【1:1】甘いものは好きですか?
弦星・心 2022年4月21日
キラキラ輝くフルーツが沢山乗ったタルト。
真っ白なクリームのドレスの上に飾られたイチゴが可愛いショートケーキ。
艶々のダークブラウンのお化粧が素敵なチョコレートのケーキ。
沢山のケーキが並んだガラスのショーケースの、そのまた向こうのお店と外を隔てたガラスから、じぃーっと店内を眺めている小さな影がひとつ。
甘いものの誘惑にはそう簡単には勝てなくて、けれどもお財布の中には100円玉が2枚だけ。
小さな影は、諦めたように肩を落としてとぼとぼと歩き出す。
【1:1スレです。通りすがりの貴方でも、お友達の貴方でも。】
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弦星・心 2022年4月21日
(ちら、ちら、とお店を振り返っては前を向くを繰り返す。おじいちゃんから貰ったお小遣い、もっと持ってこなくちゃ、とちいさな声が口から漏れだしていた。)
アリア・パーハーツ 2022年4月22日
(鼻歌混じりに街を歩く。ヒールを鳴らして機嫌良さげに。何故って仕事帰りは体が軽い。この後は自由だ、寝るまでの暇つぶしを探して。)
……?
(ふと向かい側。とぼとぼ歩く小さな影が目についた。車が来ないのを確認してあちら側へ、少女の元へ。ちらちら何かに気を取られている彼女に声をかけてみようかな、と思うけれどぶつかる方が早いだろうか。)
弦星・心 2022年4月23日
(何にも気づくことなく、とぼ、とぼと歩く。手の中のがま口財布から、ちゃりんちゃりんと悲しげに音を鳴らしていた。)
(そしてもう一度後ろを振り返って、前を向いた時にはそこに電柱が立っていた。ごんっと良い音を立ててから、ぺたんと尻もちを着いた。)
……こころ、なかない。よいこなので。(ぶつけたおでこを抑えて、呪文のように唱えた。)
アリア・パーハーツ 2022年4月24日
うわっちゃぁ、
(見事に、重い音が響いた。間に合わなかった。)
……だいじょーぶ?お嬢さん。
(手を差し伸べようか、ハンカチを差し出そうか、……少し逡巡してしゃがみこみ目線を合わせる事にした。問いかけながら赤くなったおでこにハンカチを当てようと)
弦星・心 2022年4月25日
……だいじょぶだよ。こころ、つよいこだから。いたくないよ。(しゃがんでくれた赤の似合う知らない女性に少し目を奪われてから、大丈夫と告げた。潤んだ薄紫が相手に見えるはずだろう。)
(そして、手で押えたおでこにハンカチが近付いてくるので、優しさに甘えて赤くなったそこをおまかせした。)
…ありがと、おねえさん。
(ちょっぴり鼻声で感謝告げた。)
アリア・パーハーツ 2022年4月26日
こころちゃんか。強い子か。よし、偉い。
(我慢する小さな少女の健気な様子に微笑んで、そっとハンカチで額を拭う。何度か痛くないように気を付けつつ押さえてみたが血は出てないようなので一安心。)
いいえー。
…よし、頑張った子には何かご褒美ないとね。
ええと、そうだなあ……
(ハンカチを仕舞いながらポケットの中を探る。飴、飴、と一つくらいいつも出てくるのが今日はない。――そうだ、と視界の端にうつったお店を指差し、)
ねえ甘いものは好き?あそこで一緒になんか食べない?
弦星・心 2022年4月26日
ん…えらい…。(褒めてもらえて安心したように少し肩を下ろした。)
ごほうび…でも、こころ、おかねもってない…。(優しい言葉に靡きかけるも、財布の中身を思い出して眉根を下げる。がま口さんの中には200円しかないのだ。きゅっと両手でがま口を握りしめた。)
アリア・パーハーツ 2022年4月27日
ご褒美だよ?お姉ちゃんがおごってあげるとも!
(寂しそうに財布を握りしめている手をつんつん、と突っついてから手を差し出す。眉根の下がった表情に対し笑顔を向けて)
それにボク様疲れてるから甘い物食べたいんだあ。
でも一人じゃ寂しいし…一緒に食べてくれたら嬉しいんだけど。
弦星・心 2022年4月28日
…いいの…?(つんつん、と突っつかれた手に目線をやって、差し出された手を見て、)
…ん。わかった。いっしょにたべる。いっしょにたべたい。(優しい笑顔に甘えることにした。なんてったって、優しい人は大好きなのだ。がま口さんをそっとポケットにしまって、控えめに赤色の優しい人の手を握る。)
アリア・パーハーツ 2022年4月29日
勿論。むしろお願いするのだ。
(よし、と控えめに添えられた手を握り返して。立ち上がって歩き出す。目指すはすぐそこのケーキ屋さん。)
ええと…こころちゃんは何が好き?
いちご、チョコ、オレンジ…あとなんだ…
(すぐに着いてしまうお店に向かいつつ問いかけてみる。何個でも食べればいいと思うが純粋な問いかけ。)
弦星・心 2022年4月30日
(握り返された暖かい手をどこか嬉しそうに見てから、ケーキ屋さんへと共に歩く。)
んん…こころ、いちごのやつが好き。ショートケーキ。あとチョコのヤツも好き。(繋いでいない方の手で好きなケーキを指折り数える。好きが沢山だ。)
…あ、じこしょうかいしてない。こころ、弦星心っていうよ。…たすけてくれて、ありがと。(ハッとしてから挨拶をする。そして、照れたように感謝を述べた。思い返せば割と恥ずかしい出来事だったようだ。)
アリア・パーハーツ 2022年5月1日
お、王道だねえ。苺もチョコも食べよう。今が旬だぞ、絶対美味しい!
(指折り数えるのを眺めながら頷く。沢山好きがあるのは良いことだ。)
……そういえばそうだったね。
ふふ、どういたしましてー…って言ったけど何もしてないのだぜ、こころちゃん強い子だもの。
(あっという間にお店に到着。手を繋いだまま扉を開けて入り、店員さんに声をかけて席へ案内してもらおう。)
お、良い席空いてるぞ。どっちがお好み?
(窓際がふたつ空いていた。大通りに面した明るい所と、端っこだけと日陰過ぎない穏やかな席を交互に指差しながら)
弦星・心 2022年5月3日
ぜったいおいしい…。(復唱して期待に瞳が輝いていく)
ん。でもおねえさんがたすけてくれたから、こころ元気でた。うれしいから、たくさんお礼したい。(握る手にキュッと力を込めた。)
んー…ん。あっち。(少し悩んで、端っこの席を選ぶ。得意げな雰囲気で、)…おねえさんとたくさんおしゃべりできる。(と、言った。周りへの配慮のようだ。甘い香りにそわそわしている。)
アリア・パーハーツ 2022年5月3日
ふふふ。いーお顔だ。
ほんと?良かった。可愛い子のヒーローが出来たのだぜ。
(握り返してくる手を離さないように。ご機嫌に一緒に手を振っていざお店の中へ。)
よっしゃ、沢山お喋りするのだぜ。五月蠅くなったら言ってね?
(配慮はするけれど声量は抑えないといけないかなぁ、なんて。静かで落ち着いた綺麗なお店。そこそこにぎわっているので大声で叫ぶなんて無作法じゃない限り大丈夫そうだけれど。)
…ん、メニューこれか。まずはどれ頼もうか。
(お水とおしぼりが運ばれてくる。メニューはテーブルにあったので広げながら。ケーキやソフトドリンク、コーヒー紅茶、色々あるようだ。)
弦星・心 2022年5月6日
…ん。こころもおねえさんみたいにカッコよくなりたい。ヒーロー、カッコイイ。(何事でも無さそうな声音で返ってくる言葉に照れたように下を向いて呟いた)
おしゃべりたくさんする。こころもうるさくなったらごめんね。(ワクワクが隠せない様子で同じように告げると、)
…たくさんある…んん…なやむ…。ジュースはオレンジジュース…ケーキ…んんん…。(メニューとにらめっこ。色とりどりで煌びやかなデザートの数々に視線が行ったり来たりをしている。)
アリア・パーハーツ 2022年5月10日
こころちゃん可愛いから、ヒロインな気がする…
(将来キュートにもセクシーにも格好良くもなれるであろう目の前の少女を眺め、ぽつり。将来性があるのはいいことだ。)
ね、迷っちゃうよねえ…ボク様はー…あ、ジンジャーエールにしよっと。
(迷う様子を微笑まし気に見守りつつ、自分もメニューに視線を落とす。正直悩むが、パッと目についた期間限定、季節系には弱い。)
…あ、これにしよう。有名な苺いっぱいのショートケーキ、…とー…チョコとナッツのタルト。
弦星・心 2022年5月12日
…こころ、かわいい?(ぽつりと呟かれた言葉に、咄嗟に手に持っていたメニュー表で顔を隠した。何となく気恥しい。)…おねえさんはキレイでかっこよくてかわいい。(顔を隠したままそうお返しした。そのままメニューを眺めて決まらずにウンウンと悩んでいるうちに恥ずかしさも消えていって、メニューをテーブルに広げて指をさす。)
おねえさんがいちごとチョコのヤツ…ん…こころは…これ…とこれで迷ってる…。
(指さしたのは艶々のナパージュの掛かったオレンジのタルトと、鮮やかなイチゴとサクサクのパイが特徴のミルフィーユ。どっちも食べたくて選べない様子だ。)
アリア・パーハーツ 2022年5月13日
うん? え、なに、自覚ないの。
(嘘じゃんっていう顔でじーっと見つめる)
こころちゃんめっちゃ可愛いじゃん。誰かに言われない?
ん、ふふ、ありがとう。ふふふ。やだー照れてるのも可愛い…ボク様にはそんな可愛さはない気がするけど…
(ひょっこり戻って来たお顔は既に悩み顔。ころころ変わる無垢な表情を楽しそうに眺めて)
オレンジかいちごかー…綺麗だねえ、どっちも。食べるの勿体無さそうなやつだ。
……どっちも食べればいいと思うよ??
(お腹の具合と相談だが、財布の心配は無用だからと提案。)
弦星・心 2022年5月14日
パパとママはかわいいって言ってくれたけど、おやはみんなそうって聞いたから…。(表情はそこまで変わらないものの顔が赤くなっている。)
…?おねえさん、にこってしたおかお、すごくかわいいよ。びじんさんは何してもかわいいのよってママがいってた。(と、不思議そうな顔で断言した。ママの格言を素直に受け入れている様子。)
どっちも…いいの?(ぱっと明るくなる。その後少しばかり不安そうに、)食べきれなかったら、おねえさん半分こしてくれる…?(と問いかけた。)
アリア・パーハーツ 2022年5月16日
んふっふ。(照れてるのを眺めて可愛い可愛い。)
いやあこころちゃん、本当可愛いよ。お人形さんみたい。綺麗なラベンダーの瞳も好きなのだぜ。
……わあー…(そう言われると、何故か笑顔が崩れる。ぎこちなく口角を吊り上げて。照れてるだけ。)
こころちゃんのお母さん、人たらし……ええー美人に見えるかあ。嬉しいな。
でも分かる。綺麗な人は何やっても絵になるもんねえ。
勿論。食べたいもの我慢しなくていいのよ?
それも大丈夫。(ぽん、と自分のお腹を叩いて)
いっぱい食べちゃう。…それに余ったら持ち帰って、お家で楽しむのもありだと思うよ?
弦星・心 2022年5月18日
…あんまりほめられるとはずかしくなっちゃう…。(褒め言葉のオンパレードに目線が合わせられず下を向く。)
ん。ママおともだちいっぱい。だからこころもママのまねするの。…でも、そうじゃなくてもおねえさんはびしんさん。やさしくて、びじんさんだから、こころおねえさん大好きになった。(と、何度も頷きながらそう伝えた。嘘偽りない素直な言葉だ。)
キレイな人、なにしててもステキ。わかる。
じゃあ、こころ、この2つにする。…おもちかえり…。(安心したように顔が緩んで、その手があったか、とハッとした。)
アリア・パーハーツ 2022年5月20日
…それすら可愛い……
(なんか尊いな、と美少女の照れ顔を拝むように眺めている。)
ほうほう。こころちゃんはお母さん大好きね?
……んふふー、ボク様もこころちゃん大好き。こうやって言葉を重ねて褒めてくれるのって嬉しいもんだねえ。
こころちゃんも大きくなったらさぞ美人になるだろうなあ…
よし、じゃあ決まり!
(店員さんを呼んで、互いに決まったメニューを注文。)
(先に飲み物が来る。なんかでかい。ストローも長い。)
弦星・心 2022年5月22日
…おねえさんみたいな、びじんさんになるんだもん。(ぷい、と横を向いた。嬉しいけど恥ずかしいの複雑な気持ち。眉間に寄ったシワを時分でぐりぐりと直してから正面に向き直った。)
ん。ママ好き。あこがれ。こころよりすごい絵描きさんだから。
じゃあ、おねえさんとこころはそーしそーあいってやつだね。ほめるのはだいじ。…ほめられすぎると照れちゃうけど。(自分の顔を押さえながら言う。まだ美味しいものを食べてもないのに、ほっぺたが落ちるような気がして。)
…ジュースでっかい。(大きなグラスに大きな氷とオレンジジュースがなみなみと。長いストローもなんだかオシャレだ。ちょっぴりドキドキしながらジュースを眺めている)
アリア・パーハーツ 2022年5月29日
おや、可愛い路線じゃないのか。
こころちゃん凛としたクールビューティにはなりそうだよね。
(頬杖をついてじーっと眺める。幼さが消えて成長すれば、確実に美人になる遺伝子はあるな、と楽しみを抱えて。)
おお?そうなんだ。…いいねえ、家族仲良くて。
さぞお父さんは寂しがる気がする…
(親の背を追う子を愛しく歓迎するだろうが、追いかけれなかった方は寂しかろうなあと、くすくす笑って。)
ふふ、そうだね。両思いだ。
……おお、ほんとだ。
(なみなみ注がれたジンジャーエールにストローを差し込むが、ぎりぎり底に着くレベル。凄いな、なんて思いつつちゅうと一口)
ケーキもでっかいのかな…ね。
弦星・心 2022年5月29日
んむ。こころはかっこよくて、ステキなレディになる。もくひょう。(凛としたクールビューティ、と言われて満足気だ。だって目の前のおねえさんこそ、それを体現している人なのだから。出会ってまもないのにあっという間に『憧れのおねえさん』になっている。)
……パパもそんけいしてる。けどくさいからやだ。あとおひげがいたい。(思い返してうへって顔になる。父が聞いたら泣くであろうセリフをこっそり言った。)
でも、ふたりともだい好き。だから早くあえるようになりたい。おねえさん、だい好きな人、かぞくじゃない?(家族仲良くて、の言葉になにか感じた気がして、首を傾げて問いかける。)
弦星・心 2022年5月29日
……でっかいケーキ…。(そわっとした。素敵な甘いものが大きいなんて最高だ。見るからにワクワクソワソワしている。)
(やがて、お待たせしました、と運ばれてきたのはやっぱり通常より少しばかり大きめのケーキ達だ。大きないちごがゴロゴロしているショートケーキに、たっぷりのナッツとチョコが香ばしい香りを漂わせているタルト。花開いた鮮やかなオレンジのタルトに、粉雪を散らしたミルフィーユ。どれもとても美味しそうだ。)
アリア・パーハーツ 2022年5月30日
素敵な目標。応援するのだぜ。
…こころちゃんが大きくなったらドレスとかスーツとか似合いそうなの貢ぎたい…おばちゃん買ってあげる……!
(何やら成長した姿を想像する。にっこり笑って拳を握り、人知れず決意をした。)
(うへっと崩れた顔に思わず吹き出して、)
あははは、パパン可哀想!やだ、くさいの…?何やってる人?
うん?…そうだねえ、こころちゃん家みたいに仲は良くないかな。
(家を飛び出し遠い地まで逃げて来た。その先で刻逆の影響で会えなくなっても悲しい事がないレベルで仲は良くない。羨ましいなあと目の前の少女の語りを聞いている。)
早く、会えるようになるといいねえ。
(だからこそ愛情豊かに育った彼女が早くその腕の中に戻れることを祈る。自分の代わりに愛されておいで、と。)
アリア・パーハーツ 2022年5月30日
(運ばれてきたケーキ達。よく見る大きさよりは確かに大きい。どれも美味しそうな、甘い香りが漂う。)
…おお、おおきい…おいしそう……
(取り皿を貰って、二枚お互いの前に置く。フォークをそのお皿に置いて)
よし、いただきますだ。
……ええー…綺麗、崩すのもったいない感じがする。
弦星・心 2022年5月30日
む。もらってばっかりはやだから、こころもおねえさんに何かプレゼントする。
くさい。…あせと火薬のにおい。パパ、花火やさんしてる。(思い返して眉間にシワが寄る。)
ん…いつかあえる。だからだいじょうぶだよ。
…でも、そっか。(なんだか、あんまり聞いては良くなかったような気がして、何となく言葉を探す。ふと、ママの言葉を思い出した。)
…あのね、好きな人とけっこんすればいいんだよ。(と、内緒話をするように、ひっそりと告げた。)
ママがいってた。好きな人ができたらつかまえて、けっこんするのよって。かぞくはふえるものだから、けっこんして、はじまりを作らなきゃって。…よくわかんないけど、そうすればあたらしいかぞく、きっと好きになる。(よく分かっていないけれど、ママの言うことに間違いはないのだと信じきっている様子で、大人が聞けばビックリするようなことを言い出した。)
弦星・心 2022年5月30日
おいしそう…(キラキラとした瞳で見つめる。たらり、と垂れそうになったよだれをそっと手で隠して、)ん、おねえさんありがと。(お皿やらを受け取った。そして一緒にいただきます。)
ほんと。すごくキラキラ。キレイだね。…どこからたべたらいいんだろ…。(フォークがウロウロ迷っている。しばらく悩んだ末、オレンジのタルトに手を伸ばす。サクサクホロホロのタルトと、甘酸っぱいオレンジが口の中に幸せを運んだ。)…ん、んむ。おいし。(小さな一口で幸せそうに頬張る。ちょっぴり口角が上がったような気がした。)
アリア・パーハーツ 2022年6月5日
おや、素敵な申し出。ボク様としてはこころちゃんの成長を見守れたらだいぶ満足感あるんだけど…?
(眉間の皴をちょん、と突っついてみようと)
…花火屋渋いねえ。格好いいじゃない。働いてる人の独特の匂いはきっといつか好きになるのだぜ。
だから次に会えたら、パパ大好きって言ってあげてね?ふふふ。
……け、っこん……!
(子供の純粋な破壊力。真っすぐに貫く言葉の暴力。否、優しさの奔流。良く聞けば確かに間違いではないのだとおもう。全てそうとは言えないが、捨てたものを憎み続けるより、新しい居場所を作るのは素晴らしく正しい選択だと思う。)
……結婚かあ……
(正直、恋も愛もよくわかっていない。彼の事は好きだ、というより誰にも渡したくない独占欲が強い。――目の前の可愛い少女には言えないけれど)
…ふ、っふ、あはは。でもそうだね。いらないものは捨てて、新しい家族作るのはいい作戦だ。
アリア・パーハーツ 2022年6月5日
ん、ほんと美味しそう。
…タルトって綺麗に食べるの難しいよねえ……
(何となく眺めてしまいつつ、大きな苺と一緒にスポンジとクリームをフォークで掬う。甘酸っぱい、けど酸っぱすぎない。爽やかな甘味と生クリームのまろやかさが溶けあって、頬が緩む)
…ふふ、ね、おいしい。
(あっという間に食べきってしまうのを我慢しながら、それでも早いペースで食べてしまう。)
弦星・心 2022年6月9日
や。(一言でそれを拒否した。)こころもプレゼントする。おねえさんにピッタリのものさがす。ぜったいする。(かなり意気込んだ様子で言っている。)
……かんがえとく。(眉間のシワに人差し指が触れて、それが擽ったくて、ぷいと横を向きながら返事をした。)
ん。だいすきな人とずっといっしょにいるほうほう。いいさくせん。(お姉さんの笑顔が見れてほっと一息。いいことを言えたようで安心の顔だ。)
たべかた、まよう。(こくこくと頷いて全力で同意して、ちまちまと食べ進める。)
(お姉さんが食べ終わったあともちまちま食べるも、やっぱり食べきらない。半分ずつ残った2種類のケーキをみてううう、と唸り始めた。ちょっぴりジュースを飲むも、お腹の具合は変わらない。)
アリア・パーハーツ 2022年6月12日
(きっぱり断られて、思わず笑いだして、)
…ふ、あはは、こころちゃん強いねえ…
うん、じゃボク様も楽しみにしてる。プレゼント合戦だ。
せっかく家族が好きなら、勿体ないもん。
(自分と比べて羨ましいとは今更思わないけれど、素直になれない女の子の背は押したくなるもので。微笑ましい返事に頷いた。)
……そうだねえ。どうせなら大好きな人とはずっと一緒にいたいね。
うん、良い作戦だ。挑戦してみる。…ふふ、もし叶ったらお祝いしに来てくれる?
(ジンジャーエールの炭酸で甘さをすっきりさせつつ、小さな口が頑張って頬張るのを眺める。――唸り始めたのを見て、暫く。進まなくなった様子に苦笑して。)
無理するとお腹痛くなるよ?
(持ち帰れるし、と付け加える。お家でも楽しみが続くのだから悪い事ではないのだと。)
弦星・心 2022年6月13日
ん。こころはつよい。かち。(むん。と力こぶを作った。女児らしい細めの腕にこぶは出来ない。)
プレゼントがっせん…ぜったいたのしいね。たのしみ。やくそくだよ。
もちろん。こころ、ぜんりょくでおいわいするよ。花びらをぱーってやって、ぱーってやる。(擬音ばかりだが、要は花びらをまき散らしてお祝いするよ、という意味らしい。)
…う。おもちかえりする。(悔しそうな顔をしてそう呟くと、様子を伺っていた店員さんが、お持ち帰り用の箱をお持ちしますね、と声をかけてくれた。小さい声でお願いした。)
…つぎこそ、ぜんぶたべる。(じゅっとジュースを行儀悪く啜って呟いた。)
アリア・パーハーツ 2022年6月14日
ん、ボク様の負け。…んふっふ、ひたすらに可愛い。
(むん、と頑張ったポーズは微笑ましい。将来に期待。)
約束。……こころちゃんの誕生日いつだ?
(プレゼントといえば一番ふさわしい日だな、と思って。)
じゃあフラワーシャワーはこころちゃんにお願いしようねえ。
(想像する。幸せな光景に華やかな色彩豊かな雨は一生の思い出に残るだろう。愛されて育った子の純粋なお祝いは、それだけで幸せになれそうだ。)
そうしよ。折角美味しいんだもの。我慢して食べちゃうと、嫌な思い出になっちゃうもんねえ。
(お願いします、と店員さんに告げる。こっそりメニューを指差して期間限定のおすすめとか追加で入れておいてください、とお願い。)
(待っている間、残ったジュースでも飲み干そうと、)
次の目標だね。
ここのケーキ大きかったねえ。驚いた。
弦星・心 2022年6月15日
…かったけど、まけたきぶん。(カッコイイって言われたかった、と少し肩を落とした。まだまだカッコイイには届かないらしい。)
たんじょび?…もーちょっと?(この日が4月の中頃なので、と指折り数えてから、)
6月。夏のちょっと前だから、げんきいっぱいのこころにピッタリっていわれたことある。
まかせてね。こころ、花びらぱーってやるのとくい。…ちらかして、おじいちゃんにおこられるけど。おいわいのときはもんだいなし。(楽しみ、と言わんばかりに目元が緩んでいる。口角も少しは上がっているみたい。)
ケーキおっきかった。…おねえさん、つぎもいっしょにきてくれる?こんどはちゃんとおこづかい、ためてくるよ。
(と、アピールしながら次を控えめに問いかけた。)
(箱に入ったケーキが運ばれてくる。こっそり注文されたケーキも入って、少し大きめの箱だ。)
…?はこ、おっきいね。(不思議そうに首を傾げるも、そのまま素直に受け取った。)
アリア・パーハーツ 2022年6月19日
んふっふ、……んん。(不服そうな反応に吹き出すが、咳払いで誤魔化した。)
(スマホで日付を確認して、)
ふむ…6月かー…もうちょっと先だね。
うん。夏の日差しが似合う。春の艶やかさも秋のお淑やかさも冬のクールな感じも悪くないけど、夏の陽だまりではしゃいでほしい。
(よし、とプレゼントこれかな、と目算をつけながら。)
あはは、盛大にやったってボク様にお願いされたっていえば大丈夫じゃない?
ふふふ、楽しみにしてる。
(思ったより大きめの箱。「そうだねえ」と何も知らないふりしながら適当に頷いた。注文はちゃんと入っているようで一安心。)
おや、勿論。こころちゃんさえ良ければ何時だってご一緒するのだぜ。
ここ気に入ったもん。大きくて満足度高い。
(約束、と再度頷く。胸元から一枚の紙を取り出し、アドレスを書き込んで差し出した。)
はい、ボク様の連絡先。良ければ貰ってくれる?
弦星・心 2022年6月23日
ん。こころ、あそぶときは全力。夏はね、みずでっぽうかってもらって、たくさんあそぶってきめたの。(買ってもらう水鉄砲にも目星をつけているらしい。ウキウキしてるのが伝わるだろう。)
じゃあ、いいわけするとき、たすけてもらうね。(何となく声が小さくなった。ナイショ話だ。)
やった。おねえさんといっしょならうれしい。ん。うけとる。ありがと。(嬉しそうに連絡先を受け取って、自分の連絡先を教えようと、キッズ用のスマホを取り出そうとして…)……アトリエにわすれてきた。(うっかり。手元にそれがないことに気づいてしまった。)
これにあとでれんらくするね。アトリエかえってから、すぐする。
(念押しした。貰った連絡先はポケットにしまって、椅子から立ち上がる。お店を出ればお別れだから、なんとなく寂しくなった。けど、早く帰って連絡先を登録しなきゃ行けない。ほっぺたをぱちぱち叩いて、寂しいのを一旦どっかに放り投げた。)
アリア・パーハーツ 2022年6月26日
いいねえ、水鉄砲。今色んなのあるもんねー…グレネートランチャーみたいなのもあるし…ライフルぽいのもあるから驚いた。
(様々な水鉄砲を知ったのは最近。目の前の少女がどれを選ぶかはわからないが、きっと楽しい思い出になりそうだと思う。)
びしょ濡れなって風邪ひかないよーにね。ふふふ。
うん、お願いするのだぜ。(こそっと返す。内緒の約束が増えた。)
ボク様もまたこころちゃんとデートしてもらえるの、楽しみ。嬉しい。
(受け取ってもらえた連絡先をにこにこと見守る。何やら探しているのを眺めて首を傾げ、)
…ああ。そっか。いつでも大丈夫よ。ありがと。
(手元にスマホがないのは平気なのかな、と心配しつつ慌てている様子はあまりないから追求はしなかった。立ち上がって忘れ物がないかを確認し、卓上の紙を取ってレジに向かいお会計。楽しかった時間はあっという間だったなーと残念そうに、ちょっとゆっくり歩いてしまう。)
弦星・心 2022年6月28日
んむ。みずでっぽうで、がっせんするってお友だちとやくそくしてるの。まけない。いまからきたえる。(ふんす。鼻息粗めだ。)
おねえさんにも、かったらみせたげるね。…かぜは、ひかないように、きをつける…。(最後だけちょっぴり自信がなさそうだ。)
でーと。(繰り返して呟いてちょっぴり照れた。けどさんざん照れたあと。少し開き直って、)…たのしみ。(下手くそに口角を上げた。)
(スマホを置き去りにした前科があるからつい家に置いてきてしまう、なんてこころが話しながら、2人はゆっくりお店を出る。そして、名残惜しい気持ちを我慢して貴女に手を振って走ってアトリエに帰るだろう。)
弦星・心 2022年6月28日
(ケーキを揺らさないように気をつけつつも、アトリエに飛び込むように帰って、こころは改めてスマホに連絡先を登録する。ぽちぽちとゆっくり慣れないスマホをタップして最後の最後で気づくのだ。)
…おねえさん、なまえ、アリアさんっていうんだ…つぎあったら、アリアちゃんってよぼう。
(仲良しの証。次に会った時こそ、と意気込んで、連絡先にお礼を送ることにした。)
(走ったら少しマシになったお腹で、ケーキを食べながら…なんて思って食べかけのケーキを取り出そうとすると、新しいケーキも入っててびっくり。サプライズにしてやられた。)
(お礼のメッセージをぽちぽち。そうして、楽しい一日は過ぎていったのであった。)
弦星・心 2022年6月28日
〆
(お付き合いに、心より感謝を!)