【個別】聖夜の灯の夢
陽樹・春曲 2022年12月24日
クリスマスの夜。一人の青年と二人の少女はとある場所へと足を運んでいた。
そこは新宿島にある数少ない遊園地であり、今年は復興も兼ねてのイルミネーションイベントが開催された。
遊園地内には多くの電飾が光を灯し、アトラクションも少ないながらも眩く照らしていた。
聖なる夜に訪れた遊園地で、これまでを振り返りながら思い出を残そうと。
星の光のような空間で、三人の時間は始まった――。
🎧📱🌸
#陽樹・春曲
#ユノ・メルヴィーネ
#夢境・イドラ
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夢境・イドラ 2022年12月24日
うむ!
桜のいるみねーしょんはもちろん、お星さまやメンダコの形もあったらよいかのう。
楽しみにしていてくりゃれ。
ユノ・メルヴィーネ 2022年12月24日
そう、だね。
私もイドラも、たまには素直なハルも見てみたい…かな?
(ねー、と同じようにイドラと反応を返して)
わぁ…いい、ね。マヨイの形のものもあったらいいな…。
陽樹・春曲 2022年12月24日
ったく、いつも二人して手組みやがって…。
まぁ、そのうちなそのうち。
(顔をそらしてぶっきらぼうに返しつつ)
そんな事よりとっとと他の所見に行くぞ。
結構遠くのほう見ても色んなイルミネーションが見えるっぽいしな。
(割と背が高いからか、奥の方も見ればイルミネーションがさらに広がっていることだろう)
夢境・イドラ 2022年12月24日
くふふ。春兄さまが、わらわたちに敵わないのはいつものことじゃからのう。
…………期待しているからのう、春兄さま?
(無効票)
夢境・イドラ 2022年12月24日
うむ! 他のいるみねーしょんも気になるのじゃ!
春兄さま、早く連れて行ってくりゃれ!
(はしゃいだテンションのままに無邪気に腕に抱きついてぐいぐい)
ユノ・メルヴィーネ 2022年12月24日
(期待してるから大丈夫、というイドラに合わせて)
ふふ…ハルなら大丈夫、だよ。
私は信じてるから、ね。
(期待とかと言うよりは純粋に信頼の意味合いなのだろう)
うん、早く他の場所も回ろう…!
(イドラとは逆の、春曲の腕をとってこちらもぐいぐい)
陽樹・春曲 2022年12月24日
ったくよー…手のかかる妹が二人増えたみたいだな、まるで…。
(なんて言いつつも、満更ではない様子でぽつり)
っていうか二人してグイグイ引っ張んなっての。
そんなに急いでも逃げねーって。
(両腕を取られて急ぐ二人に対して押されながらも進んでいく。心なしか色々と当たってるような気もするが…)
(無効票)
陽樹・春曲 2022年12月24日
(ある程度歩いていくとさらに木々や花畑の光の数も増えていく)
(奥の方にはまだ何かあるようだが…)
…そうだな。せっかくだしもう少し見やすいようにしてやるか。
イドラ、ちょっとそこ立ってろよ。
夢境・イドラ 2022年12月24日
くふふ。
春兄さま、退屈する暇がなくてよかったではないか。
(手のかかる妹なんて言われても、どこ吹く風でそんなことを返して)
(無効票)
夢境・イドラ 2022年12月24日
春兄さま~? まだぁ?
むぅ、人が多くて見えないのじゃ……。
(ここで翼を羽ばたかせても周囲の迷惑になりそうだしで、不満そうに頬を膨らませていたが)
……? うむ。
(言われた通りに、じっと立つ)
陽樹・春曲 2022年12月24日
おかげさんで刺激的な日々ではあるよ、まったく。
(やれやれと言った様子で)
まだって言われても人が多いと進みが遅いもんだしな。
まぁちょっと待てって…
(そう言うとじっとたった少女の前ですっとしゃがみこむ)
(無効票)
陽樹・春曲 2022年12月24日
よっ……と
(しゃがみこみ、そのまま少女の足元をすくい上げるように持ち上げる)
(肩車をする形で少女の小さい体を持ち上げると、イドラの目線からは少し高めに景色が見えることだろう)
どうだ、これなら多少なり見えるし翼も広げられるだろ?
夢境・イドラ 2022年12月24日
わっ……わっ……!
(突然の肩車に、慌てて春曲の頭をぎゅっと抱き込むようにして)
(無効票)
夢境・イドラ 2022年12月24日
わぁ――――っ!
(目の前に広がる景色に思わず尻尾が揺れて)
すごーいっ! よく見えるのじゃ!
今度は光のお花畑みたいなのじゃ!
(のび~っと翼も広げてご満悦の様子で、足をぱたぱたはしゃぐ)
陽樹・春曲 2022年12月24日
うぉっと…!
(ぱたぱたとはしゃぐイドラに対し、落ちないように少女の足をかっちりと押さえてあげる)
おいおいあんまり暴れるなよ?
一応抑えてはやるが、まだまだ着くまで距離も人もいるしな。
(…にしても、こうして担ぐとまぁ軽いな。なんて思いながらも進んでいく)
ユノ・メルヴィーネ 2022年12月24日
おー…。
(肩車する春曲に対し、持ち上げる姿に関心しつつ)
(景色が見えるイドラの反応を見るやいなや気になって)
…ハル…私も見たい…。
(くいくい、腕を引っ張ってみる)
夢境・イドラ 2022年12月24日
くふふ。着くまでとっても快適なのじゃ。
(肩車を満喫しながら、にこにこ)
ユノ姉さまも肩車してもらう?
ユノ・メルヴィーネ 2022年12月24日
んー…でも、イドラが楽しいそうだから…お邪魔したくない、し。
(なんて考えてると、ハッと気づいて)
…じゃあおんぶなら…大丈夫?
陽樹・春曲 2022年12月24日
ユノお前だいぶ無茶なこと言ってる自覚を持ってくれ?
二人分を肩車におんぶとか流石に体持たんからな?
と、とりあえず目的地着くまではユノは待ってもらうと助かる…。
(そう言いながら、イドラを肩車で抱えたまま進んでいくと…)
(無効票)
陽樹・春曲 2022年12月25日
(しばらくして、ようやく奥の場所まで進んでいくと目的地へたどり着く)
(そこにあるのは七色に光る観覧車をメインに、赤、青、白、緑と光る花畑と水辺が織りなす幻想的な景色)
(水面に映る景色は鏡のように景色を写して、星空と共に光の景色が三人を包んでいた)
夢境・イドラ 2022年12月25日
春兄さま……もっと鍛えたらどうじゃ……?
鳥居に登ることすらできないからのう……。
(なんて、肩車の上からあーだこーだ声が降ってくる)
(無効票)
夢境・イドラ 2022年12月25日
(そんな風に詰っていたのも束の間のこと)
(たどり着いた景色が瞳に映れば、またもわっとはしゃぎ始めて)
わぁ……!
すごーい! 今日見た中で一番すごいのじゃ!
まるで光の世界なのじゃ!
(思わずテンションが上って、跨っている首元をぎゅーっと太ももで挟む)
(ふにっとした感触を感じるのが先か、息苦しさが先か、さて……)
陽樹・春曲 2022年12月25日
鳥居に登るはそもそも翼の有無もあるだろうが…。
俺はそこまで器用なことできねーっての…。
(ウダウダ言われつつもなんとか目的地に着けば)
…っと、ようやくここが目的地か。
いやーでも、ここまで歩くだけあってさっきよりもさらに見栄えのある景色だな……
(無効票)
陽樹・春曲 2022年12月25日
むぐ。ちょ、ちょっとイドラ。
あ、足がその…しま、絞まって…!
(興奮してはしゃぐ様子と共に、彼女の太腿がぐっと自身の首元を絞めていく)
(柔らかな感触が伝わったのもつかの間、見る見るうちに息苦しくなって彼女の足をぽんぽんとちょっと強めに叩いて極まっている事を伝える)
ユノ・メルヴィーネ 2022年12月25日
わぁ…ここも綺麗…!
前に街で見た、光の景色よりもずっと凄い…ね。
星空の中に、紛れ込んだみたい…。
(イドラと同じく感動しながら、その景色に興奮していた)
夢境・イドラ 2022年12月25日
はわっ……!
春兄さま……くすぐったいのじゃ……っ
(むずがるように、太ももをもじもじすり合わせるようにして)
(やがて自然と締付けも緩まってゆくだろう)
陽樹・春曲 2022年12月25日
ぷはっ…!
く、くすぐったいも何もこっちは首が絞まって息できなくなる所だったわ…。
感動してくれたのは良かったが、あんまり力は加えないでくれよ…。
(なんとか緩まったおかげで息を整える)
(無効票)
陽樹・春曲 2022年12月25日
…しかしまぁ、改めて見ると絶景だよなぁ。
どこを見渡しても光が見えて、写真映えもするというか。
もっと高いところから見下ろしてみたら、また違った景色が見えそうだな。
(なんて、そんな一言をこぼしてみる)
ユノ・メルヴィーネ 2022年12月25日
…あれ?ハル、なんだか苦しそうだったけど…大丈夫?
(今頃になってようやく様子がおかしかったことに気づいたようだ)
イドラも大丈夫…?
(春曲の独り言を耳にして)
…じゃあ、もっと高いところから…見る?
(そう言うと、彼女の白い翼がふわりと揺れた)
夢境・イドラ 2022年12月25日
は、春兄さまのせいでくすぐったかったのじゃ……。
(若干拗ねたような声音でそう言って)
もっと高いところ……?
(無効票)
夢境・イドラ 2022年12月25日
それならわらわたち二人で春兄さまを空へ招待しようかのう?
(ユノへ同意するように目配せすれば、こちらも翼をぱたぱた)
陽樹・春曲 2022年12月25日
人が変な触り方したみたいに言うなっての。
(まぁ悪くない感触が首元に伝わったのは確かだが…)
もっと高いところ……っつっても、建物としては高い場所なんて観覧車くらいしか…(とそこまで言うと何かを察したのか)
…まさか。
ユノ・メルヴィーネ 2022年12月25日
(イドラの言葉にこく、とうなずけば)
じゃあハル、しっかり掴まってて…ね?
イドラも手伝って…ね。
(そう言って春曲の腕を掴めば、ぶわっと白い翼を広げて)
(とん、と足取り軽く蹴れば…ゆっくりと静かにその体は浮き上がりだした)
(無効票)
ユノ・メルヴィーネ 2022年12月25日
(もし、その体が三人とも宙へと飛び立ったのなら)
(まるで星空を挟むように、上と下で暗闇の中に浮かぶ光の景色が広がっているだろう)
夢境・イドラ 2022年12月25日
うむ! まかせてくりゃれ!
(ふわりと肩車から降りれば、ユノとは反対側の春曲の腕を取って)
(ともに翼を羽ばたかせて、宙へと旅立って)
(無効票)
夢境・イドラ 2022年12月25日
見て見て! 春兄さま!
やっぱりすっごい綺麗! 空からのいるみねーしょんも格別じゃのう!
(ゆっくりと高度を上げながらも、眼下の景色を指を指して)
陽樹・春曲 2022年12月25日
え、ちょ、お前ら二人して何を…
(がっちりと二人に腕を掴まれれば、そのまま自然と身体が浮き上がっていくのを感じて)
う、うおおおおおっ!?
(演出継続)
陽樹・春曲 2022年12月25日
(そうして身体が空に飛んでいき、二人の少女に支えられて夜の景色が映り込む)
(光の粒が集まるイルミネーションはなんとも壮観だ)
…お、おおぅ。
こりゃ確かに絶景だな。こんな高い場所からイルミネーションを見ることなんて、観覧車でもできねえや。
ユノ・メルヴィーネ 2022年12月25日
(片腕を春曲に抱き寄せて、ふわりふわりと宙を舞う)
(その景色は今まで以上に絶景で、彼女にも眩く映った)
うん、とっても綺麗な景色…!
今までのどの景色よりもずっと…ずっと………。
(そう言うと感動するのも最中、ふと言葉を止めて)
(無効票)
ユノ・メルヴィーネ 2022年12月25日
―――……
(演出継続)
ユノ・メルヴィーネ 2022年12月25日
ハル、イドラ。
…ありがとう。
二人が居なかったらきっと、こんな綺麗な場所…見ることができなかった。
「今」の私がここに居るのも、二人のおかげ、だよ。
夢境・イドラ 2022年12月25日
それを言うなら、わらわも二人がいなければ見れなかった景色じゃ。
きっと、誰一人欠けることがなかったからこそ見れた景色――ということじゃの。
(くすくすと笑みを浮かべながら、ぎゅっと二人に身を寄せるようにして)
(無効票)
夢境・イドラ 2022年12月25日
――――こちらこそ。
わらわたちの傍にいてくれてありがとう。ユノ姉さま。
陽樹・春曲 2022年12月25日
…だな。
ここまでの景色があったのは俺たち三人、誰も居なくならずに過ごせたご褒美みたいなもんだろうしな。
(ギュッと身を寄せられつつ)
それに、俺の方も二人のお陰で毎日が楽しいってもんだしな。
サンキューな、ユノ、イドラ。
ユノ・メルヴィーネ 2022年12月25日
――うん。そう、だね。
三人ともこうして居なくならなかったから…これはそのご褒美、かも。
ハル、イドラ。
これからもいっぱい、いっぱい……もっと、いっぱい。
私は、三人で過ごしていきたい。
(ぎゅっと二人を離さないように)
(それは彼女が心の底から願った、最初の我儘)
だからこれからも…一緒に居て、ね?
夢境・イドラ 2022年12月25日
くふふ。佳きご褒美をもらえたのじゃ。
サンタ殿は、いい子にしていた者へプレゼントを届けてくれるらしいからのう。
(きっとこの景色がそうなのだろう、と改めて眺めて)
(演出継続)
夢境・イドラ 2022年12月25日
うむ。もちろんじゃ。
これからも、もっともーっと楽しいことを一緒にしようぞ。
(二人を見上げて、ふわりと微笑む)
(仄かに潤んだ瞳は、地上のイルミネーションの光を受けて煌めいていた)
ユノ・メルヴィーネ 2022年12月25日
…ふふ。サンタさんが届けてくれた贈り物、だね。
一番素敵なプレゼント…かも。
(こくり、と小さく笑って)
うん…!もっともっと…楽しい日々がしたいな…!
じゃあ早速、今度はあれに乗ろう…!
(そうして指さしたのは光り輝く観覧車で、にこりと微笑んだ)
陽樹・春曲 2022年12月25日
…あぁ。これからも三人で一緒に、な。
こんな日々が続いていけるようにしようぜ。
(二人の微笑みを見て、つられて笑えば)
も、もうすでにあれよりは高い気もするが…
そんじゃ今度はあれに乗るとするか。
(そうして、光の海を眺めながら、三人の聖夜は煌めきながら流れていく)
(忘れられない思い出になるくらいに―――)
陽樹・春曲 2022年12月25日
【〆】