【RP】しゃぼん玉
十七夜・華子 2022年4月27日
ふうと息を吹き込んだなら、まぁるく浮かんで飛んでゆく。
景色をうつして、歪めて、風の向くまま揺らめいて。
ぱちんと弾けた。
※短文長文どちらでも
※先着2名様まで
※一週間お話が途切れたらおしまい
0
十七夜・華子 2022年4月27日
(錆びた鉄塔、上の方。しゃぼん玉を大量発生させている天使がいる)
(天気は快晴。この時期にしては暑いくらいだが、少し強く吹き付ける風は冷たすぎず生温すぎない心地良さだった)
(ひとりめ)
眞守・天彩 2022年4月29日
(鉄塔の下を通りかかったくろきつね。風に吹かれてもなんとか消えなかったしゃぼん玉が、耳をかすめてパチンと弾けた)(しゃぼん玉の軌跡を目で追って、上の方に居る人影を見つけて手を振る)
しゃぼん玉の雨降らせてる子、だーれだ!(煌めく翼で大体誰かわかったけれど、冗談めかしてくろきつねは上に向かって叫んだ)
(ふたりめ)
十七夜・華子 2022年4月30日
(ぷくぷく、ぱちり)
(太陽の光を浴びてきらきらと輝くしゃぼん玉を見て満足そうに頷いていた。が)
ん?……あ。(友達の姿を見て、天使はうきうきに舞い降りた)
私、わたしでーす。あまいろくんもやる?しゃぼん玉。(なんと、あと2つもあるのです。とストローとしゃぼん液入りのピンクの容器を見せる)
眞守・天彩 2022年5月1日
華子ちゃんやっほー!(舞い降りてきたきみの近くで、くろきつねはぶんぶんと手と尻尾を振った)
分けてくれるの?やるやる!なんか久しぶりだなぁ、しゃぼん玉(ありがと、とお礼を言いながら受け取って)
華子ちゃん、高いところでやるのが好き?上まで行こうか?(きみがさっきまでいた、鉄塔の上を指さした)
十七夜・華子 2022年5月3日
やっほー。(ぶんぶか手を振った)
うん、いいよ、一緒に遊ぼ。
そう、高いところ好き。あのね、地面から見るよりね、しゃぼん玉にいろんなものが映るの。行く?行こっか?(飛び準備は万全だと言いたげに翼をちりちり鳴らした)
眞守・天彩 2022年5月4日
うん、遊ぼう!
…あはは、華子ちゃんは猫みたいだねぇ。俺も高いところ好き!
じゃあ、しゃぼん玉がきれいに映るところまで行ってみようか!よーいどん!
(残留効果:飛翔の使用。飛ぶっていうのはアドバンテージだ。この効果の練習をよくしているくろきつねは、足を踏み出して、空を駆け出した)
十七夜・華子 2022年5月5日
ねこ。猫かぁ。うん、よく言われる。猫となかよしだからかなぁ。(この娘、時折野良猫に埋もれてることがある)
あ、待って待って、どーん。(空を駆け出したのを見てから遅れて飛ぶ。ちょっと張り切って踏み込みすぎたのか、先程までいたお気に入りの場所まで勢い良く真っ直ぐに吹っ飛んだ)
眞守・天彩 2022年5月6日
なるほどみんな思ってる。それは…もしかして猫に仲間認定されてる…?
(飛ぶというより階段を走るのに近い動作で、なにもない空を駆けていたが――風切り音と共にとなりを横切った姿に目を輝かせた)
わ!華子ちゃんはやーい!抜かされちゃったなぁ!
十七夜・華子 2022年5月7日
かもかも。仲間って思ってくれてるといいなぁ。いつも背中とか登られちゃうから。
(びゅおんと飛んでいった天使の娘は鉄骨手前で羽撃いて減速。いつもの場所へと着地した)
ふふー、本気の私はもっと速いよー。ずどんと行くからね。
眞守・天彩 2022年5月8日
猫に登られるくらいなら、仲間じゃなくても好かれてるのはぜったいだよ!
もっと速く飛べるの?すごーい!(くろきつねは笑ってきみを褒めながら、たどり着いた鉄塔に腰かけた。勿論、きみのとなりに)
…ここ、たしかに見晴らしいいね!キラキラの光通したらまぶしそう!
十七夜・華子 2022年5月9日
ぜったい。それは嬉しいな。うん、これからも登られていこう。(ちょっとだけ自慢げな空気になる。表情は相変わらず変化がない)
うん。ずどーんって。戦う時はその方がいいんだ。(お隣に腰掛けてくれたのを見て、翼がちりちり揺れた。嬉しげだ)
ね、ね、いいでしょ。ちょっと古いけどまだ壊れなさそうだしね。(言いながらもうきうきにしゃぼん玉セットを取り出す)
はい、これあまいろくんのね。早速あそぼあそぼ。
眞守・天彩 2022年5月10日
あはは、積極的!爪立てられたりして怪我しないように気を付けてねぇ(表情はないけれど、誇らしげな空気にくろきつねは笑った。
きみは表情変化が淡いけれど、動作や言葉はとても素直だから。意外と分かりやすいし伝わってくるんだ)
ああ…戦場で速いのは得だもんね。俺も速く駆けれるようになりたいなぁ。
いいところ!連れてきてくれてありがと!俺の分もどうも、それじゃあ遊ぼっか!(しゃぼん玉セットを受け取って、さっそく、ふぅっと一息。きらめく七色のしゃぼん玉、空にひとつ。ふたつ。みっつ)
十七夜・華子 2022年5月13日
そだね。気をつける。怪我したらミッドウェルもうるさいし。(笑顔を見せる友達の隣、また翼が鳴る。ちりちり、風鈴の音に似たそれは笑い声のようだった)
そそ。速いは強い。たくさん駆けっこしてたらもっと速くなれるかなぁ。
うん、遊ぼ。私も私も。(液にストローの先を浸して、ふうっと優しく息を吹き込む。錆びれた鉄塔の上にしゃぼん玉が増えていく。よっつ、いつつ、むっつ)
眞守・天彩 2022年5月14日
ミッドウェルさん(とは。初めて聞いたな、と思って首を傾げた。西洋系の名前で、きみの名前と風情が違うけれど。心配するというなら、それは)
その人、ご家族?(そんな関係かな、と思ってきみに尋ねた)
速くなれたらいいねぇ。今度空の駆けっこしようよ、華子ちゃん。
(むっつを超えて、それ以上。手で数えられなくなったしゃぼん玉たちは、きらきら世界を映し出して。錆びた鉄塔も鮮やかに彩る)
…ほんとだ。しゃぼん玉越しに色々映るね!(空と、鉄塔と、遠い地上と、きみが)
十七夜・華子 2022年5月19日
うん。ミッドウェル。(と言って猫型の防犯ブザーを見せる。液晶画面に【๑`^´๑】と表示されている)
これ。私の天使。(憑依してなおこれだけはっきりと自我が存在している天使も珍しいかもしれない)
だね、空なら鳥以外に邪魔なものないし、たくさん走れる。たのしみ。
ね、ね、ね?くるくるきらきら映るの、きれいだよね。(たくさん。たくさんの虹色、半透明。映し出された景色とあなたは陽の光に照らされて輝いて見えた)
眞守・天彩 2022年5月20日
おー、…おー?えーっと、天使さんは(この「天使さん」はディアボロスの種族の方を指している)元のクロノヴェーダだった天使が居て、力を得たんだよね。…意識あるんだ。意識ある悪魔の方は会ったことあるけど、天使は初めてだな。(これどういう気持ちの顔文字かなぁと思いながらも、くろきつねは頭を下げた)初めまして、こんにちわ。
高い所までいったら誰にもぶつからないしねー!じゃあ今度是非!
ふふ、華子ちゃん楽しそう。そうだね、きれい(弾むような言葉はきみの楽しさを映しているようだ。その言葉に呼応するように尻尾を揺らしながら、きらきら輝く世界に、ふうっと息を吹き込んで。またしゃぼん玉が増えていく)
十七夜・華子 2022年5月24日
うん、そう。すごく、個性が、強いよ。(画面はちかちか光り、【ー_ー】と表示された。どんな意味かはこの娘にもわからない)
呼べもするんだけど、そうすると疲れちゃうからいつもこっちにいてもらってるの。
やった、かけっこ楽しみ。体調整えて挑まなきゃ。
……よかった。このきれいは、誰かと一緒に見たかったから。見つけてくれてありがとね。(しゃぼん玉をまた増やす。先に遊び始めてた娘のしゃぼん液はもうすぐ空になるが、なくなるまで増やし続けるだろう)
眞守・天彩 2022年5月27日
華子ちゃんを大事にしてて、すごく個性が強い…なるほど?(顔文字を見て、なんとはなしに、歓迎されてない気がした。まぁ攻撃的じゃないなら構わない。対応はそれぞれ。)
ああ、一つになってるものから呼び出すんだもんね。俺は天使じゃないけど、疲れそうな感じはするね。
あはは、でも華子ちゃん今でも速いから。整えなくてもきっと速いよ!
んー…俺は華子ちゃんと遊びたかったから役得だったけど(ふぅ、と息を吹き込んで、さらにきらめく玉が増えていく。きみが言った言葉は、どこか情感籠もって聞こえたから。くろきつねは首を傾げて尋ねた)
しゃぼん玉か、ここに、なにか思い出があった?
十七夜・華子 2022年5月30日
そーなの。……(説明が難しい。ぽやぽや考える)
なんだろ、コップを手作りで用意して、そこに半分だけ移し替える感じ?だから戦うときだけにしてる。
競走するならやっぱ全力じゃないと。あまいろくんに失礼だもん。
んー……ここは最近のお気に入りの場所だし、しゃぼん玉は小さい頃、お兄ちゃんと遊んでた。今と昔のすきなもの。
眞守・天彩 2022年6月1日
(返答に間があったきみの言葉を待って、返してくれた言葉に静かに頷いた)
…そのお都度手間をかけてて、気遣いのいる作業なのは伝わってきた。説明してくれてありがとう。
俺に?…そっかぁ、じゃあ俺も全力で走るね!空が専売特許の天使の華子ちゃんにも負っけないぞー!
なるほど!じゃあ、お気に入りと楽しい思い出が合わさって、今がすっごいステキな日になるね!(くろきつねはけらりと笑って、大きく息を吸い込んで、たくさんのシャボン玉を増やした。きみの視界が一瞬、きらめきで満ちるくらいに)
十七夜・華子 2022年6月4日
ん、どーいたしまして?(なんとなく伝わったのかな?と喜ぶ。ちりちりん)
そう。あまいろくんに。……ん、私も負けないよ。運動会ではいつも一番だったんだから。(ぐぐ、と気合をこめて)
そうなの。すっごいステキ。なかよしの友達もいるから、すっごくすっごくステキなんだ。(ぶわりと広がるしゃぼん玉の群れがきらきら虹色を映して輝く。それがなんとも楽しくて)
十七夜・華子 2022年6月4日
ふふ。(人間らしく、微かに笑んだ、気がして)
私もやる。(残りの全部を吐き出すように、ストローへ息を吹き込んだ。どこもかしこもしゃぼん玉だらけだ!)
眞守・天彩 2022年6月7日
(ちりん、と柔らかに翼の揺れる音と共に。しゃぼん玉のきらめきで、お互いの顔が見えなくなるくらいのその中で。微笑むきみが見えた気がしたから)
……きれいだなぁ(どこか感嘆したような声で、くろきつねは言った)
眞守・天彩 2022年6月7日
あはは、楽しいね!よーし俺も!(その後に、目を輝かせてくろきつねは笑った。しゃぼん玉がぶつかって消えていくのも気にせず、しゃぼん玉液の残りを使い切るよう息を吹き込んで、しゃぼん玉を増やしていった。一時の魔法。でも忘れないくらいきらめけばいい、と思って)
十七夜・華子 2022年6月14日
(晴れた空、変わらぬ町並み。錆びた鉄塔にしゃぼん玉)
(溢れ返る光の中で虹色に眩いた世界に、幼くはしゃぐあなたとわたしが揺れていた)
十七夜・華子 2022年6月14日
【〆】(魔法は解けない)