*叡智を司る者*
シャルル・アスタ 2021年8月20日
ーーからんころん。
店の扉についた鈴が鳴る
あら、貴女はーーふふ、いらっしゃい。
よく見つけたわね。
とりあえず、座ったら?
カウンターでもテーブルでも。
お好きな方へどうぞ
お代は、あなたなりの『よろこび』で
📚知恵がある貴女とゆっくりお話☕️
🐾切りの良い所で〆
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シャルル・アスタ 2021年8月20日
(ガーデンテラスから吹き抜ける風の心地良さを感じながら読書をしていれば現れたのは叡智の天使。
ぱちくり目を開くも直ぐににっこり微笑んで、少女の好む席へレモン水とメニューを差し出す。)
いらっしゃい。確か、図書館にいた子よねぇ?面白いこともあるものだわ。…ご注文は?
イディーベル・セフィラ 2021年8月20日
ご機嫌よう。(恭しくお辞儀をして、それからカウンター席に腰かけた)
ええ、イディーベルよ。素敵な人。あなたのお名前は何とおっしゃったかしら?
(メニュー表の上で視線を滑らせながら、問う)
シャルル・アスタ 2021年8月22日
あら、ご丁寧にどうも。(こちらも軽く会釈して)まぁ、素敵な人なんてお上手。アタシはシャルル。よろしくね。…イディーベル。じゃあ…ベルって呼ばせてもらおうかしら。(いい?と聞きながら、にこやかに笑ってメニューを眺める少女の注文を待った。)
イディーベル・セフィラ 2021年8月23日
ええ、勿論。あなたのことは何とお呼びすれば?(カウンター越しにつぶらな紫水晶が店主を見上げる。なんて背高なひと)
あたたかな夢魔の紅茶をミルクで。それから魔導書サンドイッチを頂けるかしら。
シャルル・アスタ 2021年8月27日
呼び方…?そうね、
好きなように呼んでもらって構わないけど…シャルルでも、シャルでも…『お姉様』でもいいわよ!(なぁんて、冗談よ!と、くすくす笑う。)
夢魔のミルクティーと魔導書サンドイッチね。かしこまりました。(そう言ってキッチンへ向かえば料理の準備を始める)待ってる間、そこのぐーたらしてる猫と遊んでもいいし、本棚の本を勝手にとって読んでてもいいわよ!
(指摘されたカウンターの上にはごろりと寝転がる翼を生やした白い猫。それから本棚には惹かれる本が沢山並んでいるようだ。)
イディーベル・セフィラ 2021年9月8日
『お姉様』(ぱちり、目が瞬く。あなたはなんて面白いひとなのかしら)お姉様、あなたがそう望むのなら。
(カウンター上に視線を滑らせると、柔らかな毛並みの白猫がそこには居て。目が合えば恭しく頭を下げる)
彼……それとも彼女かしら。お名前は?
シャルル・アスタ 2021年9月19日
えっ、本当にそう呼ぶの?何だか呼ばれ慣れてないから恥ずかしいわね…。けど、いいわ!アタシも悪い気はしないし!
…にゃ?(カウンターで寝転がる猫が呼ばれた気がして目を開ける。バチッと目が合えばみ"ゃっ!?とひと鳴きして飛び起きた)ち、ちょっ!シャル!?お客様来てたのなら起こしてよね!?あーもう、すっごくかっこ悪いとこ見られちゃった~。ごめんねお嬢さん。ボクの名前はキャロル!どうぞよろしくね!(こちらもぺこりと頭を下げて)
イディーベル・セフィラ 2021年11月15日
悪い気はしない……問題が無いと判断するわ。(どこか機械的な口振りで、けれど笑みは柔らかく)
ご機嫌よう、キャロルさん。あなたには人語の理解がお有りなのね。
シャルル・アスタ 2022年1月2日
ええ、その通り。問題ないわよ。
あら、無表情な子かと思っていたけれど、ちゃあんと笑えるのね。その顔、アタシ好きよ。(くすりと微笑みながら手は注文の品を完成へと導いていく)
(お辞儀をしたあと少女の話を聞けばこくり、頷いて)そうだよ!ボクはシャルのくれた魔力の籠った秘石のおかげで話せるし、君たち人の言葉も理解できるんだ!
イディーベル・セフィラ 2022年2月18日
お褒めの言葉をありがとう。貴方の笑顔も素敵よ。(淡々とした口調ながら、その言葉に偽りは無く)
ほう、それは興味深いことです。その様な秘石が存在するとは。お姉様、貴方はどこでその石を?
シャルル・アスタ 2022年4月9日
ま、ありがとうね。
とりあえず【夢魔のミルクティ】をどうぞ。少し熱いから気をつけて頂戴ね。甘さが足りなかったらそこの瓶に入ってある角砂糖で調節するのよ。
どこでっていうか……アタシが魔法で作ったのよ?キャロと話せると便利そうだと思って。(さらりとそう言って)
イディーベル・セフィラ 2022年5月10日
ありがとうございます。ところで何故「夢魔の」と名付けたのですか?(ティースプーンでくるくるとカップをかき混ぜながら、問う)
魔法で作った……願いと魔力の結晶というわけですか。
シャルル・アスタ 2022年5月29日
夢魔っていうのはね、人間の腹を使って繁殖させるために、その人間の理想の姿になって現れるのよ。だから、この紅茶も夢魔のように相手の理想の味になるようにって思いを込めて付けてみたの。(どうかしら、なんて言いながらサンドイッチに魔導書のような柄を施してゆく)
ま、そんなとこね。アタシ意外と暇人だし、色んな魔法を調べては試してみたりしてるのよ。そしたらたまたま上手いこといったみたいね。
イディーベル・セフィラ 2022年7月4日
あらまぁ、それはそれは。興味深いネーミングですこと。夢魔の皆さんも種を残すのに知恵を絞ってらっしゃるんですね。
今のお姉様は誰かの理想の姿?それとも貴方の生まれ持った姿でしょうか。
(くすりと笑んで、夢魔の味を一口)ふふ、おいしい。
才能がお有りなのはいいことだわ。それから好奇心と行動力も。……他に何か上手くいった魔法はありますか?
シャルル・アスタ 2022年7月16日
ま。この子ったら。
そんな幻覚使わなくったって、アタシは皆をよろこばせることぐらい容易くできるわ。
(ベルはそのぐらいの甘さが好きなのね。後でメモしておかなきゃ。)それは良かったわ。それじゃ、紅茶と一緒に魔導書サンドイッチも召し上がれ。(言って紅茶の横に出来上がった料理を添えた)
あら、褒め上手ね?なにもでないわよ?(いいながらそっと金平糖をサービスして)
他に、ねぇ。結界作ってみたり、治癒の魔法とかも出来たかしら。(試して見たものを思い出しながら)
イディーベル・セフィラ 2022年8月15日
あなたの言動はどれも自信に溢れている。よいことだと思います。
あとは足を掬われぬようにだけご注意くださいね。
素敵、この分厚さはまさに魔導書。これは生半可な口の開け方では食せませんね……(サンドイッチと見つめ合いながら)
ふふ、出ましたね。とびきり甘いのが。
なるほど、誰か守りたい方や癒して差し上げたい方でも?
シャルル・アスタ 2022年10月23日
ほんと、余計な一言が減らない子ねぇ。アタシがそんなヘマする復讐者に見えるのかしら。…ま、せっかくのご忠告だもの。有難く受けとっておくけれど。
ふふ、そうね。可愛らしいベルの口じゃ、少し食べ難いかしら?…ほら、これ使いなさいな。(フォークやナイフ、スプーン等のセットが入った入れ物を手渡して)
…紅茶の甘さが足りなかったらと思って用意してただけよ(目逸らし)
誰かを、ねぇ…。そんなこと考えたこと無かったわ。簡単そうなものから手を付けてみたらソレだったってだけ。……まぁでも、いつか守ったり、癒してあげたい人でも出来たら使ってあげてもいいわね。