読書記録
瑠璃堂・レン 2022年1月19日
日々の読書記録をメモしていくスレッドです。
具体的な作品名は伏せてただ単に「読んだ」とだけ報告してもいいですし、しっかり感想まで書いてもいいです。
ただし、過度のネタバレになりそうな場合は『PBWめも』を利用するなどしてくださいね。
https://pbwmemo.net/
小説以外の書籍もOKですが、漫画はこのスレッドでは対象外とします。
団員以外の利用もOKです!
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瑠璃堂・レン 6月24日10時
読み終わりました。
意外と実践的な内容で面白かったですね。
瑠璃堂・レン 6月26日10時
有栖川有栖『狩人の悪夢』を読み始めました。
夢というと僕はフロイトの『夢判断』を連想します。フロイトは著作集を読んだことがあって、かなりハマってましたね。
瑠璃堂・レン 6月28日15時
『狩人の悪夢』はいったんやめて
今村昌弘『明智恭介の奔走』を読み始めました。
出たばかりの新刊なので、早めに読みたいですからね!
瑠璃堂・レン 7月8日11時
読み終わりました!
主人公の明智恭介が良いキャラクターなんですよね。表紙のイラストも格好いい……。
『屍人荘の殺人』の前日譚というとで、殺人事件みたいな派手な事件は起こらないのですが、なかなか良かったです。
こちらを先に読んでその後『屍人荘の殺人』を読むという順番もそれはそれでアリですね……。
瑠璃堂・レン 7月18日09時
『狩人の悪夢』も読み終わりました!
まぁなんというかとことん不運な犯人でしたね……。
しかし考えてみればミステリの犯人なんてほとんどが不幸なもの。恵まれた環境にいればまず殺人を犯す必要なんてないですからね。
瑠璃堂・レン 7月19日13時
阿津川 辰海『紅蓮館の殺人』を読みはじめました!
瑠璃堂・レン 7月20日09時
続きを読んでいます
館焼失のタイムリミットがあらかじめ明示されてるの面白いですね
瑠璃堂・レン 8月2日08時
読み終わりました!
こ、後期クイーン的問題〜!
山火事によるクローズドサークル!
オーソドックスな館ものかと思いきやちょっと捻ったところもある作品で良かったですね。
犯人の心理として、殺害方法の選択に違和感があるとか、いくらなんでも偶然が重なりすぎているとかは思いましたが。
続編もあるようなので、そちらも読んでみます。
瑠璃堂・レン 8月5日18時
続編の『蒼海館の殺人』を読み始めました。
最初「そうかいかん」って読んでしまったけど、「あおみかん」が正しいようです。
瑠璃堂・レン 8月10日10時
続きを呼んでいます。
前作が後味の悪い終わり方だったのもあって、ちょっと暗めな展開が続きます。新キャラの三谷君は明るくて癒しですね。
なんとなく作者のパターンが読めてきた気もしますが、ミスリードの可能性もあるので油断はしません。
瑠璃堂・レン 8月11日09時
連続殺人……!
いやぁ、盛り上がってきましたね。熱い展開です。
瑠璃堂・レン 8月19日09時
続きを読んでいます。
プロットがとんでもなく複雑ですごいですね……!
瑠璃堂・レン 8月22日14時
読み終わりました!
前作は後味の悪い終わり方でしたが、その分今作は感動的でいい読後感の残るラストでした。
犯人と使われたアイテムは当てることができましたが、メインの事件以外にもあまりにも多くの事象が起きているので、全ての謎に正当を出すことは難しいタイプですね。
プロットが複雑で、その分細かい粗もどうしても出てきてしまうのでしょうね。
とはいえ、面白い作品で楽しめました!
瑠璃堂・レン 8月23日17時
ピエール・ルメートル『その女アレックス』を読み始めました。
登場人物にカミーユという男性が出てきて、女性みたいな名前だなと……。
瑠璃堂・レン 8月26日09時
続きを読んでいます。
カミーユの飼い猫の名前がドゥドゥーシュで、なんだかルルーシュみたいな名前ですね。
瑠璃堂・レン 8月29日09時
第一部を読み終わりました。
まだどういう方向に物語が進んでいくのか判然としませんね。
瑠璃堂・レン 9月8日14時
読み終わりました!
作品構造やプロット展開について終盤まで見誤っていたので、そこはやられた!って感想です。
ただ、とにかく胸糞の悪くなるような話が延々と続くので苦手な人も多いとは思います。
瑠璃堂・レン 9月10日13時
白井智之『名探偵のはらわた』を読み始めました。
この作者の本は好みな内容のことが多いので期待です。
瑠璃堂・レン 9月12日22時
続きを読んでいます。
おおっと! 予想外の展開……そうきましたか!
瑠璃堂・レン 9月22日06時
読み終わりました!
この作者の作品はグロテスクで猟奇的な内容のことが多かったのですが、今回はまさかの王道エンタメ小説でしたね。面白かったです。
トリックの為に特異な世界観を構築する、というのはいつものパターンですが毎回その世界観が悪趣味で魅力的なんですよね。今作では悪趣味さこそ無くなっていましたが、やはり世界観が素敵です。金田一耕助などの名探偵が実在の人物だった、というのがミステリ趣味に沿って良かったです。
瑠璃堂・レン 9月26日09時
『珈琲店タレーランの事件簿 2 彼女はカフェオレの夢を見る』を読み始めました。
今回も豆知識がたっぷりですね!
瑠璃堂・レン 10月2日11時
続きを読んでいます。
作中に出てきていた『コーヒー&TV』のミュージックビデオも見てみました。
コーヒーではなくミルクをメインキャラクターに持ってくるという点が良いですね。なんだかかポンキッキーズにありそうな映像で好きです。
瑠璃堂・レン 10月4日09時
読み終わりました!
ちょっとやりすぎなくらい同じパターンとモチーフが繰り返し使われる、ミルフィーユみたいな一冊でしたね。
一部はちゃんと伏線として機能していて、それ以外にも伏線が散りばめられていて楽しめました。
急に治安が悪くなったのは苦笑してしまいましたが。
瑠璃堂・レン 10月5日18時
倉知淳『豆腐の角に頭ぶつけて死んでしまえ事件』を読みはじめました。
瑠璃堂・レン 10月7日11時
読んでいます。
ミステリな趣きのある、ショートショートといった内容ですね。
ちょっとオチが弱いでしょうか?
瑠璃堂・レン 10月20日09時
読み終わりました!
面白かったですが、オチが好みではなかったり弱かったりする短編が多かったでしょうか。
けれど、最後の短編『猫丸先輩の出張』はかなり良かったですね。
瑠璃堂・レン 10月26日14時
井上真偽「ぎんなみ商店街の事件簿」を読み始めました。
ちょっと変わった形式の本で、「Sister編」と「Brother編」の2冊に別れていて、それぞれ単独だと謎がすべて解けずに残る仕掛けになっているようです。
なんだかポケモンのバージョン違い商法みたいですね。
瑠璃堂・レン 11月16日09時
読み終わりました!
2冊の本を一話ごとに交互に読んでいくという読者体験はなかなか新鮮で良かったです。
Sister編は三姉妹が主人公で、Brother編は四兄弟が主人公となっており、キャラクターがなかなか魅力的でした。
同じ事件を異なる視点から見ていくという作品構造が面白かったです。ただ、もしこれが一冊の作品だったらミステリーとしては引っかかる部分も多くて微妙だったかもしれません。ポケモン商法みたいに2冊を買わせて同じ事件を反復させるという手法も、僕は楽しめましたが人によっては嫌がるかもしれませんね。
瑠璃堂・レン 11月19日19時
白井智之『東京結合人間』を読んでいます。
いや、氏の作品の中でもかなりグロテスクで奇天烈な方じゃないでしょうか……。
描写が凄惨です!
瑠璃堂・レン 11月26日21時
読み終わりました!
グロテスクで悪趣味な内容と描写に読む人を選ぶ作品ではあります。
でも、僕はこの作品大好きです! 特殊設定が活用が芸術的に上手いですよね。まるで人狼ゲームみたいな、論理パズル的な要素も僕好みでした。
瑠璃堂・レン 11月29日12時
石持浅海『風神館の殺人』を読みはじめました!
復讐者が……復讐者が多すぎる!
瑠璃堂・レン 12月6日09時
続きを読んでいます。
シチュエーションが面白いですね。登場人物達が犯罪計画の真っ最中だから警察を頼ることができないという、物理的には閉鎖されていないのに精神的・社会的に外部との接触が禁止されているクローズドサークルが成立しています。
そして人がサクサク死んでいってテンポが良いです。
瑠璃堂・レン 12月9日09時
読み終わりました!
登場人物は多いですが、それほど長くもなくまるで人狼ゲームみたいに次々と人が死んでいく作品でテンポよく読み進められました。
ただ犯人特定のロジックが物証によるものではなく、仮定を重ねた心理的なものなのは僕の趣味ではなかったです。
けれど、真相が分かってみれば、犯人の動機や作品の構造には納得しかなく。説得力がありました。
舞台設定の巧妙さなど、優れた作品でした。
瑠璃堂・レン 12月12日18時
阿津川辰海『黄土館の殺人』を読み始めました。
シリーズ3作目ですね。探偵役の葛城君も大学生となり、成長が描写されていて面白いです。
瑠璃堂・レン 12月29日10時
『黄土館の殺人』読み終わりました!
ストーリーやキャラクターが良くて楽しめました。
トリックなども悪くないのですが、難易度設定に難があり……ちょっとヒントを丁寧に出しすぎでは、と感じましたね。
瑠璃堂・レン 12月30日23時
飯城 勇三『名探偵ガイド』を読み始めました。
海外ミステリから50名、国内ミステリから100名の名探偵を紹介しているガイドブックです!
瑠璃堂・レン 1月9日13時
『名探偵ガイド』読んでいます。
これは良い本ですね。ドルリー・レーンも出てきましたが、解釈が一致しています……!
瑠璃堂・レン 1月15日14時
読み終わりました!
最近読んだ作品の探偵もたくさん載っていて良かったですね。
漫画やライトノベルからも選ばれてたのが、幅広いなと思いました。
でもどうせならゲームからも選んで欲しかったかもしれないです。ゲームにも成歩堂くんやレイトン教授など、魅力的な名探偵がいますから。
瑠璃堂・レン 1月16日09時
似鳥 鶏『叙述トリック短編集』を読みはじめました。
表紙イラストが漫画家の石黒 正数です!
瑠璃堂・レン 1月28日20時
読み終わりました!
全てのエピソードが叙述トリックという変わった短編集で面白かったです。
特にあとがきがこれ、良かったですね。
あらかじめ叙述トリックありということを明言しているのは、それを伏せている場合と比較すればフェアでしょうか?
けど、どのような叙述トリックが使われてあるか推理可能かと言えばそれは疑問ですし、そもそも叙述トリックって言わば「何でもあり」なのでどうしても別解はでてくるように思います。完全にフェアにすることは難しいのでしょう。
瑠璃堂・レン 1月30日08時
殊能将之『黒い仏』を読み始めました。
日本ミステリ史に残る問題作……ということですが。読み進めていくとクトゥルフ神話へのオマージュに気付かされます。
瑠璃堂・レン 2月5日10時
読み終わりました!
いや、まさに問題作……。○○○○○○○○○を取り扱ったミステリはいくつも存在するのですが、これはまた取り扱い方が特異なんですよね。
この作品はクトゥルフ神話をどの程度知っているかでもかなり評価が分かれそうですね。
僕はラヴクラフトもロバート・ブロックも大好きなのでかなり気に入りました。
瑠璃堂・レン 2月7日12時
今邑 彩『金雀枝荘の殺人』を読み始めました。
瑠璃堂・レン 2月9日09時
続きを読んでいます。
あまりに多くの要素が『うみねこのなく頃に』と一致しているので驚きました。
モチーフが一緒なだけ……というよりはうみねこの方が直接的な影響を受けている気もしますね。
瑠璃堂・レン 2月13日10時
読み終わりました。
最後の一行で確信しました。これ、「うみねこのなく頃に」の元ネタの一つです。
うみねこ自体多くの作品を参照しているメタミステリですが、この作品の影響はとくに大きいでしょう。
うみねこや「なく頃にシリーズ」のファンには是非読んでみてもらいたいです。
瑠璃堂・レン 2月14日10時
エラリイ・クイーン『九尾の猫』(新訳版)を読み始めました!
瑠璃堂・レン 3月1日01時
読み終わりました!
今作は探偵エラリーの心理描写や、陰鬱とした戦後社会の雰囲気の描写に重きが置かれていて読み応えがありました。
その分、従来の作品的なパズル性は薄いのですが、それでも謎(「被害者を結ぶミッシングリンクは何か」「犯人は誰か」)とその解明は面白かったです。
ただ、やや冗長で退屈と感じる部分も多く、全体的に暗い雰囲気で、読む人は選ぶでしょうね。
僕はあの、やるせない終わり方も好きですが……。
瑠璃堂・レン 3月3日09時
小栗虫太郎『黒死館殺人事件』を読み始めました!
瑠璃堂・レン 4月2日16時
読み終わりました……。けど、かなりの部分が理解不能で流し読みしてました。
衒学趣味は僕の趣味に合う所ですが、論理よりも幻惑的な印象を優先させているのでしょうか。結局解明されない思わせぶりな謎、現実にはありえない疑似科学的なトリック、意味不明な言動によって誰一人にも共感できない登場人物達……。ミステリ小説としては完全に破綻していますね。
まぁ、この本を通常のミステリ小説のように読もうという姿勢が既に間違っているのでしょうが。
瑠璃堂・レン 4月7日09時
『シャーロック・ホームズの帰還 新訳版 シャーロック・ホームズ (角川文庫)』
を読み始めました。
と言ってもシャーロック・ホームズの帰還自体かずっと前に読んでいるのですが、この訳でははじめてです。
なんだか、記憶よりもずっとホームズとワトソンがいちゃいちゃしてるような……?
月日がたち、その分僕の心が汚れてしまっているのでしょうか?