【個】夢は何度でも見せる
白夢・寧夢理 2022年4月4日
卒業パーティー『プロム』。
華やかできらびやかな光を纏って、高級ホテルのフロアを貸し切ったパーティーにて。
白銀の髪を揺らした彼は、漆黒のタキシードを纏って、姫君へ手を差し伸べた
#白夢・寧夢理
#羽望・リムラ
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羽望・リムラ 2022年4月4日
わ、わたし…わたしも…
(何を言うべきだったんだっけ)
(混乱した頭では、言うべきこともわからなくて)
羽望・リムラ 2022年4月4日
(お姫様…お姫様?)
(こんな、少女漫画にあってもおかしくないような)
(女子なら、誰でも夢見るような)
(そんなシチュエーションに流されて)
ね…ねむり、さん………
(すっと目を閉じる)
(無効票)
白夢・寧夢理 2022年4月4日
お姫様……?リムラちゃん……!?
(彼女は目を閉じてしまった。
……考える。これはどうすべきなのだろう、と)
白夢・寧夢理 2022年4月4日
(約束したのだ。
「夢を魅せる」と。
だから……。今を、「夢に変えるべき」なのだ)
お姫様。そのままで構いません。
お手を、その手をこちらへ向けていただけますか?
(優しく、しかして凛とした声はせめて王子様になりきろうとしているのか)
(無効票)
羽望・リムラ 2022年4月4日
(目を閉じたあと…)
(私は何を考えてたんだっけ…)
(私は何をすべきなんだっけ…)
(よくわからなくなってきました…)
(今、何してたんでしたっけ…)
羽望・リムラ 2022年4月4日
(声が聞こえて)
……はい……
(そっと、小さく手を差し出して)
(私がお姫様なら、この声は…)
王子様…私を、ここから…連れ出してください…
(無効票)
白夢・寧夢理 2022年4月4日
(彼女は目を閉じながら何を考えているのだろう。
カウンセラーなのに、今は何も、相手の心がわからない。
わからないけど……楽しい。
彼女とのこの時間が、何より)
白夢・寧夢理 2022年4月4日
(そっと差し出した、彼女の可愛らしい手に、自分の手を添えて)
ええ、プリムラのお姫様。
今、あなたの美しいその手へ、合図をします。
その時に目を開けて、まっすぐ私を見てくださいね。
白夢・寧夢理 2022年4月4日
(そっと、彼女の手の甲へと……自分の唇を近づけた)
(無効票)
羽望・リムラ 2022年4月4日
はい…私の王子様…
(添えられた、手の感触を感じて)
あなたを…信じます…
(手の甲に…小さな、優しい温もりを感じて)
羽望・リムラ 2022年4月4日
(すっと、薄く目を開ける)
……………
(目を開けて…そう、目を開けたら…)
羽望・リムラ 2022年4月4日
………!!!!???!?
(夢を見るのは、眠っている間だけ)
せっ…せせせ…せん……ぱい……?
(さっきまで自分は何を言ってた?)
(いえ、覚えてます。覚えてない方がよかったかもしれませんが)
(手の甲の感触、今の状況)
(つまり、今さっき、何をされたのか?)
(ぎゅーん。すごい勢いで顔が赤くなっていき)
(無効票)
白夢・寧夢理 2022年4月4日
(そっと、彼女の手の甲へと、刻んだ刻印。
静かに顔を離して、彼女を見つめ返す)
素敵な夢の世界から、お帰りなさい、プリムラの姫君。
ふふ、さあ、今ならきっと、もっと素敵に踊れるよ。
(静かにまた手を差し出して)
(無効票)
羽望・リムラ 2022年4月4日
た……ただいま、もどりました……
(どうにか、といった様子で、差し出された手に手を重ねて)
む……むりです……もう無理です……
すみません先輩、私は先に…お陀仏します…
(ぷしゅー、頭から湯気をあげながら)
(よろよろと立ち上がろうと)
(無効票)
白夢・寧夢理 2022年4月4日
リムラちゃん!?
駄目だって!?
帰るまでは頑張って!?
(そっと彼女を支えるように腕を伸ばして)
白夢・寧夢理 2022年4月4日
寄りかかっていいから。
ふふ、そろそろ帰ろっか。
疲れちゃった?
(無意識のうちに、本当に彼女に夢を見せていたようだ
柔らかに笑って)
帰る前に1つ、いい?
(無効票)
羽望・リムラ 2022年4月4日
うぅ、すみません…ご迷惑おかけします…
(寄りかかるのも、それはそれで…と思ったものの、今は素直に)
疲れた…のか、疲れてないのかも、もうよくわかりません…
(踊ったような、踊れなかったような)
(正直それどころでもなく、まるで思い出せない)
羽望・リムラ 2022年4月4日
(でも、踊りが終わって、夢からもさめて)
(夢、見終わっちゃったなぁ、なんて)
(少し、寂しく思いながら)
はい…どうしました?
(近くのパートナーに、顔を向けて)
(力が抜けたような、へにゃりとした顔で)
(無効票)
白夢・寧夢理 2022年4月4日
お疲れのようだから、ふふ。
ちゃんときっちり送ってあげるからね。
(くすくすと笑って)
きっと、夢を見たからだね。ふふ。
白夢・寧夢理 2022年4月4日
(そっと、彼女のドレスのコサージュを示して)
プリムラの花、ちょっとだけ貸してもらえる?
(無効票)
羽望・リムラ 2022年4月4日
夢…そう…そうですね…夢、みてました…
(少しぼーっとした様子で)
えっと…はい、どうぞ…?
(首を傾げながら、プリムラの花…夢への招待状を、それをくれた王子様へ)
(無効票)
白夢・寧夢理 2022年4月4日
そう、夢……。
だから。
(プリムラの花を受け取ると、そっと)
白夢・寧夢理 2022年4月4日
(彼の唇をはプリムラの花に触れる。
花に口付けという刻印が刻まれる。
それと同時に、淡く虹色にプリムラ全体が輝き始める)
これで、よし。
白夢・寧夢理 2022年4月4日
(どうして、ここまでするのだろう。
ああ、きっと。
私も惜しいんだ)
(夢から覚めるのが……。
誰でも愛すると言っていた自分が……)
白夢・寧夢理 2022年4月4日
どうぞ、お姫様。
これは、夢の続きへの招待状。
私の、夢の魔法をこのプリムラに分け与えました。
(輝いたプリムラの花を彼女へと差し出して)
(無効票)
羽望・リムラ 2022年4月4日
…えっ!?
(最初は、また口づけを…自分にではないとはいえ…された事による、恥じらいで)
(最後は、輝く花への驚きで)
せ、先輩…?これは一体…
(戸惑いながらも、その招待状を受け取って)
羽望・リムラ 2022年4月4日
夢の…続き…?
(虹色に輝く花を見つめて)
……綺麗です……
(ほぅ、と感嘆の息を吐く)
夢の、魔法…ねむり先輩って、魔法使いだったんですね…
(無効票)
白夢・寧夢理 2022年4月4日
魔法使い、とはちょっと違うかな。
(くすっと笑って)
夢の癒やし手だから、ね。
白夢・寧夢理 2022年4月4日
このプリムラにかけられた魔法は、貴女に安眠と夢見をもたらしてくれるよ。
それに。
そのドレスで、また私と夢を見てほしいの。
ふふ、今日は、私も夢を見せてもらったから。
(無効票)
羽望・リムラ 2022年4月4日
そうなんですか…
(ちょっと残念そうに)
魔法使い仲間かと思ったんですけど…
羽望・リムラ 2022年4月4日
安眠と、夢見…
(夢への、招待状。それはきっと、いつも素敵な夢を見させてくれる)
(この輝きを見ていると、そんな風に思って)
夢…ねむり先輩も、見てたんですか?
(自分が夢を見ていた覚えはあれど、相手に見せたとは思っておらず)
(どんな夢を見たんだろう。気になって、聞いてみたくて)
わ、わかりました…私も、今日はご迷惑をおかけしましたので…
次こそは、綺麗に踊りきってみせます!
…と、その…か、代わりと言っては何なんですけど…
先輩が見てた夢、教えてもらってもいいですか…?
(無効票)
白夢・寧夢理 2022年4月4日
魔法は使ってるからある意味間違ってないけどね。
(くすくす笑って)
白夢・寧夢理 2022年4月4日
これからずっとぐっすりできるよ、安心だね。
(柔らかに笑って見せて)
夢……。
フフ、私もそうだね。
迷惑なんてそんな。
白夢・寧夢理 2022年4月4日
私はね、今日貴女と踊れるのが夢みたいなものだけれど……。
(そっと目を閉じて)
白夢・寧夢理 2022年4月4日
夢を見せる王子となって、プリムラの姫君に恋をする。
彼女の手を取って、夢の世界へと連れ出して、二人で楽しく踊る……
白夢・寧夢理 2022年4月4日
なんて、夢を見ていた、かもね?
(無効票)
羽望・リムラ 2022年4月5日
そ、そんな…夢みたいだなんて言ってもらえるようなものじゃ…
(目を閉じたあとの言葉を、待って、聞いて)
羽望・リムラ 2022年4月5日
(目をぱちくりとさせて)
(恋をする…恋?王子様がお姫様に?)
(お姫様とは…)
~~~!!!
(すでに今日何度目か、顔が熱くなるのを感じる)
羽望・リムラ 2022年4月5日
(落ち着け!落ち着きましょう、私!)
(夢だって言ったじゃないですか!夢の話!そう!かもの話!)
(目をぎゅっと瞑ってから、頭をぶんぶんと振って)
へ、へへぇ~、そそそうなんですか…
それは、そのー…
(何と言おうか迷って)
き…奇遇な夢ですね…
(無効票)
白夢・寧夢理 2022年4月5日
ふふ……。
だって、夢だもの。
希望に満ちた、素敵な夢。
白夢・寧夢理 2022年4月5日
(彼女が余計なことを考えてしまわないうちに。)
さぁ、帰ろっか。
プロムは、日付が変わる前に女性を送り届けるのがいいとされてる、と聞いたから。
……ちょっと失礼。
リムラちゃん、力を抜いて?
(彼女の背中と脚に手を伸ばして)
(無効票)
羽望・リムラ 2022年4月5日
うぅ…は、はい…もう、そんなに時間経ってたんですね…
(結局今日は、ずっと慌てっぱなしだった気がする)
えっと…はい、こうですか?
(足が緩まない程度に。体全体から、少しだけ力を抜いて)
(無効票)
白夢・寧夢理 2022年4月5日
(肉体に夢の魔力を走らせる。
肉体強化のためだ。
そっと、彼女を抱き上げた。
所謂お姫様抱っこ、というやつだ)
白夢・寧夢理 2022年4月5日
さあ、お姫様、お加減はいかがですか?
ふふ、さあ、帰りましょうか?
(至近距離で彼女の顔を覗き込んだ)
(夢の続きへ(。))
羽望・リムラ 2022年4月5日
ひゃわい!?
(ぐん、と体が上がる)
(この…この体勢は…!)
(いや、気づくべきだった!今の状況で力を抜いて、なんて!ねむり先輩が言うなら!それしかなかった!)
ちょちょちょ先輩!いつ誰に見られるかわからないんですよ!?
するならもっとこう見られない場所…じゃなくて!?
(覗き込まれた目と、しっかりと目をあわせてしまって)
うっ…う、うぅ……お、お願いします……
(諦めにも似た様子で、がっくりと項垂れて)
(項垂れて見えた首筋は、しっかりと赤くて)
(夢の続きへ(。))
白夢・寧夢理 2022年4月5日
むしろ見せていこう?
(くすくすと笑って、彼女を運んでいく)
いいんだよ、ふふ。
住居につくまで、私に委ねてね。
これもきっと夢の続きだから。
白夢・寧夢理 2022年4月5日
(パーティー会場を出ていく中で。
彼女に届くのだろうか。
ずっと、ずっと心が、鼓動が。
高鳴って仕方がなかったのだ……)
(また、彼女と夢を見たいと願ってしまったのだろう
ああ……意識してしまう存在になってしまったのだろう、と。)
白夢・寧夢理 2022年4月5日
これからも、貴女に夢を見せてあげるね。
新学期からも。
(この笑顔で、どこまで誤魔化せたことだろう……)
白夢・寧夢理 2022年4月5日
(それは、プロムナードの。
夢の一幕だった……)
(二人は帰路へとついていくのだった)
白夢・寧夢理 2022年4月5日
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