創想符牒

【RP】空想の紡ぎ方

アルマニア・シングリッド 2022年9月6日
『錬金術師』。
その存在が示唆されたのは、いつ頃だろうか?

そもそも錬金術とは何なのか。
その謎が明かされるのは、まだ先であろう昨今。

『手帳に錬金術についての内容がある』事がキッカケで、此処。創想符牒に集う人影があった。


― ― ― ― ―

場所は創想符牒の一室。
空っぽばかりの本棚が立ち並んでいる。
本は一部に申し訳程度にアルマニアの趣味のものらしき本がある程度。

ダイニングテーブルと数人分のオフィスチェアが共に置かれている以外は殺風景に見える場所だ。




RP終了
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スレ終了
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ソラ・フルーリア 2022年9月8日
(あの模擬戦から何日経ったろうか、少女はまたこの場所を訪れていた)
(今回もキャスケットにメガネの変装(自称)モードである)

……ふぅ。やっと着いた……。
アルマニア!サフェル! 来たわよ!

(また迷ってきたらしいソラはその部屋の戸を開け、主の名を呼んだ) (無効票)
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アルマニア・シングリッド 2022年9月10日
(ソラが扉を開けた先には、ダイニングテーブルに参考書らしきものが積み重なり、複数人分置かれているオフィスチェアの1つに座って頬杖をついていたアルマニアと、同じくオフィスチェアに座って参考書の1つを読んでいるサフェルの姿だった)
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アルマニア・シングリッド 2022年9月10日
お、ソラさんはいらっしゃいです。
この前の模擬戦とは違う部屋でしたが、道は大丈夫でしたか?
(声掛けで彼女に気付き、その場で軽く手を挙げて応対する) (無効票)
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パンドラ・クロゥフィボーグ 2022年9月10日
あら……あれはソラお姉さま…?

(以前から興味があったアルマニアの保有する知識系統について訊いてみようと、この日パンドラは創想符牒を訪れていた)

(そうしてウロウロしていた時、見知った顔が一室に入っていくのを見かけてしまったのだ。これは後を追うしかないだろう) (無効票)
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ソラ・フルーリア 2022年9月10日
ええ、大丈夫大丈夫!
流石のアタシももう迷ったりしないわよ!

(自信たっぷりに語るソラだが、ガッツリ迷ってます)
(「ええ」の前の極僅かな逡巡にアルマニアが気付いたかどうかはともかく)

……わ、これ全部魔術の本かしら?
流石創想符牒、沢山あるのね!

(そして二人に近寄り、物珍しげに本の山を眺めつつ)
(「座っていいかしら?」とアルマニアに尋ねるのだった)
(無論パンドラにはまだ気付いていない) (無効票)
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パンドラ・クロゥフィボーグ 2022年9月10日


(ピンと来た顔で微笑む。これは面白い話を聞けるチャンスだと思ったのだ)

二人ともー! アタイも話に混ぜて欲しいのだわ!

(迷わず部屋の中に突撃した) (無効票)
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アルマニア・シングリッド 2022年9月10日
ここに在る本ですか?
(ソラの言葉に、机上にある本の山へ視線を向け)

あぁ、これはさっき空想魔術で手帳にあった知識の中で流通させても大丈夫なものを書き起こしていたんですよ。
(彼女の肯定の前にあった僅かな逡巡はスルーしつつ、苦笑いしながら立ち並ぶ空の本棚を指す。
実は、あまり充実させていないことに申し訳なさそうだ)
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アルマニア・シングリッド 2022年9月10日
(続けてソラの問い掛けに同意を示していたら、突撃してきたパンドラに気付き)

おや、パンドラさんもいらっしゃいです。
ここに来るのは珍しいですね?
(「とりあえず、パンドラさんも席をどうぞ」と促す)

(ここまでの間も、サフェルは机上に積まれた本を数冊読んでいるようだった) (無効票)
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ソラ・フルーリア 2022年9月11日
読み漁ってたっていうか、書いてたってわけね!
読む方は役に立つと思うけど、大変そう……。

(机の上に積み重ねられた相当数の本を見れば、その苦労はなんとなくソラにも想像でき)
(なんとなく苦労人のイメージがあるアルマニアっぽいとも思ったのだった)

わ、パンドラ! パンドラも来てたのね!

(そして椅子に座ろうとした所で、突然の聞き覚えのある声にビクーンと反応しつつも)
(顔なじみの彼女にヒラヒラと手を振った) (無効票)
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パンドラ・クロゥフィボーグ 2022年9月13日
にゃはは、知識欲を満たしたくなってね!

前からアルマニアには話を聞いてみたかったのよ

ソラお姉さまも同じかしらね。こんにちは!

(とてとてと入室して、手近な席に腰掛けた) (無効票)
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アルマニア・シングリッド 2022年9月14日
聞きたい事、ですか。
(こことは別の場所で、よくアルマニア自身が扱う魔術の話をパンドラにもしていた為、それ関連だろうかと思いつつ)

まぁ、実際に私の直筆で書きおこしてはないですね。内容の精査はサフェルと一緒にしましたが、実際に本にする時には空想魔術で一瞬でした。
(念のためにと机上にある本の山を作った方法をソラに伝える。
机上にある本はどれもお店で売られていると勘違いしても可笑しくないくらい、綺麗に装丁されているだろう) (無効票)
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ソラ・フルーリア 2022年9月14日
空想魔術、便利ね……。

(とても個人で作ったとは思えない仕上がりの本に感嘆の息を吐く)

そうね、アタシもそんな所!
特に……「錬金術」についてだけど!

(そしてパンドラにはそう首肯して、今日の1番の目的を告げた)
(アルマニアの操る空想魔術に記載があり、ロマノフでも見つけられようとしているその名を) (無効票)
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アルマニア・シングリッド 2022年9月15日
あぁ、前に手帳に知識としてあると話したことがありますものね。
(成程。と、頷いてから過ぎる不安)

ソラさん。錬金術は結構頭を使うんですが、大丈夫です?
(超感覚派と公言している彼女に、念の為にと確認を取ろうとする。
錬金術は科学に通ずるものがあるため、感覚だけでは扱い切れない可能性もあるからだ。
それでも、感覚的に捉えて錬金術が扱える天才的な人もいる)

(なお、サフェルは読書を止めてアルマニアが買い溜めしているらしいA4サイズのノートを新品で数冊。その他筆記用具を用意し始めていた) (無効票)
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パンドラ・クロゥフィボーグ 2022年9月15日
錬金術…アルヒーミャ (ロシア語でアルケミーの意味) ね!

かつての科学的知識の最先端だったわけだし、頭を使うのも納得だわ

折角だし、アタイも聞いておきたいかもだわ!

(知識欲に目が輝いている) (無効票)
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ソラ・フルーリア 2022年9月15日
……大丈夫よ!
アタシが進化するためにも、学べるものは学んでおかなくちゃ!

(先程の比ではないくらい沈黙が長かった気がするが)
(それはともかくとして、意欲はなかなかに有るようではあった) (無効票)
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アルマニア・シングリッド 2022年9月15日
ソラさんに一抹の不安がありますが…………まぁ、いいでしょう。
パンドラさんも興味があるようですし、錬金術についてのお話をしましょうか。
(実は、先程まで書き起こしていた本がちょうど錬金術に関するものだったのだ。
アルマニアは空想魔術で山積みになっている本の中から錬金術の入門編のものを人数分取り出し、サフェルは用意していたノートや筆記用具をそれぞれ配ろうとする) (無効票)
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パンドラ・クロゥフィボーグ 2022年9月18日
あら、ありがとう!
(ノートや筆記用具を受け取りつつ)

サフェル…だったかしら?

錬金術…結構歴史は古いはずだけれど、どこからお話してくれるのかしら!

(ワクワクした目で待っている) (無効票)
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ソラ・フルーリア 2022年9月18日
サフェルもありがと!
(錬金術の本に加え、配られたノートと筆記具を受け取り、この前の模擬戦の調子で撫でようとするソラ)
(余程撫で心地が良かったらしい)

あ、アタシも昔のヨーロッパで研究されてたってことは知ってるわ!
(などと恐らくパンドラとは比にならない位粒度の粗い話をするが)
(筆記具を持ちノートに折り目をつけているあたり、やはりやる気はあるようだ) (無効票)
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アルマニア・シングリッド 2022年9月18日
(だが、サフェルを撫でようとした手を避けるように、ひょいと空からは届かない位置にある席に座るサフェル。
今は撫でられる気分ではないらしい。可愛い見かけに反して、中身は大分凛々しいようだ)
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アルマニア・シングリッド 2022年9月18日
歴史の話は長くなるので、とりあえず錬金術の基本的な理論などからやっていこうかと思います。
まぁ、これも細かく話すと頭がこんがらがってしまう事が多いのでザックリ目になると思いますが。
(アルマニアも視線でサフェルに礼を送りつつ筆記用具の類を受け取る) (無効票)
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アルマニア・シングリッド 2022年9月25日
(2人がノートと筆記用具の準備が整ったのを確認し)

じゃぁ、錬金術について話していきましょう。
まず、『錬金術とは何か』ですが。ザックリと言ってしまうと、鉄や銅といった金属類を金や銀などの貴金属に変化させるための術になります。
ただの石ころから宝石を生み出す、という可能性もあるのが錬金術になりますね。 (無効票)
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ソラ・フルーリア 2022年9月25日
あら?
(すかっと手を空を切り、手とサフェルを交互に見遣った後)

……クールなのも可愛いわね!
(とサフェルをそう評すのだった)
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ソラ・フルーリア 2022年9月25日
はーい!
(そして、既に授業を受ける生徒モードのソラは生徒らしく元気よく返事をしつつ)
(ノートの1ページ目に「錬金術とは」と書き込んだ)

物質を別の物質に変化させるのね!
(コレくらいなら自分でも分かる!と言わんばかりにノートにサラサラと書き込んでいく)
(少なくとも今のところは順調なようだ。まだ1文目ではあるが) (無効票)
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アルマニア・シングリッド 2022年9月27日
はい。その物質の変化が錬金術の基本であり、真髄だと私は解釈しています。
在るものを組み合わせることによって更なるものができますが、無から有を作ることはできない。何かを作るには材料が絶対的に必要になる。それが私の手帳に記されていた錬金術です。
(ソラの言葉に頷きつつ、話を進めて自身が手帳から得た錬金術の概要を話す) (無効票)
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パンドラ・クロゥフィボーグ 2022年9月28日
ふむふむ…

必ず対価がいる…それが錬金術というわけね!

さすが化学の元となっただけあって、理にかなった方法論ね!

(ノートに概要を書き込みつつ、血の分岐のようなものだろうかと考えている) (無効票)
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アルマニア・シングリッド 2022年9月29日
ですね。
(パンドラの『必ず対価がいる』という言葉に相槌を打ち)

錬金術は『等価交換』が原則としてあります。一見、そうでないものも材料の性質や質、錬成を行う時の方法の組み合わせによって成り立っているんです。

魔法を使う時の術式やその対価である魔力量と同じような理論と考えて大丈夫だと思います。
(そこでソラとパンドラに顔を向けて)
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アルマニア・シングリッド 2022年9月29日
………概要はこんな感じですかね?
現代で言うと理系に区分される分野になるので、人によって魔法よりも扱うのが難しいかもしれません。

(そう言いながら、先程まで口頭で説明した錬金術の概要を簡潔に纏めた自分のノートを2人に見せる。表や図形も的確に使われていて、非常に見やすいものになっているだろう) (無効票)
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ソラ・フルーリア 2022年9月29日
石ころから金とかは出来ないと……。
そういう風に見えてもタネがあるってことね!

(少しだけ残念そうな顔をするソラ。何をしでかそうとしてたのかはともかく)
(此処までの話は理解できたようで、ノートにも割としっかり書いてある)

わ、凄い! わかりやすいわね!

(そして見せられたアルマニアのノートの見やすさに驚きつつ、ノートに幾らか付け足して)

ま、アイドルだもの!
魔法だって錬金術だってマスターしてみせるわ!

(二人には、相変わらずどこから来るのかわからない自信を見せるのだった) (無効票)
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パンドラ・クロゥフィボーグ 2022年10月1日
さすがソラお姉さま! 良い自信だわ!

組み合わせによって、等価交換さえできていれば良いわけね…ふむふむ…

(同じく、ノートにペンを走らせつつ話を聞いている) (無効票)
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アルマニア・シングリッド 2022年10月3日
まぁ、その組み合わせが嚙み合わないと作りたいものは錬成―――錬金術における物質の変換や構築みたいなものですね。それができないので、要注意です。
(そう言いながら、片手で手帳に触れ)

じゃぁ、この概念にして基本を踏まえて1つ、問題を出しましょう。
(机の中心に、空想魔術で何かを出す)
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アルマニア・シングリッド 2022年10月3日
問題。
ここに黒鉛と粘土と木材があります。これを錬成すると、何ができるでしょうか?

(空想魔術で机の中央に出したのは、少量の黒鉛と粘土と加工された木の棒。それらの下には、魔方陣よりも更に文字が羅列している陣がある) (無効票)
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ソラ・フルーリア 2022年10月5日
黒鉛と、粘土と、木材?

(3つの材料を前に、目を閉じて顎に手を当てて考え込む)
(つまり、これらが材料のものを考えれば良いのだろうが……)

……うーん?

(思いつかないらしい) (無効票)
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パンドラ・クロゥフィボーグ 2022年10月6日
………

黒鉛…木…。粘土があるから怪しいけれど、それらを素材にしそうなのは…鉛筆、とか?

(脳内の知識に頼りながら、訊いてみる) (無効票)
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アルマニア・シングリッド 2022年10月6日
パンドラさん、正解です。
(ピンポンピンポーンと、どこからかそんな音が聞こえてくる。その数秒後に材料の下に描かれていた陣―――錬成陣が光り、黒鉛や粘土、木材が見えなくなって。
錬成陣の光が収まった時には、文房具屋などでよく見かける1本の鉛筆があった) (無効票)
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ソラ・フルーリア 2022年10月11日
わあ、凄いわ!
パンドラもアルマニアも!

(思わずぱちぱちと拍手するソラ。正解したパンドラにも、錬金術を発動させたアルマニアにも)
(わずか数秒で材料が見知ったモノになった瞬間を見たソラは、きらきらと目を輝かせた) (無効票)
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パンドラ・クロゥフィボーグ 2022年10月19日
当たっていたのだわ!?

ふむふむ…つまり、生み出したい物の構成式や、構成物がわかってさえいれば、即興でも物を作り出せる…。

しかもコレ、物質の組成や質量が同じなら、その場で組み替えたりもできたりするのかしら?

(小首傾げ) (RP終了)
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アルマニア・シングリッド 2022年10月19日
そこが錬金術の難しいところですね。
パンドラさんの言う通り、物質の組成や質量が同じのもので組み替えようとしたら……。
(先程とは違う材料出し、同じように錬成を行うと……)

ボンっ!


ーーーこうなります。
(軽い爆発が起こり、煙が晴れた先には明らかにゴミとしか言いようがない物体があった) (無効票)
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ソラ・フルーリア 2022年11月4日
わ!?

(音と煙にビクッと体を跳ねさせ、そーっと煙の中のモノを見てみる)
(何とも形容しがたいソレに難しそうな顔をしつつも、ノートに書き込んだ)

……いまのが失敗例ってわけね!
というか、今のは「錬成する先がなかった」のかしら?
自由に組み替えれるわけじゃないのね! (RP終了)
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アルマニア・シングリッド 2022年11月4日
簡単に言えば、そうなりますね。

好きなように組み合わせて好きなように錬成によって変えれるわけではない。こじつけは通用しない。
それが錬金術です。

どのような組み合わせで何に変化する法則があるのか。一緒にして失敗してしまう材料は何なのか。
そういうものを突き詰めた先に、魔法とは違う『その先』があります。
その為には、膨大な試行錯誤やら法則やらパターンやら。諸々の知識を得て活用していく必要性があるんですよね。
(そう言いながら、空想魔術でゴミと化した物体を小さな可愛らしい花が植えられている小さな鉢植えに変える (RP終了)
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