【個】星屑Falling Down
イグザリア・リミット 2022年6月5日
新宿島の何処かに、
迷い込むことでしか入れないプラネタリウムがあるという。
森の間に、ビルの合間に、海の上に?
迷い込んだ人の証言は様々で。
ただ、魔女に出会った、という証言だけは共通していた。
#イグザリア・リミット
#フラン・ベルジュ
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フラン・ベルジュ 2022年6月5日
!!
それはつまり、僕が良い子だったからイグザリアさんのお家に来ることが出来た……ということですね!
(嬉しそうに、得意そうに。そんな少年を見て、相棒たるミニドラゴンはちょっぴり呆れ顔です)
いいなぁ、素敵だなぁ。
こんなに綺麗な夜空が毎日見れるなら、心もキラキラ綺麗になっちゃいそう!
(そんなことを言いながら、少年は嬉しそうに笑って)
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フラン・ベルジュ 2022年6月5日
…………?
(きょと、と不思議そうに首を傾げて)
怖くなんて、ないですよ。
だってイグザリアさんは、
(そう。だって彼女は)
きっと、叶うって。僕の願いを聞いて、そう言ってくれて。
(いつかの放課後を思い返して)
今の僕を、好ましいって言ってくれて。
僕が悪い子になったら、良い子に戻してくれるって。
そう言ってくれた……素敵な、お姉さんです!
(お星様の瞬きにも負けないくらいの、とびっきりの笑顔を浮かべて。ニールを抱きかかえながら、ベンチへと座るのでした)
イグザリア・リミット 2022年6月5日
たとえば、魔女がお醤油を借りに来たりしては、イメージダウンも著しいだろう?
……刻逆からは、もはや神秘の秘匿等と言っている場合ではないけれどね。
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イグザリア・リミット 2022年6月5日
……まあ。
間違いではない。
今のところ、フランは良い子に見えているしな。
それだと、私の心が毎日キラキラ綺麗になっていることになってしまうが……。
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イグザリア・リミット 2022年6月5日
……まったく、眩しいね。
悪くなったときに備えて、フランの弱点を探っておかないとな……。
期待に応えるために、ね。
(隣りに座ったフランに微笑んで)
フラン・ベルジュ 2022年6月5日
……そうでしょうか?
お醤油を借りに来たとしてもー、イグザリアさんがすっごい魔女さんだということには変わりませんし!
僕だったら、お家で一番良いお醤油を貸しちゃいます!
(ふんすふんす。理解しているんだかしていないんだか。そんな彼の言葉を聞いて、ニールは頭を抱えて)
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フラン・ベルジュ 2022年6月5日
えへへ、やったぁ!
色んな人をもっともっと助けて、この調子でもーっと良い子になっちゃいますからね!
(良い子に見えるですって! 嬉しい評価に諸手を上げて大喜びな少年です)
……?
イグザリアさんはー、心キラキラしてないんですか?
僕は今、お星様とイグザリアさんのおかげでとってもキラキラしてます!
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フラン・ベルジュ 2022年6月5日
……えっ、あっ。
ええとええと、僕の弱点……
……辛い物が苦手です!!
(とっても力強く、高らかに弱点を宣言して)
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フラン・ベルジュ 2022年6月5日
……そういえば、この前の放課後の時!
夜に会ったらすごい魔法を見せてくれるって、イグザリアさん言ってましたよね!
(見たいなー、見たいなー、と瞳で訴えかけるのでした)
イグザリア・リミット 2022年6月5日
そうか……じゃあ、お醤油を借りにくときは、フランの家を訪ねることにするよ。
(頭を抱えるニールとフランを眺めて、笑って)
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イグザリア・リミット 2022年6月5日
あまり良い子になりすぎると……あれだ。
光で目が焼けてしまうからな。
たまには悪いこともするといい。
……不法侵入とか。
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イグザリア・リミット 2022年6月5日
……大人になると、自分の心に、自信がなくなっていくのさ。
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イグザリア・リミット 2022年6月5日
なるほど。
それじゃあ悪い子になったときには、練りからしを媒体にして戦おう。
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イグザリア・リミット 2022年6月5日
ああ……星を墜とす魔法。
そうだな。
こんなにも良い星空だ。
(すうっと立ち上がり)
(ベンチの前の、広い空間へ進み出て)
(振り返って)
いくつがいい?
(空へ、手を差し伸べて、ゆるく指を開く)
フラン・ベルジュ 2022年6月5日
はい! ぜひ訪ねてください!
お醤油だけじゃなくてー、美味しいお菓子と飲み物も用意して待っていますからね!
(歓迎する気満々の構えですね。きっとクッキーアソートとかが出てくるに違いありません)
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フラン・ベルジュ 2022年6月5日
……や、焼けちゃうんですか!?
あわわ、それで目が見えなくなっちゃったりしたら大変……!
(なんという事でしょう。良い子になれば色んな人に喜んでもらえると思っていたのに、まさかそんな落とし穴があるだなんて!)
わ、分かりました! たまには悪いこともしてみます!
不法侵入……ですから、夜の学園に忍び込んでみたり……
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フラン・ベルジュ 2022年6月5日
ご飯の前にお菓子を食べちゃったり……
暑い日に、お布団を掛けずに寝ちゃったり……!
(思いつく限りの悪いことを指折り数える少年。けれど、ふとその動きを止めて)
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フラン・ベルジュ 2022年6月5日
……そう、なんですか?
こんなにすごい魔法を使える人なのに。
……それでも、心に自信が無くなっちゃうんですか?
(こんなに立派なプラネタリウムを、こんなに素敵な場所を作れるのに。不思議そうに少年は尋ねて)
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フラン・ベルジュ 2022年6月5日
あわわ……! きっとからしのゴーレムとかが出てくるんだ……!
絶対に悪すぎる子にならないようにしなきゃ……!
(息を呑んで、改めてそう心に誓うのでした)
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フラン・ベルジュ 2022年6月5日
……!!
(おねだりするような眼差しは、イグザリアさんが立ち上がったことで期待の籠った眼差しへと変わりました。わくわく、ドキドキ、そわそわ。振り返り、手を差し伸べる彼女に、少年は)
それじゃあ……5つ!
(ベンチから立ち上がり、いつかの放課後に彼女に語った願いの数を告げるのでした)
イグザリア・リミット 2022年6月5日
(ひとつ、ふたつ、指を立てて)
(みっつ、よっつ、手を広げて)
(いつつ数えて、星空を掴む)
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イグザリア・リミット 2022年6月5日
【星】
【虚】
【天蓋】
【歪み】
【墜ちよ】
「煌星、彩れ」
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イグザリア・リミット 2022年6月5日
(見上げた空、掴んだ星空)
(言葉が夜空に広がるとともに)
(夜空を2つに割るように、流星が墜ちる)
(ゆっくりと、ひとつずつ)
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イグザリア・リミット 2022年6月5日
願うのならば、今のうちだ。
フラン・ベルジュ 2022年6月5日
(華がある動きではなく。鮮やかな彩りがあるわけでもなく)
(ただ、手を開いて掴むように手を閉じている。ともすればそう勘違いしてしまうかもしれない彼女の所作)
(けれども、少年はその動きを。いいえ、彼女を)
(綺麗だ、と思いました)
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フラン・ベルジュ 2022年6月5日
へっ。あ、わ……!
(促す彼女の言葉に意識を引き戻された少年は、夜空を流れ落ちる星を見て、感動よりも先に驚きと焦りの感情が沸いてきました)
(願い事。そう、願い事)
(星が消えてしまう前に、三度願いを口にする。きっと誰もが知っているその儀式を、少年は実行します)
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フラン・ベルジュ 2022年6月5日
みんなが幸せになって、ずっと笑顔でいられますように……!
(祈るように手を組んで、まずは1の願い。同じ言葉を3度繰り返す)
早く世界が元通りになって、みんなの困り事が無くなりますように……
(続けて降る星に2の願い。誰もが笑顔でいられる世界を祈って、3度の言葉を繰り返して)
美味しいものをいっぱい食べれますように……
楽しい遊びがいっぱいできますように……
(3の願い。4の願い。ありふれた、けれどだからこそ切なる願いをそれぞれ3度繰り返し)
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フラン・ベルジュ 2022年6月5日
それから……
(最後の星。瞬き落ちるそれに願う事は、もう決まっている。……記憶を取り戻したい。帰るべき場所を知りたい。自分が何者であるのかを知りたい。願って、祈って。それを口にしようとして。思い浮かんだのは、いつかの放課後。その願いはきっと叶うと、そう言ってくれた貴女の顔)
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フラン・ベルジュ 2022年6月5日
…………
(それは本当に、僅かな逡巡。力の緩んだ手を改めて組み、祈るように少年は言葉を紡ぎます)
……すごくて素敵な魔女さんが。自分の心に自信を持てますように。
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フラン・ベルジュ 2022年6月5日
(3度その言葉を繰り返し。満足したように少年は顔を上げて)
……ふふ。
いーっぱいお願い事が出来ました!
本当にお星様を降らせることが出来るだなんて……やっぱり、イグザリアさんはすーーーーっごい魔女さんです!
(今日一番のすごい! が飛び出るのでした)
イグザリア・リミット 2022年6月5日
?
(慌てた様子のフランに少し首を傾げて)
(そして、願い事を唱え始めた少年を見守って――)
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イグザリア・リミット 2022年6月5日
(幼くも、純粋な願い)
(いつか聞いた4つの願い事を聞いて、微笑む)
(そして最後には、彼自身を取り戻すことを願うのだろうと―――)
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イグザリア・リミット 2022年6月5日
――――。
私のことを願うなんて。
(驚いて、じっとフランを見つめる)
……良かったのかい、君自身のことは。
フラン・ベルジュ 2022年6月5日
はい!
(一もにも無く、元気良く返事を返して)
だって、僕の記憶の事は星に願わなくても……
(屈託のない笑顔を浮かべて)
……きっと叶うって、イグザリアさんが言ってくれましたから。
だから、良いんです!
イグザリア・リミット 2022年6月5日
……そうか。
ああ、きっとそうだ。
私もそのときために戦いの準備をしているんだからな。
悪いフランになってくれなくては、甲斐がないというものだ。
(なんてくすくすと笑って)
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イグザリア・リミット 2022年6月5日
…………あと、
まあ……少しは。
私の心も、そう悪くないのかもしれないと思うことにするよ。
……ありがとう。
フラン・ベルジュ 2022年6月5日
うう、悪くなるのを期待されてる……
(なんて、ちょっぴりしょんぼりした表情。でも……記憶が戻る事自体は、疑いようもなく信じてくれていて。それが嬉しくって。彼女に釣られるように、少年もくすくすと笑い声を零して)
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フラン・ベルジュ 2022年6月5日
……!
えへへ、どういたしまして!
(こんなにキラキラの夜空を見せてくれる人なんだから。こんなに僕の心をキラキラにしてくれる人なんだから。きっと貴女の心だって、胸を張って良いくらいにキラキラなはずなんですよ、と。少年は、そう信じるのです)
イグザリア・リミット 2022年6月5日
もしも、今よりいい子になってしまったらどうしようか……。
……悪いことを教え込まないといけないな。
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イグザリア・リミット 2022年6月5日
もうしばらく、この本物の方の星空を見ているか?
(この世ではない星空を映す方を建築物を見て)
もしお腹が空いているなら、軽食なら出せるが……
(併設のカフェに、アデライードの用意していた食材があるはずだ、と)
フラン・ベルジュ 2022年6月5日
良い子になり過ぎたら、お目目が焼けちゃうんですものね……!
(すっかり彼女の言葉を信じてしまったのか、)
はいっ、その時は色々教えてください。イグザリア先生!
(神妙な面持ちで、こくりと頷いて)
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フラン・ベルジュ 2022年6月5日
はい! そうします!
(こんなに素敵な夜空なんですもの。いっそ、いつまでも見ていたいくらい。元気いっぱいに少年は諸手を挙げて。彼のお腹が小さくなったのはその時でした)
……えへへ。
それじゃあ、お言葉に甘えちゃいます!
(魔女のお店の軽食! さて、いったいどんなものが出てくるのでしょうかと期待に胸を膨らませて)
……ねぇ、イグザリアさん。
(そっと、声を掛けて)
イグザリア・リミット 2022年6月5日
ふふ…とびきりの悪を教授しよう。
(たのしみだな、と笑って)
(無効票)
イグザリア・リミット 2022年6月6日
ほっぺたが落ちないように、支えながら食べるといいだろう。
(なんて冗談を言って、では持ってこよう、と歩き出そうとしたところで)
……ん、どうかしたか?
ああ、マスタードは、別容器で用意しよう。
フラン・ベルジュ 2022年6月6日
ほっぺが落ちるくらい美味しいんですか?
そんなこと聞いちゃったら、今からすっごく楽しみ!
(なんて、期待の籠った表情を浮かべ)
……今日はね。
本当に本当に、とっても素敵なものを見せてもらいました。
(今まで見たどの星空よりも、今日のそれはきっと綺麗で)
だから、ありがとうございます!
(ぺこりと頭を下げて。元に戻した彼の顔には、とっても楽しそうな笑顔が浮かんでいて)
(🌃続🌠)
フラン・ベルジュ 2022年6月6日
僕。
またイグザリアさんと一緒に、こうして素敵な夜空を見たいです!
(そんなことを願うのでしたとさ)
イグザリア・リミット 2022年6月6日
おっと、期待に応えるために奮発してしまいそうだ。
星はそうそう降らせはしないが……
ここの星空なら、いつだって見に来るといい。
(🌃続🌠)
イグザリア・リミット 2022年6月6日
……フランとニールに、招待状を送っておくよ。
それがあれば、今度は迷わなくても来れるはずさ。
フラン・ベルジュ 2022年6月6日
(奮発! 素敵な言葉の響きです。少年のワクワクはますます膨らんでいって)
招待状……!
やったぁ! それでいつでも夜空を見に来れるし……いつでもイグザリアさんに会いに来れるんですね!
(楽しい遊びを、いっぱいしたい。星に願った祈りの一つは、どうやら早速叶ったのかもしれませんね。ここで貴女と夜空を見上げるのは、とっても楽しかったのですから!)
(キラキラ、キラキラ。少年の心は今日の夜空の星にも負けないくらいに煌めいていましたとさ)
イグザリア・リミット 2022年6月6日
【星屑Falling Down】おしまい🌠🌠🌠🌠🌠