chou*chou

🍀【RP】新宿グランドターミナルで

一蝶・信志 2022年10月26日
 任務を終えて電車を降りる。もしくはこれからどの電車に乗ろうか思案している。それとも乗り込む人を見送りにきていた。
 ――ともかく、あなたは新宿グランドターミナルを訪れていた。
 各ディヴィジョン行きのパラドクストレインは今日も数多く出発し、そして帰ってくる。たった今も、頭上のホームに入ってきた列車の音が天井を揺らした。
 電車の音に気を取られた刹那、誰かに背を押されて足がもつれる。
「やだ、ごめんなさい!」
 後ろからぶつかってきた誰かの声が聞こえたのとコインロッカーの冷たい感触がしたのは、ほとんど同時だった。


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先着で1:1のRPです。
初めましての方もお気軽にどうぞ。
30レスくらいを目安に、キリのよいところまで。
2週間途切れたら一旦お片付けします。




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一蝶・信志 2022年10月26日
ケガはないかしら? 本当にごめんなさい。ワタシったら、ちゃんと前を見ていなかったの。
0

ヒュー・ハルウェル 2022年10月26日
あぁいえ、お気になさらず。私も少々考え事をしておりましたゆえ。
私もお嬢様も、この通り。
(右腕に乗せたスフィンクスごと両手を広げ、何事もないことを示す)
0

一蝶・信志 2022年10月26日
(ドラゴニアンの外見では年齢の見当をつけられなかったが、物腰と声の色からすると年配の方だろうと推測した。なおさら、自分の不注意が悔やまれる。――が、)

あら。…あら!
まあまあ、なんて可愛らしい猫ちゃん! スフィンクスなのね。おじさまの大切なパートナーにもケガがなくって、なによりだったわ。
0

ヒュー・ハルウェル 2022年10月26日
(誉め言葉に耳聡い『お嬢様』は、ヒューの肩へと駆け上がり、淑女然として腰を落として見せる)

ふふ……ありがとう存じます、フロイライン。
しかし、パートナーとは過ぎた肩書にございますな。
(苦笑すると、コインロッカーにぶつかった際に撚れたタイを直し)
申し遅れました、私はヒュー・ハルウェル。こちらの『お嬢様』にお仕えする、一介の執事でございます。
(半歩下がり、胸に手を当てて一礼する)
0

一蝶・信志 2022年10月26日
――ま。
(自慢げな仕草も一層可愛らしい『お嬢様』の姿にクスクス笑って、自分も軽く膝を折って挨拶する)

ご丁寧にありがとう、ヘル・ハルウェル。
ワタシはシンディよ。家族や土地の名前はないの。ただ「シンディ」と呼んでいただけたら嬉しいわ。

執事さんなのね。ワタシ、ホンモノの執事さんにお目にかかるのは初めてだわ!
0

ヒュー・ハルウェル 2022年10月26日
ご丁寧に、ありがとうございます。
(お嬢様はますます尊大に、ふわふわの胸を張っている)

おっと、シンディ嬢のような素敵なお嬢さんには、できればファーストネームで呼んでいただきたく存じますな。
(些か気障っぽい仕草でモノクルの奥の右目を閉じて)

ええ、老いらくの身ではございますが。
(ふと、ホームの方へと目を向けて)
シンディ嬢は、これからどちらかへお出かけですか?
0

一蝶・信志 2022年10月26日
うふふ、お上手なのね。あんまり褒められると、調子に乗っちゃいそうだわ💖
じゃあ、ヒューおじさまと呼ばせていただこうかしら。
お嬢様も、ご機嫌麗しゅう。ふわふわのフリルがとってもステキね。

(と、つられて視線をホームの方へ向ける)
ええ、――ああ、いえ。今日は帰って来たところなのよ。パルマでお祭りがあったのはご存知?
0

ヒュー・ハルウェル 2022年10月26日
シンディ嬢の歓心を得ることができたのなら、紳士として最上の誉れでございます。
(ヒューが頭を下げるのに合わせ、お嬢様はヒューの背中側へ。ドレスを自慢するように、ふさふさの尻尾や艶々の翼をアピールしている)

おや、シンディ嬢もあのお祭りに?
奇遇ですな。私とお嬢様も、今しがたパルマから帰ってきたばかりでして。
(祭に参加していたディアボロス達の中にシンディの姿は無かったように思われたが、偶然見なかっただけだろうと勝手に納得して)
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一蝶・信志 2022年10月27日
――あら。おじさまも?

(しまった。と一瞬思うが、顔には出さない。
そういえば見事な毛並みのスフィンクスを連れたドラゴニアンが調理場にいたような…。最高級の食材で料理する貴重な機会に浮かれていたかもしれない)

そうなのよ。ワタシは市民の皆さんに配給のお知らせをするお手伝いをしていたの。隅っこの方で、…そう、路地裏とか、少し離れた場所とか。

(こういうのって猫ちゃんの方が勘が鋭かったりするのよね…。と、チラッとお嬢様の顔を伺う)
0

ヒュー・ハルウェル 2022年10月27日
ええ。プロシュット・ディ・パルマにパルミジャーノと聞けば、いてもたってもいられず。
私はパンケーキをお作りしたのですが、他にもリゾットやピンチョスなど素敵な料理ばかりで……。
シンディ嬢も召し上がりましたかな?
(興奮冷めやらずといった風情で声を弾ませ)

(お嬢様は丁度シンディの方を見ていた。エメラルド色の瞳がじいっとシンディを見つめ……ふっと伏せられた)
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一蝶・信志 2022年10月28日

(ありがとう、ありがとうお嬢様!!)

ええ、もちろんいただいたわ。
ほんのちょっぴり、味見をね。
ワタシもおじさまと同じで、本場のプロシュットやパルミジャーノを本場で味わえる!って聞いて、すぐさま電車に飛び乗っちゃったのよ。
(食いしん坊でしょう?と破顔する)

パンケーキもいただいたわよ。ふっくらとして美味しかったわ💖
おじさまが作ったお料理だったのねえ。さすが執事!と言うべきなのかしら?
0

ヒュー・ハルウェル 2022年10月28日
(お嬢様はついと片目を開けて口元を綻ばせた――様に見えた)

(そんなこととは知らぬ執事は胸に手を当てて微笑み)
ふふ、お褒めいただき恐悦至極に存じます。食材の良さに助けられましたな。
……立ち話もなんですし、宜しければ食いしん坊同士、お茶でもご一緒いたしませんか?
(お茶道具の入っているであろうバスケットをひょいと持ち上げ、すぐそこのベンチに目を遣る)
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一蝶・信志 2022年10月28日
(あぁ〜、もうお嬢様の下僕になってもいいわ…!)(拝みたい気持ちを一生懸命抑えている)

…もちろん!
(料理上手の名執事が手にするバスケットにはステキなものが入っていると決まっている。目を輝かせて即答した)
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ヒュー・ハルウェル 2022年10月28日
良かった。ではレディ、御案内を。
(白い手袋に包まれた右手を差し伸べる。まぁ、ベンチまで十数歩もないのだが)

(ベンチの前まで来ると、老執事は胸のチーフを抜く)
どうぞこちらへ。
パンケーキの材料が余ったので、つい作ってしまったのですが……これも縁という物ですな。
(バスケットから、パラフィン紙に包まれた菓子を二枚取り出す)
キャラメル林檎パンケーキです。カトラリーが無くて、申し訳ありませんが。
0

一蝶・信志 2022年10月28日
(もったいぶった仕草で差し伸べられた手に自分の手を重ねて)
ふふ。ありがとう、おじさま💖

(日頃めったに味わえない“レディ”扱いを満喫しながら、悠々とベンチに腰を下ろす。「何が入っているのかしら?」などとおどけながらバスケットを覗き込んで)
――ううーん! いい香り!!
キャラメルの香ばしさがとってもステキ。このフルーツは何かしら、…りんご?
0

ヒュー・ハルウェル 2022年10月29日
(ふわりと広がるスカートに興味津々のお嬢様をシンディの隣に下ろして)
ええ、紅玉です。お嬢様のおやつ用に持って行っていたものなのですが、せっかくパンケーキ生地を作りましたので。

(手早くポットを用意しながら。新宿ならば、残留効果で湯も用意できるのだから便利なものだ)
珈琲と紅茶ならどちらがお好みですか?
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一蝶・信志 2022年10月29日
まあ、紅玉!
お料理用の品種って、なかなか「ご近所のスーパー」的なお店だと買えないのよね。
いつも妥協してふつうのりんごを焼いちゃったりするわ。でもやっぱり食感が違うのよね〜。
おもてなしありがとう、ワタシはコーヒーが好きよ💖

…あらあら、ヒラヒラが気になっちゃう?☺️
(お嬢様の鼻先に人差し指を近づけて反応を伺う)
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ヒュー・ハルウェル 2022年10月29日
先日取り戻された区域で良い青果店に出会いまして。
宜しければご紹介致しますぞ。
(微笑んで頷き、コーヒーミルと縦長のガラス容器を取り出す。ミルで挽いた豆と湯を注いで)
その口ぶり、シンディ嬢もお菓子作りをなさるのですか?

(お嬢様は人差し指に鼻をくっ付け、興味深そうにスンスン嗅いでいる)
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一蝶・信志 2022年10月30日
(しっとりした猫の鼻の感触に、「くすぐったい」と身をよじらせて笑う。そのまま手のひらを見せて、お嬢様の好きにさせる)

お菓子を作るのは、実のところ“ごくたま~に”くらいなの。普段作るのはお酒に合うようなお料理ばっかりね。
…あら、こんなところで本格的なコーヒーをいただけるの?
てっきりポットに淹れたコーヒーがあるのだと思っていたわ。
0

ヒュー・ハルウェル 2022年10月30日
(お嬢様は指先から辿るように手のひらを嗅ぎ、次いで頭を擦り付ける)

(執事はシンディとお嬢様の戯れを目を細めて見守り)
おぉ、シンディ嬢は酒も嗜まれるのですか?
……実は私、酒に目がないのです。

(決して強くはないのですが、と苦笑しつつ、ガラス容器――コーヒープレスを押し下げ)
やはり挽きたての旨さには敵いませんので……どうぞ。シュガーはご入用ですか?
0

一蝶・信志 2022年10月30日
!!!🐈🐈🐈
(あったかくてちっちゃくてふわっふわのオデコ~~~💕💕💕)
(誘われるように吸い込まれるようにお嬢様の頬を撫でる)
…はぁ、まるで天使ね…。(うっとり)

ブラックで大丈夫よ、ありがとう。
おじさまもイケるクチの方?
(くい、と盃を傾けるジェスチャーをしてみせて)
ワタシは夜のオシゴトをしているせいもあって飲む機会は多い方だけど、
それを差し引きしてもお酒は好きね。
みんなと賑やかにいただくのも楽しいし、一人でゆっくり飲むのもイイわ💖
ヒューおじさまは普段どんな風にお酒を楽しまれるのかしら?
0

ヒュー・ハルウェル 2022年10月30日
ふふふ、天使ですか……おっと。
(くすくすと笑っていたが、お嬢様に横目で睨まれ口を噤む)

(お嬢様は気持ち良さそうに目を細め、首を傾けてもっと撫でてと主張してくる)

あぁ、シンディ嬢は提供する側でいらっしゃいましたか。
どうりで聞き上手でいらっしゃる……酒が美味くなりそうですな。
私にはお嬢様がおりますので、なかなか静かには飲めませんが……以前は主人の晩酌に随することもありましたな。
(紙コップに専用のホルダーを付けてコーヒーを注ぎ、ひとつをシンディへ)
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一蝶・信志 2022年10月31日
(手のひらに感じるささやかな重みの幸せ。指先でこしょこしょと撫でながら)

うふっ、そうでしょう?(少しばかり得意な顔をして見せて、紙コップを受け取る。湯気と共に立ち上る香りに、ほうっと息をついて)

前はどんな方にお仕えなさってたの?
執事を持つくらいだから、身分のある方なんでしょうね。
0

ヒュー・ハルウェル 2022年11月1日
(お嬢様は喉元に指を誘導しようとしている。喉からはくるくると振動が伝わってくる)

ええ、感服致します。
(自分の紙コップにもコーヒーを注ぎ)
お隣、失礼しても?
(ベンチの端を手のひらで示して)

南ドイツの国境付近を治める、伯爵家に仕えておりました。身分はありましたが……主人はいつまでも子供のような人で大変でしたな。
(苦笑しつつ首を傾けて)
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一蝶・信志 2022年11月1日
ええ。どうぞどうぞ。(心持ち横にズレて、ヒューの座る場所を空ける)
お嬢様はどっちのお膝がいいかしら? ふふ。

まあ、ドイツ。失礼だけれど、時代はどちらから? 土地を治めるお家ということは、21世紀ではなさそうかしら。
あちらの奪還は叶ったケド、確か帰還は保留状態だったわよね…。
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ヒュー・ハルウェル 2022年11月1日
ありがとうございます、それでは失礼して。
(翼や尻尾が邪魔にならないよう、慎重に腰かけ)
(お嬢様はシンディを見上げ、当たり前の如く膝に乗ろうとする)

19世紀です。とはいえ、こちらと同じ世界かどうかも定かではありませんが…。
少なくとも私のいた場所にはクロノヴェーダもこんな生き物もおりませんでしたゆえ。
(自身の身体を示して)
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一蝶・信志 2022年11月5日
(小さな足から伝わる重みに目を細めて)
あらあら、こっちがいいの~?
そうね。“オンナノコ”同士、仲良くしましょ💖
(こしょこしょと撫でる)

19世紀…、というと、グランダルメに近い時代かも?
南の方だったら、オーストリアとも近かったのかしら。
おじさまは新宿にいらしたときにドラゴニアンになっちゃったタイプなのね。
周りの様子にもご自分の変化にも、さぞかしびっくりされたでしょう?
0

ヒュー・ハルウェル 2022年11月5日
あぁ……すみません、シンディ嬢。お洋服が汚れたりはしていませんか?
(自分が膝に乗って嫌がる人間は居ない、とばかりに澄まし顔をするお嬢様へ、胡乱な目を向けて)
……お嬢様、もう少し慎みをですな……。

ええ、アルプスを臨む……今で言うオーストリアやスイスにも近い領地でした。水が豊かで美しいところでしたぞ。
(尻尾を無意識にゆらりと揺らして)
それはもう!
ここに来たばかりの頃はそこら中に尻尾や翼や角をぶつけて、酷い有様でございました。
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一蝶・信志 2022年11月6日
ぜーんぜん! 大丈夫よ💖
あとでコロコロすればいいんですもの。
ね~💕(お嬢様に)

うふふ。(町中を歩くのに苦労するヒューの姿を想像して、思わず笑う)
そりゃあそうよね、今までなかったものが身体にくっついてるんですもの!
もしワタシだったら、尻尾が電車のドアに挟まっちゃいそうで怖いわ。

水が豊かと伺って思い出したのだけれど、南ドイツといえばヴァイツェンね!
ヒューおじさまもビールはお好きかしら?
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ヒュー・ハルウェル 2022年11月6日
そうですか?忝ない……。
(そう言って眦を垂れる執事をよそに、お嬢様は『みぅ〜』と同意の声を上げる)

ええ……慣れるまでは暫く痛い目にあいました。
それに、驚いた拍子に翼を広げてしまったり、嬉しい時に尻尾が動いてしまったりするのを抑えるのも、なかなか。
(困ったように肩を竦めて)

(ビール、と聞いて目元を綻ばせ)
勿論!ビールはドイツ人の血ですから。
シンディ嬢はいかがですか?
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一蝶・信志 2022年11月8日
あっ、そうか、身体が勝手に動いちゃったりすることもあるのね。
慣れないうちは本当に大変そうだわ…。
(そんなヒューの姿を想像しつつ、尻尾に視線が行く)
(嬉しいと動くのね……ネコチャンみたいでカワイイ😊)

ワタシもビール🍻大好きよ~💕
一時は輸入ビールに凝ってたこともあるもの✨
初めてビアバーに行ったときは、
こんなにいろんな味わいのビールがあるなんて、って感動したわ!
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ヒュー・ハルウェル 2022年11月9日
今ではすっかり慣れて、抑えられるようになりました……酔ったりすると怪しいですが。
(恥じ入るように苦笑する)

おや、それは素敵ですな!
私は逆に、こちらの創意あふれるクラフトビールに感動致しました。
日本ならではの味わいのものもたくさんあって、料理とのマリアージュを考えるのも実に楽しゅうございますな。
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一蝶・信志 2024年5月24日
(お返事できなくなってしまっていてごめんなさい! お話してくださってとても嬉しかったわ♡ おじさまとは、また別の機会でぜひお会いしましょう😘)
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