかけてみる)
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羽矢島・影房 2023年5月30日
うむ。新入生の羽矢島影房と申す者だ。何卒よろしくお願い致す。
黒のクラスの所属故、篝火の様子を見て回ったりしていたのだが、少し休憩をと思ってな。
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奉利・聖 2023年5月30日
ご丁寧にありがとうございます。
僕は奉利・聖。緑のクラス、高等部三年です。
(タンブラーを一度置いて、深々と一礼をする)

おや、黒のクラスでしたか…ご専攻は何を?
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羽矢島・影房 2023年5月30日
悪魔との契約、身体変化といった辺りだろうか。拙者の術法がどの分野になるのかが扱いが少し難しくてな。
といっても、このクラスの生徒には少なくないようだが。(少し悩みながら頷きます)
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奉利・聖 2023年5月30日
悪魔との契約……これはまた、少々意外なところですね。
(話言葉から察するに、平安か天正大戦国あたりだと思っていたので)

なるほど、そういうものまた黒のクラスの管轄ではありますか…。
分類しがたきモノはあそこが寄る辺となるでしょうし。
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羽矢島・影房 2023年5月30日
意外……ああ。(確かに、と頷きます)
出身を言うとよく驚かれる。拙者の故郷は南蛮と交易があってな、その中で渡来した邪術書が我が家に伝わっていたのだ。
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奉利・聖 2023年5月30日
異郷の邪法を……それは、なんとも。
(それを振るうというのは…やむにやまれずというのが想像できる)

でしたら猶更、扱い方は難儀しそうですね。
知らぬ地の力ですから……。 (無効票)
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奉利・聖 2023年5月30日
おっと……何やら穏やかなじゃない話になってしまいますね。
これは失敬。

学園生活はどうでしょうか…在校生としては、新しい人たちがここに馴染めているかは常に気にしておりまして。
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羽矢島・影房 2023年5月30日
なに、こういう学舎に通う以上、こうした話になるのも無理からぬ事だろう。(気にしていない、と首を振って)

そうだな。最初は随分肩肘を張っていたものだが……折角こうして学園に通っているからには、ここでしかできない体験をすべきと言われてな。
……その、友人付き合いなども増えて、楽しく過ごさせてもらっているのではないかと思う。
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奉利・聖 2023年5月30日
それはよかった!
異邦から訪れ、慣れぬ新宿島の生活を送るばかりか…学び舎という集団生活に身を置くことになる状況です。
友人ができたことは非常に素晴らしい。

気心知れる者が居るのといないとのでは、安心感が違いますから。
(一転して。友人付き合いなどが増えたという言葉に喜色ばんだ) (無効票)
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奉利・聖 2023年5月30日
……何かお悩みだとか、そういうものはございませんか?
ああいえ、少し遠慮がちな印象を覚えてしまったもので。
(要らぬ世話でしたらごめんねさいね、と付け加えて)
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羽矢島・影房 2023年5月30日
うむ……そうだな。友と過ごしていると、心身が安らぎ、落ち着くのを感じる。 (無効票)
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羽矢島・影房 2023年5月30日
そんなに抱え込みがちに見えるだろうか……?(むむむ、と首を傾げて)

だが……悩みといえば、その、安らぎに関して……というところでは、あるだろうか。
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奉利・聖 2023年5月30日
あぁー…なんというか、泰然自若としている面が却って……ということもあるやもしれませんね。僕にも覚えがあります。
しっかりしている人だと思うと同時に、隙が無いから窺い知れない…みたいたね感覚かと。

ふむ。安らぎが悩みであると。その心は…?
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羽矢島・影房 2023年5月30日
……その。(初めて会った相手にこんな話をしていいものか、と暫し考え込むも)
友と過ごし、趣味を楽しみ、安らげば安らぐほど……復讐心がどこか、ぼやけていくのを感じるのだ。
故郷を取り戻すと誓った身。戦う邪魔になるくらいなら……と、思う時もある。
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奉利・聖 2023年5月30日
……なるほど。
(目的の外に安らぎを覚えるほどに、そこから遠ざかる)
(強い目的であるほどにそれは、違和として降りかかるのであろう)

これはまぁ…ここに長く身を置いた年長者…老人の戯言程度でお聞きいただきたいのですが。 (無効票)
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奉利・聖 2023年5月30日
我々の怒り…復讐心とは、そのまま転じて強さとなるものです。
それではその強さを追い求めるままに…復讐だけを見続ければ強い存在になるかと思えば…これは否であると思います。

人間はそれが出来るほど強くできてはいない。
いずれ歪んで…破滅を招く事態になるやもしれません。
だからこそ、不純物を背負う。楽しい事、なんてことのない趣味、くだらない拘り…なんでも。 (無効票)
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奉利・聖 2023年5月30日
貴女はまだ、それを背負ったばかりだかた戸惑いがあるかもしれませんが……それはきっと、必要なことであると僕は思います。
いずれ来るときに、その不純物こそが強さになると…感じる日が来るかもしれませんね。 (無効票)
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奉利・聖 2023年5月30日
……なんて一丁前に語ってしまいましたね。
若い人を前にすると悪癖が出てしまう。
お許しくださいね。
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羽矢島・影房 2023年5月30日
老人の戯言……。(奇妙な物言いだと思いはしたものの、紡がれる言葉は確かに含蓄を感じるもので、静かに耳を傾けます) (無効票)
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羽矢島・影房 2023年5月30日
復讐だけに向き続ければ、歪み、破滅するか……。(どうやら、思い当たる節はあるようで)

強さにとっての不純物が、逆に強さになる……か。まだ、そこまで思い至れるかはわからぬが。 (無効票)
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羽矢島・影房 2023年5月30日
だが、その言葉は覚えておこうと思う。……ありがとう。
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奉利・聖 2023年5月30日
(満足したように頷いてみせて)

まぁまぁ、時間はありますから。
我々が踏ん張る限り、道が続くはずなので。
どうぞご友人は大切になさってくださいね。 (無効票)
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奉利・聖 2023年5月30日
必用とあらば、僕もまた力を貸しますので。
これもまた縁の一つ……ということで。

もっとも、お掃除くらいしかできないんですけど。
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羽矢島・影房 2023年5月30日
うむ、それは勿論。(こくりとひとつ頷いて)

ふふ。だが、掃除は大事な事だと思うぞ。
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奉利・聖 2023年5月30日
おや、そう言っていただけますか。
日々掃除をしている甲斐がありますね。 (無効票)
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奉利・聖 2023年5月30日
……あ、そうだ。
ここ最近妙な動きをしているのがいると聞いているので。
どうかお気を付けて。いやですねえ、物騒で。

(ぐいっとお茶を飲み干して)
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羽矢島・影房 2023年5月30日
妙な動き……!?
あの、最後に物騒な事を言い残していかれると困るのですけれど……!
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奉利・聖 2023年5月30日
あぁ、これは失礼……。僕も伝聞で聴いただけで、事の仔細を目の当たりにしたわけではなくて。

ただもし何かあったなら、慌てず助けを呼んでください。
もし緊急事態であれば───。 (無効票)
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奉利・聖 2023年5月30日
お力をお貸しいただくこともあるかもしれません。
この学園、度々何か起こるので…僕が言うのもなんですが、あまり鎌瀬過ぎずにいてくださいませ。
(そっと立ち上がって)
(失礼をいたしました、と深い一礼をした)
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羽矢島・影房 2023年5月30日
……承知した。この学園にも色々あるようだな……といっても、この儀式自体が何かあるというようなものか。(ふ、と薄く微笑みました)
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奉利・聖 2023年5月30日
……………………この儀式。 (継続)
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奉利・聖 2023年5月30日
何があるんでしょうねぇ……?
(とか、すごい意味深な笑みをしておいた)
(なんでかがり火を絶やしてはいけないか、全然知らないけど)

では、僕はこれにて。
夜を楽しんでくださいませ。
(最後にちょっとした悪戯心だけ働かせて、レジャーシートをそっと離れていった)
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羽矢島・影房 2023年5月30日
……あの!(去り行く背中にちょっと困ったような声をかけて) (継続)
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羽矢島・影房 2023年5月30日
少し意地悪な方だったが……うむ。学びにはなった。(なんでつぶやいて、自分も巡回に戻る娘でした)
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羽矢島・影房 2023年5月30日
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