贄田探偵事務所

【回想】流れ着いたもの【RP】

贄田・月之丞 2021年12月2日
状況:刻逆が起こり様々な人種が新宿島に漂着し始めた頃
場所:新宿歌舞伎町

発言可能PC:贄田・月之丞 テオ・ヴェール




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贄田・月之丞 2021年12月2日
(新宿歌舞伎町。時刻は夜。平時なら明かりの消えぬこの眠らない街はどこもかしこもシャッターが閉まり今や見る影もない。そんな死に瀕した街を、コートをはためかせながら気だるそうに歩く男が一人。『探偵』贄田月之丞。歌舞伎町の住民である身ではあるがこの街の有様を淡々と観察する)
あーあ…何処も彼処も死んでんじゃぁねぇか。しかも新宿以外消滅ってよぉ…ざけてんのかマジで。
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テオ・ヴェール 2021年12月3日
(仏の国から命からがら逃げ延びた際に両親とも逸れ、流れ着いた先は唯一消滅しなかった新宿島。あの人達の事だからきっと何処かで生きているだろうとまずは自分の身を案じる事にした。襲撃を受けて機械じかけの黒翼はあらぬ方向へ曲がり、体の節々が悲鳴を上げている)
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テオ・ヴェール 2021年12月3日
……っ、何本か持ってかれたか(じんわり広がる脇腹の赫を押さえながら、応急処置がてら服の裾を唇で噛み切って包帯し巻いておく。あらゆる事態に常に備えられる様にしているものの、今回の出来事は想定以上だった。夜──明かり消えぬこの街を見上げるも視界はぼやけて、歌舞伎町の裏路地で人知れず壁に凭れかかる。疵は、癒えない)
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贄田・月之丞 2021年12月4日
(インフラは機能していない。明かりと言えるものは精々月明かりだけか。人工の光がない今こんなにも月が明るい事に気付くのは皮肉なもんだな、などと独り言ちつつ路地裏へ足を踏み入れる)
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贄田・月之丞 2021年12月4日
あん?(座り込んで壁に凭れ掛かっている人影。平時の歌舞伎町ならさほど珍しくない光景だが、状況が状況だ。それに明らかに此処の住民じゃない者も増えていると聞く。善意の人助け、なんて進んでやる柄では無い。何か得られるものがあるかもしれない、と打算的に勘が働き)オーイどした。大丈夫か。生きてっかオイ?(大丈夫じゃないのは見て分かるが、まずは意識の有無の確認をする)
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