ニュー新宿わくわくモール

【個別】突撃!貴店のガラムマサラ!

十埼・竜 2022年6月6日
初めて入るカレー屋さんって、博打なとこあるよね。
辛さ的な意味で。

#奉利・聖
#十埼・竜





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十埼・竜 2022年6月6日
(揺れる水面の奥に、何か見てるんだろうか。自分のに目を落としても、歪な影だけだ)

抗う。……うん、そう言われた気がした。あれって、先輩がやったわけじゃなくって……勝手に? (無効票)
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奉利・聖 2022年6月6日
いえ、やめたわけじゃありません。
ただ……人の好き嫌いくらいは、大事にしようと思いまして。

(みなまで言わずとも、分かるだろう。きみがどっちかなんて)

ねぇ竜さん。
貴方自身が「誰でもよかった」なんて思ってても。他の人はそうじゃないんですよ。貴方に近しい人は、みんなそう思ってそうですかね?
(一回聞いてみたらどうですか、なんて。意地の悪いことを言ってる自覚はある)
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奉利・聖 2022年6月6日
半ば、勝手にです。
………どういうわけか。
とても懐かしい感覚がしたんです。
ずっとそこに居て、長いこと一緒だったみたいな……。 (無効票)
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十埼・竜 2022年6月6日
……自分で聞いて回れるほど面の皮厚くないですよ、流石に!
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十埼・竜 2022年6月6日
……じゃ、やっぱり、あんなこと言ってごめん。
傷つけたのも。要らない意地張らせたのも。

ちゃんと自覚することにします。先輩が……
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十埼・竜 2022年6月6日
…………いやこれ認めんのもだいぶ厚い面の皮が要るやつじゃん。
(水のグラスで涼をとる)
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十埼・竜 2022年6月6日
懐かしくて、一緒にいた感じ……

(あの時、感じたのは)……先輩が使ってる気功とか、魔法とかとは、なんか全然違う“波”だったのは覚えてる。
(今は、もう、聴こえないだろうか)
(その死のささやきの奥にでも。)

(――――耳をすませる) (無効票)
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奉利・聖 2022年6月6日
はい、許します。
なのでもう気にしないように。
(こつん、と)
(指を小突くように、額に向けて突き出してみて)
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奉利・聖 2022年6月6日
(本当に、微かだけれど)

(息づいているように、それがある)

(微かで小さいのに、とても強い何か。何にだって負けなさそうな、それには)
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奉利・聖 2022年6月6日
("何人もの思念" が、宿っている) (無効票)
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十埼・竜 2022年6月6日
てっ。(別に痛くはないんだけど、わざと声を――――)

(――――触れたせいか)
(微かな“波”ははっきりと伝わった)
(呼吸。脈。…………これは、)

先輩っ!(ぱし、と、突き出された手を受け止めるように握って。)
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十埼・竜 2022年6月6日
(あの時光が見えたのは指と目?)
(真剣な顔でその手を引き、身を乗り出してもう片手を突き出して、目を塞ぐように顔に当て)
ごめん。ちょっと頭からっぽにしてて。(更に無茶振りを重ねた)

(スカイセンサーできみの波に潜り込み、灯浮標みたいな思念波を追いかける)
(ハロー。そこにいるのは、きみたちは、誰だ!) (無効票)
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奉利・聖 2022年6月6日
えっ!?ちょっと!?
(いきなりなんですか!?と眼を白黒させる。とはいえ彼のやることだ。言われた通りにしてみて)
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奉利・聖 2022年6月6日
(バチッ ザザッ)

(あるいはノイズに塗れていて)

(あるいは小さくなって)

(あるいは遠くなって)
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奉利・聖 2022年6月6日
(どこへも行けないような旅路の果てに)

(ようやく、絞り出したような声)
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奉利・聖 2022年6月6日
「 たし  は」
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奉利・聖 2022年6月6日
「わたし たちは」
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奉利・聖 2022年6月6日
「ぜ──zyrgijwjsgtgr)vtg&v」 (無効票)
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十埼・竜 2022年6月6日
(砂嵐の向こうに、うねる波の向こうに、速すぎる流れの彼方に、散ってしまいそうなノイズを必死に辿る)

(“要救助者”の声だと直感した。)
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十埼・竜 2022年6月6日
(どんなに揺るがない光を掲げてても、その声が擦り切れかけている)
(それを、ぼくたちは、絶対に無視してはならない)
(《何て言った!?》離れるな。離すな。周波数を合わせて“波”を叩き返す《聴こえてるよ――――きみたちは、何だ!?》) (無効票)
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奉利・聖 2022年6月7日
(遠ざかっていく)

(消えていく)

(小さ過ぎる音が他の音に飲まれていくように)

(ノイズが呑み込んで、その光を覆い隠してしまいそうに──)
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奉利・聖 2022年6月7日
(ところで)

(君が叩き返した影響だろうか)

(その余波がもたらしたのか、あるいは偶然か)

(別の何かを、起こしたようで)
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奉利・聖 2022年6月7日
『静かに』

(明瞭な声。さっきの思念とは違う、何か)
(それはどこか、人のようなシルエットをしていた)
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奉利・聖 2022年6月7日
(途端に、ノイズが晴れる)
(消える瞬間の、最後のその声だけは)
(はっきりと紡がれる)
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奉利・聖 2022年6月7日
「わたしたちは ぜんにんしゃ」
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奉利・聖 2022年6月7日
「ときをこえ じげんをこえ」
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奉利・聖 2022年6月7日
「うけついだ────」
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奉利・聖 2022年6月7日
(それで、おしまい)

(それきり、誰の応答も無くなった) (無効票)
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十埼・竜 2022年6月7日
(どんなに伸ばしても張り巡らせても感覚網の隙間から零れ落ちるほど小さくかぼそく他のノイズに紛れて)
(くそ)(届かな――――)


(声が響く。)
(緻密に鋭敏になりすぎた網目が、)
(不意に、ひとのかたちを捕まえた。)
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十埼・竜 2022年6月7日
(《誰……》)

(――――周囲が凪いだことに気がついた。霧みたいに蟠る死とノイズの真ん中で、光がきっとここだけを晴らしている。)
(灯台みたいに。)

(最後の声だけが、きれいに照らされて聴こえて)
(あとは、誰の想いも読み取れなくなった。)
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十埼・竜 2022年6月7日
…………。(そっと)(手を離して)(席に腰を下ろす。)
ぜんにんしゃ……「前任者」?
(譫言みたいに呟いて)

……あ、ごめん先輩。ちょっと聞こえたもんだから。(謝罪がド軽い) (無効票)
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奉利・聖 2022年6月7日
……………今。

あの人の、気配が。
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奉利・聖 2022年6月7日
え?あ、あぁ。
大丈夫、です。

(我に返ったように、瞬きを繰り返した) (無効票)
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十埼・竜 2022年6月7日
あの人って、思い出せないって、あの人?

ぼく、そのひと、見……たっていうか触ったっていうかひっかけたっていうか。
(ノイズイーターに片手を当てて)(スカイセンサーで触れたものは、余程のことがない限り、“ここ”に喰われている。……読み出せれば、聴かせることだってできるはず) (無効票)
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奉利・聖 2022年6月7日
…………………これ、やっぱり。
あの人の声だ。
それに、なんだ?前任者?
(聞かされた音を、反芻する。あの力を受け継いだ?誰が?いつ?)
(何か、何か忘れてないか?何か………)
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奉利・聖 2022年6月7日
(………さっきから、何かに封じ込められてるみたいに)
(記憶の底を開けられない)
(これほど大事な記憶なら。忘れるなんてあり得ない。誰かが意図的にそうした可能性がある)

……………駄目ですね。このことについて、忘れてる気がするのに。
思い出せない。どうして…… (無効票)
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十埼・竜 2022年6月7日
声、わかるんだね。
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十埼・竜 2022年6月7日
…………じゃあ、きっと、全部残ってはいるよ。

(あの光が浮かび上がる時なら再アクセスできるんじゃないか)
(でも、あの光の条件って、多分先輩が、)
(……したくはない。本当は頼まれてでも、選びたくはないけど。)
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十埼・竜 2022年6月7日
……まあ、とりあえず一歩前進って感じ、しません?
どう? 思い出せなくても、懐かしい、くらいは感じた?

大丈夫、大丈夫。焦んなくってもさ。
なんせ先輩にはかわいくて頼もしいすごーく優秀なセンサーがついてるんだし……
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十埼・竜 2022年6月7日
(――――空気が変わった。)

(というか、かなり具体的に、空気がスパイス色に染め上げられた。)

(\お待たせシァシター!!/厨房からの唱和!コワイ!そして運ばれてくる普通のカレーライスと……なんかぐつぐつしている地獄みたいな漆黒!!!)

(自称かわいい後輩は見開いた目をしぱしぱさせて)……くしゅっ(くしゃみした。) (無効票)
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奉利・聖 2022年6月7日
……とても、懐かしい感じがしました。今きっと、誰よりももう一度会いたい人の残滓を…掴んだような、気がします。

そう、ですね。
まだ時間はあるんですし、焦らずやっていけば…………
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奉利・聖 2022年6月7日
あ!!カレー!すっかり忘れてました!
(地獄の釜から引っ張り出してきたのかな?ってくらいなドス黒さを放つカレーに視線を奪われた)

美味しそうですねぇ。
(呑気な感想を垂れてる間に、地獄がテーブルに置かれた。あるだけで空気が毒されてる気がする)

では気を取り直して、いただきます! (無効票)
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十埼・竜 2022年6月7日
誰よりももう一度、かぁ。
  、、、、、、
……父さんみたい。

(父さんをノイズの彼方に探し続けるぼくでもあるし)
(……海の彼方に母さんを探し続ける、父さんにも。)
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十埼・竜 2022年6月7日
……忘れないで下さいよ、ご飯食べにきたんだから(目がうっすら痛い)(くしゅっ、鼻がむずついてまたくしゃみした)
(テーブル挟んだこっちまでそのスパイスの刺激が伝わってくる……!)
…………おいしそうっつった???(皿の中に地獄しか見えないんですけど!?)

うん、じゃあ、いただきます……
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十埼・竜 2022年6月7日
……!!!(中辛は普通においしいです!!)
わー、辛いは辛いんだけど割と食べられちゃうねぇこれ! (無効票)
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奉利・聖 2022年6月7日
お互い、会いたいですね。

(もう一度だけでいいから)
(沢山望み、はしないから)
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奉利・聖 2022年6月7日
(ひょいぱくひょいぱくひょいぱくひょいぱくひょいぱくひょいぱくひょいぱくひょいぱくひょいぱくひょいぱくひょいぱくひょいぱくひょいぱくひょいぱくひょいぱくひょいぱく)

美味しい。凄いですよこれ!体の中でマグマが生成されてるみたいで!
(口の中に入れるだけでジュゥって音がしていたそうな) (■)
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十埼・竜 2022年6月7日
先輩。ちょっと。人体から聴こえちゃいけない音がしてる先輩。(聴こえてんだよなあぼく耳がいいから!!)
えー…………
(耳がいいからすごいゴキゲンなのもまあ、わかる)
(ので)
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十埼・竜 2022年6月7日
(スプーンで行儀悪く、ほんのちょこっとだけ掻っ攫い)

(舐め、)

…………、……!!、………………!!!!!(痛い!!!!!!!!)
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十埼・竜 2022年6月7日
(おみず)そ゛う゛だ゛っ゛た゛……せ゛ん゛ぱ゛い゛、い゛た゛く゛な゛い゛ん゛だ゛…… (■)
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