【個別】祝福の品は驚きを添えて
陽樹・春曲 2022年5月6日
四月もすっかり時が流れ、各々が新生活を歩み始めた頃。
一人の天使の少女が学校という新しい舞台を踏み始めた。
それを記念して、今日は天使の少女には内緒で街へとやってきた音楽好きの少年と夢見の少女。
「彼女の入学祝いを買いに行って、サプライズをしよう」
そんなサプライズの品を求めに、二人揃っての新宿でのお買い物が始まります。
🎧🌸
#陽樹・春曲
#夢境・イドラ
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陽樹・春曲 2022年5月6日
(休日、お昼前の新宿――)
(少年は待ち合わせの場所でスマホを片手に、付き人が到着するのを静かに待っている)
(少し爽やかめのジャケットを羽織り、普段とは印象が違う春服を着こなしていた)
陽樹・春曲 2022年5月6日
さて…もうそろそろ時間だと思うが…。
この人ごみだと流石に見つかりにくいかねぇ。
あいつに限って迷子になる、なんてことはないだろうけど…多分。
(時間を気にしながら、ぽつりとそんな事をこぼしていた)
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夢境・イドラ 2022年5月6日
春兄さま~~~っ!
(頭上から降ってくる声)(ざわつく周囲の人々)
夢境・イドラ 2022年5月6日
(直後)(――――ぽすんっ)
(少年の頭上になにかが落ちてきた)
――――やっと見つけたのじゃ!
こんなに人が多いと、探すのに一苦労だったのじゃよ。
(ぴょんっとあなたの頭から飛び降りて、目の前に現れたのは馴染みの夢魔の少女だった)
(今日は白いワンピースにカーディガンを羽織っている)
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陽樹・春曲 2022年5月6日
(……兄さま~~~っ!)
(何やら頭の上あたりからぼんやりと声が聞こえ、それに対して周りが妙にざわつきだす)
…ん?…な、なんだ?
何か落ち―――
陽樹・春曲 2022年5月6日
――ぐぁっ!?
(直後、頭の上に衝撃と僅かな痛みが襲い掛かり)
………
陽樹・春曲 2022年5月6日
い、痛っって……な、なんか降ってきたぁ…?
(頭を抑えながら落ちてきた何かに視線を向ければ、それが今日の付き人だったことに気づき)
お、お前なぁ…!
飛んでくるのは良いけど、俺の頭に着地しなくてもいいだろうに。
危うく俺の首が変な方向に曲がるところだった…。
(少し困ったように息を吐いて)
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夢境・イドラ 2022年5月6日
む、そんなに痛がって……ちょっと大げさじゃないかえ?
わらわはそんなに重くはないはずじゃが……。
(じとーっと見つめては、腰に手を当ててお怒りのポーズ)
それに、こんなにわかりづらい場所を待ち合わせにした春兄さまが悪いんじゃからのっ!
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陽樹・春曲 2022年5月6日
仮にそこまで重くないとしてもいきなり落ちてきた速度の影響もあるだろ…!
(明らかにわかりやすくお怒りな様子に)
ったく…まぁわかりづらい場所を指名したのは悪かったっての。
でも場所的にこの辺りが今日の行き先からは近かったんだから、仕方なくだよ。
陽樹・春曲 2022年5月6日
ともかく、だ。
とりあえず時間通り来てくれて何よりだ、イドラ。
…早速だがちょっと人目がつきだしそうだし、歩きながら話すとするか。
(多分、さっきの登場でちょっと周囲の視線が僅かながらにちらりと見られてる人もいたっぽいし)
…そんじゃイドラ、改めて確認なんだが。
今日は何のために何を買いに行くかはもう聞いてるよな?
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夢境・イドラ 2022年5月6日
それは……まあ…………そうかもしれぬが……。
(むぅーっと頬を膨らませていたが、折れてくれたので視線を戻して)
夢境・イドラ 2022年5月6日
ここから近いのかえ?
どんなお店か楽しみじゃのう。
(さきほどまでのご立腹の様子はどこ吹く風)
(すでに向かうお店へと興味が向いているようで、隣をとてとて着いてゆく)
うむ! もちろんじゃよ!
ユノ姉さまへの入学祝いを選びにいくのじゃ!
どんなものだと喜んでくれるかのう。
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陽樹・春曲 2022年5月6日
あぁ、正解だ。
それをこれから俺達二人で探して、買いに行くってわけだ。
雑貨店なんだが、どちらかといえば女の子に向けた可愛い品が多い店らしくてな。知り合いから話は聞いてたんだが、せっかくならそこで選ぼうと思ってね。
あいつ、何かと可愛いものが好きだからな。
イドラがあげた兎のぬいぐるみ、今も愛用してくれてたし。
陽樹・春曲 2022年5月6日
実際のところ、何を選ぶかはまだちょっと悩んでんだよな。
学校生活も始まったし、文具を買うのもありだが…ユノの部屋って実は意外と物がそこまで揃ってなかった気もするし。
何か部屋における物、とかでもいいとは思うんだが…あとは単にかわいいものと取るなら、ぬいぐるみとか。
(うーん…と言葉を並べながらも悩んで)
…まぁ、こればかりは実際に見ながら決めていくしかない、か。
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夢境・イドラ 2022年5月6日
かわいいお店! 素敵なものが見繕えそうじゃ!
くふふ。楽しみじゃのう。
(あなたを見上げてにこにこ、無邪気な笑顔を浮かべて)
なんと、わらわの贈ったぬいぐるみを愛用してくれているとは……。
(嬉しさと面映ゆさで、ぽぽぽっと白い頬が桜色に染まった)
夢境・イドラ 2022年5月6日
そうであったか。
部屋にものが揃っていないならば、なにか飾れるようなかわいいものでもいいかもしれぬのう。
ハーバリウムとか写真立てとか――――
(うーん、と色々と悩みながら隣を歩いて行く)
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陽樹・春曲 2022年5月6日
あぁ、何だったらイドラも案外気に入りそうかもな。
俺だけじゃやっぱりその辺りの感性の違いみたいなのもあるし、女子の意見はあった方が助かるんでね。
(無邪気な笑顔を見せれば、ぽん、と優しく彼女の頭を叩いて)
寝る時はいつもお世話になってるんだとよ、あのぬいぐるみ。
抱いて寝るとぐっすり眠れるって言ってたし。
お前から贈られたものだから余計に大事に思ってんだろうよ。
陽樹・春曲 2022年5月6日
写真立てか…なるほどな…。
っと、どうやら目的の場所に着いたみたいだぜ。
(そうして歩いていた足を止め、その雑貨店へと到着する)
(いわゆるファンシーショップ、と言われるその店は、まさにピンクで囲まれた空間に包まれており、ゆめかわ・メルヘンチックな内装で彩られていた)
(店のいたるところにはぬいぐるみや人形なども置かれて、いっそう可愛らしさを演出していた)
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夢境・イドラ 2022年5月6日
くふふ。今日はわらわがいてよかったのう?
春兄さま一人でかわいいお店に入るのも荷が重かったであろうし。
(自分の頭に置かれた温かな大きな手に嬉しそうにして)
そこまで大切にしてくれているとは――贈ってよかったのじゃ……。
夢境・イドラ 2022年5月6日
おお……! とってもかわいいのじゃ!
ここならきっとユノ姉さまも気に入ってくれそうじゃの!
(わっ! と感激した様子で、そのテンションのまま中へと駆け込んでいった)
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陽樹・春曲 2022年5月6日
いや、まぁ…流石にあの店を男一人で入るのはあまりに勇気がいるんでな…。
多分空気に耐えきれんだろうし…イドラだったらほら、最悪兄妹と思われるくらいで済まされるかなって。
(視線を逸らして)
陽樹・春曲 2022年5月6日
案の定あっという間に気に入ったな、あいつ…。
(すでに入っていったイドラの後を追う形で、遅れて中へと入っていく)
さて、選ぶもんは色々とありそうだが…まずはどういったものにするかな。
小さいものにするか、大きいものにするか…というかマジで色々置いてあるもんだな。
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夢境・イドラ 2022年5月6日
くふふ。では今日は一日、わらわは春兄さまの妹じゃの?
(振り返ってにやにや~)
(見返りを求めているような顔だ)
夢境・イドラ 2022年5月6日
うむ、これだけいっぱいあると迷うのう……。
……!
(きょろきょろ眺めていれば、なにかを見つけたようでぱっと駆け寄って)
ケーキがあるのじゃ! かわゆくて美味しそうじゃのう……。
(じーっと眺める)
(少女は本物だと思ったようだが、食品サンプル的に飾れる置物だった)
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陽樹・春曲 2022年5月6日
ーーー
(あ、これ明らかになんか後で色々要求されそうだな…)
(にやにやする様子に嫌な予感を感じつつも、逃げるようにして視線を逸らした)
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陽樹・春曲 2022年5月6日
ん、ケーキなんて置いてあったk………あー…。
(それが明らかに偽物、サンプルであることには気づきつつも、純粋な反応を向けるイドラに対して、心の中では可笑そうに笑っていた)
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夢境・イドラ 2022年5月6日
…………春兄さま~?
(からかうような視線の意図を感じ取ってジト目を向けている)
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陽樹・春曲 2022年5月7日
(急にジト目を感じて「やべ」、と感じつつ)
そ、そんな急ににらむような視線向けてどうしたよ?
別に何にも思ってないぞ、うん
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夢境・イドラ 2022年5月7日
(しばらくじと~っと眺めていたが)
夢境・イドラ 2022年5月7日
あっ! これかわいいのじゃ!
(ハートの形の大きなふかふかクッションを見つけて抱きついている)
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陽樹・春曲 2022年5月7日
(なんとか気を逸らしたか…と少しホッとしつつ)
へぇ、ハート形のクッションか。
確かにデザインは悪くないな…なにかと抱き心地も良さげだろうし。
…なんていうか、イドラにも似合うな。
(抱きついて楽しむ姿からなんとなくそう思い)
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夢境・イドラ 2022年5月7日
似合う? 本当かえ?
くふふ、ユノ姉さまとお揃いで買うのもよいかもしれぬのう。
(抱き心地がよくて、思わずもふもふして)
春兄さまっ!
(クッションを抱っこしたまま、あなたに突撃した)(もふっ)
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陽樹・春曲 2022年5月7日
あぁ、元よりこういうファンシーなのはイドラにも合ってそうってのは思ってたしな。
(そう言った後、彼女の提案に)
お揃いか、そりゃいいな。
色違いか何かでユノとイドラで揃えてやるのも悪くねえかもしれんな。
陽樹・春曲 2022年5月7日
うぉっ…!?と、突然なんだ!?
(なんてことを言ってると、突然クッションごとこちらに突撃されてそのままなすがまま受け止める)
(もふっとした感触を感じながら)
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夢境・イドラ 2022年5月7日
色違い! よいのう!
わらわが桜色でユノ姉さまが水色……いっそ色も交換してもよいかもしれぬのう……。
(想像すれば、声も楽しそうに弾んで)
夢境・イドラ 2022年5月7日
ほら、いい抱き心地じゃろう?
(ぎゅーっと、ぎゅーっとあなたに自分ごと押し付けて)
(無効票)
陽樹・春曲 2022年5月7日
ふむ…そんじゃこれはプレゼントの候補に入れておくか。
幸い値段もそんなに高くはなさそうだし…。
(と、ふと二つのクッションを手にして気づく。二人分、ということはつまりユノとイドラの分も買うことになるのだが…)
…ま、これくらいならいいか。
陽樹・春曲 2022年5月7日
(ぎゅっと強めに押し付ける様子に、少女を若干抱えるような形になりつつも)
お、おぅ…な、なかなか悪くない抱き心地だな。
結構柔らかくもあるし…こりゃこれ抱いてたらあっという間に寝ちまいそうだ。
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夢境・イドラ 2022年5月7日
くふふ。
ではこのクッションを今日付き合ったお礼にしてくれてもいいのじゃよ?なんての。
(現金な提案をしつつ、はいっと自分が抱きしめていたクッションをあなたに渡して)
春兄さまも気に入ってくれたようじゃし、これで決定かのう。
(無効票)
陽樹・春曲 2022年5月7日
…たく、現金なヤツだな。しゃーねぇ。
今日は一緒に選びに来てくれただけでもありがたいしな。
(甘んじてそこは受け入れ、桜色と水色のハートのクッション、それぞれ二つ分を抱えて)
ひとまずのプレゼントはこれでいいかな。
あとはまぁ…大きいのは無理でも手頃なもん買えれば十分だろうな。
ノートとかペンとかも可愛いの揃ってるし。
(無効票)
夢境・イドラ 2022年5月7日
わっ! やった!
春兄さま、ありがとーっ!
(今度はクッションはなく、直にぎゅっと抱きつく)(ふにっ)
夢境・イドラ 2022年5月7日
手頃なもの……マグカップとか……?
(無効票)
陽樹・春曲 2022年5月7日
うぉっと…ちゃんと大事に扱えよ?
(手が封じられてる状態なので、そのまま直に抱き着かれれば素直に体で受け止めることに)
(なんだかクッション以外の別の柔らかな部位が当たったような気もしたが、そこは変に意識しないことにしたのは内緒だ)
陽樹・春曲 2022年5月7日
マグカップ…もそうだな。贈り物としては丁度良さそうだし。
他にもいくつか店の候補はあるから別の店で選ぶか。
んじゃ、まずはこれだけ買ってくるとするかね。
(そう言ってクッションを手にレジに向かっていく)
昼前だし、そろそろ腹も減ってきたころなんじゃないか?
(無効票)
夢境・イドラ 2022年5月7日
うむ! 大切にするのじゃ!
(無邪気に抱きついたならば、満足したのか離れて)
夢境・イドラ 2022年5月7日
おお、まだ候補のお店があるのかえ?
それは楽しみじゃの……!
(あなたの後ろをくっついていけば、タイミングよくお腹がぐぅと鳴って)
…………う、うむ……お腹が空いたのじゃ……。
(無効票)
陽樹・春曲 2022年5月7日
(丁度タイミングよくお腹が鳴ったのを聞けば、くっくっと可笑しげに笑って)
ははっ、本当に体は正直なもんだな!
それじゃこれ買い終わったら一旦飯食いに行くか。
何か食べたいものでもあれば、店は探すぜ?
(無効票)
夢境・イドラ 2022年5月7日
(ご飯を食べに行くという話になれば、ぱっと表情が一転して)
うむ!
わらわはハンバーグが食べたいのじゃ!
(演出終了)
陽樹・春曲 2022年5月7日
うし、そんじゃハンバーグ食いに行くか。
腹埋めた後にまた店でプレゼント選び再開だな!
(そうして買ってあげたクッションの一つを彼女に渡した後、二人は店を出て、一旦お昼ご飯を食べにハンバーグ店へと足を向ける)
(その後もデートは続き――そして、天使の少女に向けたプレゼント選びは続いていく)
(買った品が贈られたとき、彼女はどんな顔をするだろうか。それを知るのは…また先のお話)
(演出終了)
陽樹・春曲 2022年5月7日
【〆】