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メルフィン・リルウッドのフレンド

😊狗尾・黑猫

嗚呼、我が運命。どうか健やかに。
男は虚無だった。深夜まで続く激務、味気ないコンビニ飯、変わらない日常……、♯気付けば、知らない世界、知らない景色。知らない翼──でも、どうでも良い。そう意識を沈ませる刹那、彼は光を見た。♯それは彼に憑く悪魔の強い殺意だった。ある天使に対しての。けれどその心の動きこそが、彼が悪魔を捻じ伏せるほどの希望になった。彼女こそが、生きる意味だと。ただそれだけが。♯そして男は、ただ一人の為の執事となった。
顔見知り